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殿様の試写室

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ジャッキー
ファーストレディ 最後の使命
-2-
 
JACKIE


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(C)2016 Jackie Productions Limited

 
そうなんです。
ケネディ大統領はもはや伝説。
ジャクリーン夫人宛にお悔やみの手紙を書いたとのも
伝説の時代に属する150歳ですが。

お返事はありませんでした。そりゃあ、世界中からたっくさんお悔やみが来たのでしょうから当り前ですわね。
いくら子どもだったとはいえ、どうしてケネディにあれほど夢中になったのでしょう。
 

昔は、ジャクリーン夫人については
目と目の間が広い人だなあという印象でした。
今では、顎ががっしりした個性的な顔立ちの美人だなと思っていますが。
 
だから、ナタリー・ポートマン演じるジャッキーは
可愛すぎてまるでバービー人形みたいでした。
でも、この際、そうした物足りなさは脇に置いて、
ジャッキーの苦悩と決断を
大人の目で確認してみるのもいいかもしれません。

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ストーリー
1963年11月22日。テキサス州ダラスに着陸したエアフォース・ワンの中で
ジャッキーはスピーチの練習に余念がなかった。
夫ジョン・F・ケネディの政治活動の重要な鍵を握るジャッキーは
来年の大統領選挙に向けて、
彼への反感が強い南部での人気を得ようと必死だった。
大統領とその美しい妻を見ようと集まった観衆に
パレードのオープンカーからにこやかに手を振るジャッキー。

と、その時
銃声が!
彼女の膝の上に崩れ落ちるケネディ――
 
病院で夫の死を告げられたジャッキー。
だが、悲しんでいる時間はない。
夫の遺体と共にワシントンD.C.へ戻り、
機中ではジョンソン副大統領の大統領就任宣言に立ち合い、
到着後は司法解剖が待っている。
 
血糊のついた服を着替えるように勧められても
「反ケネディ派の人間に彼らがしたことを見せてやる」と
血まみれのピンクのスーツを脱ごうとしないジャッキー。
空港には大統領の弟のロバート・ケネディ司法官が出迎えていた。
 
ロバートと共に病院からホワイトハウスへ夫の遺体を運び、
一人になった彼女はようやく思いっきり泣いた――
 
翌日、彼女は葬儀の準備にとりかかる。
人気絶大だったとはいえ、就任わずか2年10か月での暗殺。
このままなら、ケネディはあっという間に忘れ去られてしまうだろう。

ジャッキーが考えたのは没後100年を経ても未だ偉大な大統領として
人々の記憶に残るリンカーン大統領。
馬車と騎馬に先導され、
参列者と共にセント・マシューズ大聖堂まで徒歩で進む。
リンカーン大統領のような葬列にするのだ―――
 
親族を集め、ケネディにふさわしい墓地を探し、
葬儀の招待客リストを作り、
さらにホワイトハウスを出た後の住居も探さなければいけない。

ホワイトハウスはただの公邸ではなかった。
倉庫にあった膨大な美術品や調度品などを選び出して飾り、
自ら調達した資金で新たな品も買い足して修復もしたのだ。
それはホワイトハウスを国民と分かち合い、
アメリカの偉大さを伝えるためだった。
ホワイトハウスをジャッキー自身が案内するTV番組は
大変な視聴率を記録したものだ。
 
そして、まだ幼い子どもたちに
パパの死を理解させるという母親としての大切な仕事もあった―――
 
世界中の要人が葬儀への出席を表明した。
だが、各国政府は自国元首たちに徒歩行進は控えるように通達。
ジョンソン新大統領の特別補佐官もロバート司法長官に
あの事件の直後にジャッキーと歩くのは危険過ぎると告げ、
ロバートも葬列に反対する。
孤立無援のジャッキー。

その頃、夫を狙撃したオズワルドも護送中に殺され、
さすがに恐怖を覚えるジャッキーだったが……
 
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私人か公人か、が話題になっていましたが、
ファーストレディはまさしく公人です。
公人であるがゆえに涙を拭い去り、
大統領の葬儀を後世に語り継がれるものとしてプロデュースしたんですね。
 
ジャッキーへの偏見はそろそろ捨ててもいいかもしれません。
 
ただ、バービー人形のナタリー・ポートマンに一言。
もう少し肩の力を抜いて演技してほしいんですけど。
いつまでも優等生然とした女優さんからは脱却してほしいものです。
 


 


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ジャッキー
監督/パブロ・ラライン、脚本/ノア・オッペンハイム、撮影/ステファーヌ・フォンテーヌ、衣装/マデリーヌ・フォンテーヌ、プロデューサー/ダーレン・アロノフスキー
出演
ナタリー・ポートマン/ジャクリーン・ケネディ、ピーター・サースガード/ロバート・F・ケネディ、グレタ・ガーウィグ/ナンシー・タッカーマン、ビリー・クラダップ/ジャーナリスト、ジョン・ハート/神父、リチャード・E・グラント/ウィリアム・ウォルトン、キャスパー・フィリップソン/ジョン・F・ケネディ
3月31日(金)TOHOシネマズシャンテ他にて全国ロードショー
2016年、英語、アメリカ・チリ・フランス、カラー・モノクロ、99分、日本語字幕/松浦美奈、配給/キノフィルムズ/木下グループ、http://jackie-movie.jp/

by Mtonosama | 2017-03-27 06:08 | 映画 | Comments(6)


ジャッキー

ファーストレディ 最後の使命

-1-


JACKIE


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(C)2016 Jackie Productions Limited


いまのアメリカ大統領を見れば、

まさにケネディ大統領は伝説、いえ、神話にも思えます。

その神話ともいえる彼のイメージを

彼の死後、半世紀以上にもわたって保ち続けるのに貢献しているのが

ジャッキー ーー ジャクリーン・ケネディ

であるというのが本作のコンセプトです。


19631122日。

世界中に衝撃が走りました。

若くてハンサムなケネディ大統領が銃弾に斃れた、というのです。


日本では

1123日早朝、放送史上画期的な実験が行われました。

太平洋を越えたテレビ初の日米宇宙中継。

午前528分、太平洋を越えてきた映像がモニターテレビに映し出されます。


この歴史的な電波に乗って送られてきたのが

ケネディ大統領暗殺の悲報でした。


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子どもだったとのもこのニュースを見ました。

目に飛び込んできたのはオープンカーに乗っていた大統領が倒れる様子。

霧のような血しぶきが画面を染めたように見えたのは

その後、繰り返しテレビや映画でその場面を観たせいかもしれません。

ジャクリーン夫人が”O,No!”と叫んだということも知りました。


ただ、とのの目に灼きついたのは

銃撃の後、車のトランクの方へ這って逃げていくジャクリーン夫人の姿。

まるで、ケネディを見捨てて逃げ出すような姿が

子ども心に許せないと思っていました。


当時の第一印象があまりに強いため、

「彼女がいたから、JFKは伝説になった――」

と言われても素直にうなずけないのが本心であります。


でも、幼いジョンJ.や、つい先日まで日本大使だったキャロラインが

父の棺を見送ったあの情景は今も心に残っていますし、

北爆を開始したのがケネディだったということを知っても

彼が素晴らしい大統領だったと思えるのは

やはり誰かの努力があったからだし、

その努力は一番身近なジャクリーン夫人が行った

と考えるのが妥当なのかもしれません。


子どもの頃のトラウマはとりあえず脇において

彼女の年表を見てみましょう。


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ジャクリーン・ケネディ

1929728日 NYに生まれる。父は裕福な上流階級の株式仲買人

1940年 両親が離婚

1942年 母が資産家と再婚

1947年 ヴァッサー女子大に入学

社交界デビューした女性のトップ

「デビュタント・オブ・ザ・イヤー」を受賞

1949年 フランス留学。帰国してワシントン大学に編入

1951年 知人のパーティでジョン・F・ケネディに出会う

1952年 「ワシントン・タイムズ・ヘラルド」に入社。

金融会社に勤める男性と婚約するが、

ケネディと再会し交際するようになり婚約解消

同年11月 ケネディがマサチューセッツ州から上院議員に選出される

1953年 ケネディと結婚

1956年 最初の子供を死産

1957年 長女キャロライン誕生

1960年 ケネディ、大統領選への出馬表明

1961年 長男ジョンJ.誕生。

ケネディが大統領に就任し、31歳でファーストレディに

1962年 ホワイトハウスを案内するTV番組に出演

同年10月 キューバ危機

1963年 次男パトリックが生後3日で亡くなる

同年1122日 ケネディ大統領暗殺。34歳で未亡人になる

1964年 NY

1968年 ロバート・ケネディ暗殺

ギリシャの海運王オナシスと再婚

1975年 オナシス死去。出版社に入社し、編集者として働く

1988年 マイケル・ジャクソンの自伝を出版

1994519日 死去。享年64歳。

アーリントン墓地のケネディの隣に埋葬される


あの、私事で恐縮ですが、

ジャクリーン夫人はとのの母と生まれた年も亡くなった年も同じなんです。

自分は恐らくどこかで彼女に母を投影している部分があって

オープンカーから逃げ出そうとしたり、

大金持ちのオナシスと結婚した彼女が嫌だったのだと思います。

母にはそんなふうであってほしくないですから。


彼女自身、自ら演出したケネディ大統領の伝説化に

束縛された人生だったのかもしれませんね。


それはさておき、

いったいどんな映画なのでしょうね。

次回まで乞うご期待でございますよ。



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ジャッキー

監督/パブロ・ラライン、脚本/ノア・オッペンハイム、撮影/ステファーヌ・フォンテーヌ、衣装/マデリーヌ・フォンテーヌ、プロデューサー/ダーレン・アロノフスキー

出演

ナタリー・ポートマン/ジャクリーン・ケネディ、ピーター・サースガード/ロバート・F・ケネディ、グレタ・ガーウィグ/ナンシー・タッカーマン、ビリー・クラダップ/ジャーナリスト、ジョン・ハート/神父、リチャード・E・グラント/ウィリアム・ウォルトン、キャスパー・フィリップソン/ジョン・F・ケネディ

331日(金)TOHOシネマズシャンテ他にて全国ロードショー

2016年、英語、アメリカ・チリ・フランス、カラー・モノクロ、99分、日本語字幕/松浦美奈、配給/キノフィルムズ/木下グループ、http://jackie-movie.jp/


by Mtonosama | 2017-03-24 06:59 | 映画 | Comments(2)