ブログトップ | ログイン

殿様の試写室

mtonosama.exblog.jp

殿が観た最新映画をいち早くお知らせ!

タグ:ペネロペ・クルス ( 5 ) タグの人気記事

ある愛へと続く旅 -2-
Twice Born

f0165567_635561.jpg

(C)Alien Produzioni / Picomedia /Telecinco Cinema/ Mod Producciones 2012


本作の監督セルジオ・カステリットは言っています。

「映画は“空想の産物”とはいえ、サラエヴォ包囲に代表される旧ユーゴスラヴィアで起きた戦闘は目を背けられぬ真実であり、今なおレイプや当時の記憶が戦火を生き抜いた人々の目から読みとることができます。“真実の”映画は写実的である必要はありませんが、それでも道徳的なストーリーを持ち、感動的なドキュメンタリーで
あり、心理を描写したルポルタージュであるのです」


監督と共に脚本を担当したのはマルガレーテ・マッツアンティーニ。
本作の原作(”VENUTO AL MONDO”)も書いた彼女は、監督の奥さんです。
さらに――
ペネロペ・クルス演じるジェンマの息子ピエトロを演じたのは監督夫婦の実の息子であるピエトロ・カステリット。
線が細い反抗期の少年を好演しました。

かつて(といっても、まだ20年ほどしか経っていないのですが)
戦場だったサラエヴォ、モスタル、クロアチアで撮影された本作。
それにしても、こんなに美しい場所が戦場だったのですね・・・


f0165567_6482352.jpg

ストーリー
優しい夫と難しい年頃の息子ピエトロとローマに暮らすジェンマ。
ある日、彼女に1本の電話がかかってきた。
それは青春時代を過ごしたサラエヴォに住む友人ゴイコからだった。
ジェンマは16歳になる息子ピエトロを伴い、自らの過去を訪ねる旅に出かける。

――20年以上前サラエヴォに留学していたジェンマは友人のゴイコに
アメリカ人カメラマン・ディエゴを紹介された。
ひと目で恋に落ちたジェンマとディエゴ。
二人は結ばれ、ローマで新婚生活を送る。
幸せな二人のもうひとつの望みは子どもだったが、授かることはできなかった。

かつてイタリアの東に隣接するユーゴスラヴィアの美しい都市サラエヴォには
国境を越えて世界中から若者たちが集まってきていた。
だが、そんなサラエヴォにも民族紛争の波が押し寄せてくる。
ディエゴは戦場カメラマンとしてローマからサラエヴォに向った。
その後に続いたジェンマも人道支援活動に参加。今や戦場と化したサラエヴォに暮らし始めた。
戦地サラエヴォでの日々を送りながらも、ジェンマはディエゴの子どもを切望した。
二人は代理母を捜し始め、美しい声を持つ歌手志望の女性アスカに出会う。
彼女に願いを託すジェンマ。
しかし、戦況は日々悪化する。殺害、強姦の日常化――
美しかったサラエヴォはもうどこにもなかった。
そんな中でアスカは出産。
生まれたばかりの赤ん坊を守るためにジェンマはローマに戻ることを決意。

一秒でも早くと軍用機に飛び乗る直前、ディエゴは一人サラエヴォに残ると告げる。
それが二人にとっての永遠の別れとなってしまったのだ――

それから16年後。
ジェンマは命からがらサラエヴォを脱出し、彼女と赤ん坊を助けてくれた大尉と再婚していた。
そして、16歳になった息子ピエトロと共にサラエヴォにやってきた。
ゴイコとの再会。蘇る青春の日々。ゴイコとの間のつきない話題はディエゴの想い出。
ディエゴと出会った場所、過ごした街をピエトロと共にめぐるジェンマを見守るゴイコは
旅の終りにある島へ母と子を誘った。
そこにあったのはあまりにも重く切ない真実だった……

若い恋人たちを前面に押し出すことで戦争の悲惨さが残酷なまでに迫ります。
そう、ビットリオ・デ・シーカの名作「ひまわり」(‘70)を思い出してしまいました。
映画の冒頭、今は亡きディエゴの回顧写真展を見るジェンマの目に映る不思議な薔薇の模様。
そして、ラストで解明されるその謎。
戦争そのものを描くのではなく若い男女の愛を通じて戦争の痛ましさが浮き出してきます。

連日海外ニュースで報道されたあの戦争も20年も経つと忘れられてしまうのかもしれません。
時の流れは容赦がありません。
とはいえ、忘れ去ってしまうにはあまりにも多くの傷跡を人々の心に残しました。
そして、それは次世代につながっていきます。
16歳のピエトロという存在は戦争が終わってからの時間を意味するものであると同時に
新しい時代を引き継ぐものとして描かれているようでもありました。





お手数ではございますが、ポチッとひと押ししていただければうれしゅうございます♪
↓↓↓↓↓
にほんブログ村 映画ブログ 新作映画・試写会へ
にほんブログ村
☆11月1日に更新しました。もう11月です。手帳を買わなくては。いつも応援ありがとうございます☆

ある愛へと続く旅 
監督/セルジオ・カステリット、脚本/マルガレート・マッツアンティーニ、セルジオ・カステリット、原作/マルガレート・マッツアンティーニ(バイキング・ペンギン刊)、撮影監督/ジャンフィリッポ・コルテイチェッリ、音楽/エドゥアルド・クルス、製作/セルジオ・カステリット、ロベルト・セッサ
出演
ペネロペ・クルス/ジェンマ、エミール・ハーシュ/ディエゴ、アドナン・ハスコヴィッチ/ゴイコ、サーディット・アクソイ/アスカ、ピエトロ・カステリット/ピエトロ、ジェーン・バーキン/精神分析医
11月1日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー
2012年、イタリア・スペイン、イタリア語・英語・ボスニア語、129分、原題/VENUTO AL MONDO、http://www.aru-ai.com/

by Mtonosama | 2013-11-01 06:51 | 映画 | Comments(4)
ある愛へと続く旅 -1-
Twice Born

f0165567_6423229.jpg

(C)Alien Produzioni / Picomedia /Telecinco Cinema/ Mod Producciones 2012


ユーゴスラヴィア。
7つの国境、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字、
そして、1つの国家といわれた国。
旧ユーゴスラヴィアという国家がはらんでいた多様性であります。
それでもチトー大統領というカリスマ的指導者の存命中はこの国はまとまりをみせていました。

1984年には、サラエヴォで冬季オリンピックも開催されています。
カタリナ・ヴィット。東ドイツ・フィギュアのゴールドメダリストです。
ご記憶でしょうか。美しい選手でした。

ディナール・アルプスに囲まれたサラエヴォ渓谷の中にあるサラエヴォ。
丘陵地帯に拡がる美しい街です。

f0165567_6431495.jpg


この地でかつて血で血を洗う民族紛争が起こったことはいまだ記憶に鮮明です。

実をいうとオリンピックよりもサラエヴォの街で繰り広げられた爆撃や殺戮の方が印象に強いとのです。
写真にある丘陵にもくもくと上がっていた爆撃の土煙りが今も見えるような気がします。

本作「ある愛へと続く旅」はそのオリンピックの余韻も覚めやらず
サラエヴォが豊かで平和だった頃から始まります。

イントロが長くなったのは(あ、いつものことですね)
サラエヴォの平和な時代をなかなか思い浮かべることができなかったからでして、
恐縮でございます。

f0165567_6501948.jpg

サラエヴォを描いた映画は数多くあります。
サラエヴォ出身のエミール・クストリッツァ監督の
「パパは出張中!」(‘85)「アンダーグラウンド」(‘95)
マイケル・ウィンターボトム監督「ウエルカム・トゥ・サラエヴォ」(‘97)
旧ユーゴスラヴィア出身のダ二ス・タノヴィッチ監督「ノーマンズ・ランド」(‘01)
この映画、印象的でした。
サラエヴォ出身のヤスミラ・ジュバニッチ監督「サラエヴォの花」(‘07)「サラエヴォ、希望の街角」(‘10)・・・・・
書き出していたらキリがありません。

Wikipediaには、ユーゴスラヴィア連邦解体の過程で起こったユーゴスラビア紛争は、
1991年から2000年まで主要な紛争が継続した、とあります。
2006年にモンテネグロが独立したことで、旧ユーゴスラヴィアを構成していた6つの共和国が完全に独立しました。7年前にやっと落ち着いたことになるのですね。長い戦争でした。
本作「ある愛へと続く旅」はこれまでの映画のように紛争をテーマにした映画ではありません。
戦前から戦後にいたる男女の愛の映画。
そう、ラブ・ロマンス。
映画の王道であります。

ただし、ただのラブ・ロマンスと思ってスクリーンに臨むと手痛いパンチを受けることになりますが。
ペネロペ・クルスとエミール・ハーシュが演じる恋人たち。
さあ、いったいどんなお話でしょうか。
続きは次回まで乞うご期待でございます。



どうぞポチッとお願いします♪
↓↓↓↓↓
にほんブログ村 映画ブログ 新作映画・試写会へ
にほんブログ村
☆10月29日に更新しました。いつも応援ありがとうございます☆

ある愛へと続く旅 
監督/セルジオ・カステリット、脚本/マルガレート・マッツアンティーニ、セルジオ・カステリット、原作/マルガレート・マッツアンティーニ(バイキング・ペンギン刊)、撮影監督/ジャンフィリッポ・コルテイチェッリ、音楽/エドゥアルド・クルス、製作/セルジオ・カステリット、ロベルト・セッサ
出演
ペネロペ・クルス/ジェンマ、エミール・ハーシュ/ディエゴ、アドナン・ハスコヴィッチ/ゴイコ、サーディット・アクソイ/アスカ、ピエトロ・カステリット/ピエトロ、ジェーン・バーキン/精神分析医
11月1日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー
2012年、イタリア・スペイン、イタリア語・英語・ボスニア語、129分、原題/VENUTO AL MONDO、http://www.aru-ai.com/

by Mtonosama | 2013-10-29 06:57 | 映画 | Comments(4)
ローマでアモーレ -2-
To Rome with Love

f0165567_6135521.jpg

(C)GRAVIER PRODUCTIONS,INC. photo by Philippe Antonello

約半世紀にわたって映画を撮り続けていながら、
基本的に変わらないウディ・アレンってすごいです。
例のごとく神経症的にイライラした彼がスクリーンに登場すれば、
「あ~あ、またかよ」と思いながらも、笑ってしまいますしね。
これぞ、映画のツボ。
寅さんであり、水戸黄門なのであります。
そう、ウディ・アレンは毎年1回のお約束。アメリカの寅さんなのかも。

ということで、ストーリーにいきます。

f0165567_6192335.jpg

ストーリー
エピソード1
NYからローマに訪れたヘイリー。ヴェネツィア広場で道を訊ねます。
たまたま声をかけた相手がイケメン弁護士のミケランジェロ。
二人はあっという間に恋に落ち、婚約しました。
娘のフィアンセに会うため、元オペラ演出家の父ジェリーと精神科医の母フィリスがローマへ。
父ジェリーと社会派弁護士ミケランジェロとの会話はいまいちかみ合わないけれど、
ジェリーは葬儀屋を営むミケランジェロの父ジャンカルロの驚くべき才能を発見します。
なんと彼は超一流の美声の持ち主だったのです。さあ、元オペラ演出家の血が騒ぎます。
ところが、ジャンカルロの美声はシャワーを浴びている間しか発揮できません。
ジャンカルロを担ぎ出してオペラ界への復帰を目論むジェリーが考え出した奇策とは?…

エピソード2
田舎からやってきた新婚さんアントニオとミリーがローマのテルミニ駅に到着。
新生活を始めようと、仕事を紹介してくれたアントニオの親戚に会うため、
ハネムーンを兼ねて花の都ローマへとやってきました。
ホテルにチェックインしたところで、ミリーが「美容院に行かなきゃ」と言い出します。
これがケチのつき始め。
一人で残されたアントニオの部屋をノックしたのは、
なんと人違いで派遣されてきた超セクシーなコールガール・アンナ。
「間違いだから」と逃げ回るアントニオがベッドへ押し倒されたなんとも間の悪いその時、
親戚が登場。
誤解を恐れたアントニオは彼女を妻と紹介するのでありました。
一方、慣れない都会で迷子になった妻・ミリーは映画の撮影現場に遭遇。
憧れの映画スター・サルタと対面し、有頂天。
ところが、このサルタときたら、とんでもないプレイボーイで、
ミリーをランチに誘い、その後はあわよくば、とH光線大噴射。
ところが、そのレストランにはアントニオと妻になりすましたコールガールのアンナはじめ、
親戚一同が…

エピソード3

かつてローマで建築を勉強したアメリカ人建築家ジョン。
30年前に暮らしたことのあるトラステヴェレ地区を散策中、建築家志望のジャックと出会います。
この街で恋人サリーと暮らすジャック。
ジョンにとっては自分の若い頃を見るようでありました。
そんなジャックとサリーが暮らすアパートにサリーの親友で売れない女優のモニカが転がり込むことに。
このモニカ、サリーの説明によれば、あらゆる男性を虜にする魅力の持主だとのこと。
でも、サリーにぞっこんのジャックは平気――だった筈なのに、
モニカにすっかり心を奪われてしまいます。
そんな様子を見てジョンはジャックに警告しますが…

エピソード4
ローマに住む平凡な中年男レオポルド。妻と2人の子ども。
平凡ながらも満たされた日々を送っていました。
そんなレオポルドの生活が一転。ある朝、出勤しようと家を出た途端、
大勢のマスコミに取り囲まれ、テレビ局の車に乗せられてしまいました。
そして、ニュース番組に出演!
キャスターから朝食のメニューを訊かれ、「トースト2切れとカフェオレ」と答えます。
と、それだけで、なんとローマで一番の超有名人に。
街を歩けばサイン攻め、映画のプレミア上映にもレッドカーペットを踏みながらの登場。
美女たちはこぞって彼のベッドにやってきます。夢のようなセレブ生活。
でも、どこに行ってもパパラッチにつきまとわれ、一挙手一投足に注目される生活に
疲れてしまったレオポルド。さあ、一体どうなっていくのでしょう…

f0165567_6201359.jpg

街かどで交通整理する警官が下手くそな英語でローマの素晴らしさを語り、
やがて4つのエピソードがアップテンポで展開。
そして、またおまわりさんの下手くそな英語で無事エンディングを迎えます。
イントロ、アドリブ、エンディングへ。
ジャズ的な進行で、いつものように忙しくはありますが、
安心して観ていられるウディの映画はやはりアメリカの寅さんかも。

いやぁ、それにしても、ペネロペ・クルスはグラマラスです。
「苦い米」(‘49)のシルヴァーナ・マンガーノの肉体に圧倒された
幼い日を思い出しましたよ。
「外国の女の人はすごいなぁ」と幼児だったとのはびっくりしたものです。
肉体の存在感というのも映画の重要なポイントですねぇ。





今日もポチッとしていただければうれしゅーございます♪
↓↓↓↓↓
にほんブログ村 映画ブログ 新作映画・試写会へ
にほんブログ村
☆6月2日に更新しました。いつも応援ありがとうございます☆

ローマでアモーレ
監督・脚本/ウディ・アレン、製作/レッティ・アロンソン、スティーヴン・テネンバウム、ジャンパオロ・レッタ、ファルータ・アラタン、共同製作/ヘレン・ロビン、デヴィッド・ニコルズ、撮影監督/ダリウス・コンジ
出演
ウディ・アレン/ジェリー、アレック・ボールドウィン/ジョン、ロベルト・べニー二/レオポルド、ペネロペ・クルス/アンナ、ジュディ・デイヴィス/フィリス、ジェシー・アイゼンバーグ/ジャック、グレタ・ガーウィグ/サリー、エレン・ペイジ/モニカ
6月8日(土)新宿ピカデリー&Bunkamuraル・シネマ他にて全国ロードショー
2012年、アメリカ=イタリア=スペイン、1時間51分、日本語字幕/石田泰子、後援/イタリア大使館、イタリア文化会館、協力/イタリア政府観光局(ENIT)、提供/角川書店、ロングライド、配給/ロングライド、http://romadeamore.jp/

by Mtonosama | 2013-06-02 06:25 | 映画 | Comments(6)
ローマでアモーレ -1-
To Rome with Love

f0165567_6235737.jpg

(C)GRAVIER PRODUCTIONS,INC. photo by Philippe Antonello

いや、しかし、ウディ・アレンという人は実にマメな監督さんです。
毎年、毎年、よく新作がつくれるものだと感心します。
「ミッドナイト・イン・パリ」の印象もまだ真新しいまま、というのにもう新作ですもん。

あの性格ですから(って、おつきあいをしたことはありませんが)、
1年経って時期がくると新作を出さないことには不安になってしまうのでしょうかね。
当たり外れがあろうが、好き嫌いがあろうが、やることはやるってところがすごいです。

今さらながら、彼のご紹介をさせていただけば、

1935年ニューヨーク州ブルックリン生まれ。ユダヤ系の家庭に育ち、映画、ジャズ、コミック、手品に傾倒し、高校在学中にギャグライターとしてデビュー。その後もライター、放送作家として新聞やラジオにギャグを提供。1960年からはスタンダップ・コメディアンとして活躍した。1965年、脚本も担当した「何かいいことないか子猫チャン」(クライブ・ドナー監督)で映画俳優として、翌66年”What’s up,Tiger Lily?”(日本未公開)で監督デビュー。
「ミッドナイト・イン・パリ」で作品賞を含むアカデミー賞4部門にノミネートされ、脚本賞を受賞。本作に続く最新作はサンフランシスコを舞台にしたケイト・ブランシェット、アレック・ボールドウィン出演の”Blue Jasmine”。

f0165567_63023100.jpg

日本未公開映画を含めれば、監督作品は44本にのぼります。
1965年の「何かいいことないか子猫チャン」(脚本・出演)から数えれば、約半世紀の間、
ほぼ毎年のように脚本書いたり、監督したり、出演したり、声優やったり(!)。
そして、もう今年は78歳。いや、ほんと、お達者です。

前作「ミッドナイト・イン・パリ」では久々に素敵なウディ映画を楽しませてもらいましたが、
本作はまたまたウディ監督の悪い癖が出たような忙しい映画でした。
ご本人も出演していましたしね。
(個人的にはご本人が出演しない方が好きでして・・・・・)

舞台はパリからローマへ。
オペラに、コロッセウムに、気の良いコールガール。
ローマの楽しさを十二分に味わえる作品ではあります。
コールガールがローマの楽しさを代弁するものかどうかは、未経験ゆえになんともいえませんが。

f0165567_6343636.jpg

その上、
「それでも恋するバルセロナ」(‘08)http://mtonosama.exblog.jp/11353830/ 
に続き、ウディ作品には二度目の出演となるペネロペ・クルス、
「ライフ・イズ・ビューティフル」(‘97)のロベルト・べニー二、
「レッド・オクトーバーを追え!」(‘90)のアレック・ボールドウィン。
(彼、えらく貫禄が出てきてがっかり(いえ、びっくり)しました)
あ、それからウディ・アレン。
といった豪華出演者たち。

この4人の名優たちを軸にしたエピソードが、
例のごとくめくるめくスピード感で展開されるのが本作「ローマでアモーレ」です。

当試写室主の好き嫌いはさておいて、
ローマの観光名所や、ペネロペ・クルスの豊満なバディ。
かなりイライラさせられるウディ・アレン演じる花嫁の父、
本作が映画デビューとなるテノール歌手ファビオ・アルミリアートのなんともザンネンな歌い手ぶり。
怒ったり笑ったりしながら、1800円(1000円)分の元をとることはできると思います。

さあ、一体どんなお話なのでしょう。
続きは次回まで乞うご期待でございます。



今日もポチッとお願いできればしあわせです♪
↓↓↓↓↓
にほんブログ村 映画ブログ 新作映画・試写会へ
にほんブログ村
☆5月29日に更新しました。いつも応援ありがとうございます☆

ローマでアモーレ
監督・脚本/ウディ・アレン、製作/レッティ・アロンソン、スティーヴン・テネンバウム、ジャンパオロ・レッタ、ファルータ・アラタン、共同製作/ヘレン・ロビン、デヴィッド・ニコルズ、撮影監督/ダリウス・コンジ
出演
ウディ・アレン/ジェリー、アレック・ボールドウィン/ジョン、ロベルト・べニー二/レオポルド、ペネロペ・クルス/アンナ、ジュディ・デイヴィス/フィリス、ジェシー・アイゼンバーグ/ジャック、グレタ・ガーウィグ/サリー、エレン・ペイジ/モニカ
6月8日(土)新宿ピカデリー&Bunkamuraル・シネマ他にて全国ロードショー
2012年、アメリカ=イタリア=スペイン、1時間51分、日本語字幕/石田泰子、後援/イタリア大使館、イタリア文化会館、協力/イタリア政府観光局(ENIT)、提供/角川書店、ロングライド、配給/ロングライド、http://romadeamore.jp/

by Mtonosama | 2013-05-29 06:52 | 映画 | Comments(8)
それでも恋する
バルセロナ

Vicky Christina Barcelona

f0165567_515921.jpg

      (C)2008 Gravier Productions, Inc. and MediaProduccion, S.L.

バルセロナって絵になります。まだ行ったことはありませんけど…
サグラダ・ファミリアやグエル公園。
青い空とあの建造物。夏のバルセロナ。

絵どころか、映画になっちゃいました。
それもウディ・アレン監督です。
    ウディ・アレン?

    ウディ・アレンといえばNY、そして、NYといえばウディ・アレンです。
    バルセロナと彼との取り合わせには?!

    好悪が分かれるところでしょうが
    バルセロナを十分に満喫できることは保証します。
    だって、ウディ自身
    「脚本を書き始めた段階から
    バルセロナをキャラクターの1人にしたような物語にしたいと思っていた」

    と言っているくらいですから。

彼は監督作品だけで40本近く撮っていますし
たまにはNY以外の舞台で映画を撮ってみたくなったのでしょうか?
「バルセロナという街が大好きで、敬意を表したかった」
とも言っていますしね。
案外、このミスマッチが楽しかったりするのかもしれません。

今回はウディお気に入りの最近のミューズ、スカーレット・ヨハンソンに加え
ペネロペ・クルス、ハビエル・バルダムという濃厚なスペイン人俳優が
映画を盛りたてます。
あ、忘れちゃいけない。いかにもウディ・アレン好みのレベッカ・ホールも
NYのインセンスを漂わせていますよ。

                
《ストーリー》
バルセロナ・プラット空港に到着したヴィッキーとクリスティーナ。
        憧れのバルセロナでバカンスを過ごします。
        この2人、親友ですが、恋愛観は正反対。
        ブロンド・ゴージャス美女のクリスティーナは情熱的な恋を求めるタイプ。
        まじめでクールなヴィッキーが男性に望むものは誠意と安定。
        既に婚約だってしています。

        ヴィッキーの親戚の家に滞在し、ガウディの建築やミロの作品に酔いしれる2人。
        ある晩、パーティで画家のフアン・アントニオと出会います。
        男性的な魅力を発散する彼は、最近、元妻に殺されかけたばかり(!)。
        ヴィッキーは眉をひそめますが、クリスティーナは興味津津。
        パーティの後、深夜のレストランで2人は偶然フアン・アントニオと再会。
        彼は2人をオビエドへの小旅行に誘います。

        オビエドで楽しい時間を過ごした3人。
        ですが、彼と関係を持ったのはなんと婚約中のヴィッキー。
        彼とのひと時を忘れられなくなってしまいました。
        ところが婚約者のダグがバルセロナにやってきて、早く結婚しようと言い出します。

        一方、クリスティーナもフアン・アントニオとめくるめく時間を持ち
        一緒に暮らすことに。
        芸術家の恋人として、満ち足りた日を過ごすクリスティーナでしたが
        そこへフアン・アントニオの元妻マリア・エレーナが転がり込んできて…

と、まあ、なんともドタバタした恋愛コメディです。

「望まないものはわかるけど、望むものはわからないの」
と、いつも何かを追いかけているクリスティーナ。
人生設計は完璧のヴィッキー。
「人生は無意味だから楽しむべきだ」と本能全開のフアン・アントニオ。
すばらしい才能を持っているのに、その激しすぎる性格ゆえに
周囲を傷つけ、自分も傷つくマリア・エレーナ。

良いものが悪くて、悪いものが良い…
とかく人生って思った通りにはなりません。

3人のまったく性格の異なる女たちと
「今が楽しければいいのさ」とその調子良さと優しさゆえに
いつも泥沼に足をとられている男の織りなす物語。
さて、ウディ・アレンはもうひとりのキャストであるバルセロナに
どんな役割を演じさせているのでしょうか。


それでも恋するバルセロナ
脚本・監督/ウディ・アレン
キャスト
レベッカ・ホール/ヴィッキー、スカーレット・ヨハンソン/クリスティーナ
ハビエル・バルデム/ファン・アントニオ、ペネロペ・クルス/マリア・エレーナ、クリス・メッシ―ナ/ダグ
配給/アスミック・エース
6月27日(土)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
http://sore-koi.asmik-ace.co.jp/


ワンクリック、お願いします。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
にほんブログ村 映画ブログ 新作映画・試写会へ
にほんブログ村
♡ブログランキングに参加しています。いつも応援ありがとうございます♡
by mtonosama | 2009-06-21 05:52 | Comments(14)