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タグ:マイケル・スタールバーグ ( 1 ) タグの人気記事

               シリアスマン -1-
                    A Serious Man

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             ©2009 Focus Features LLC. All Rights Reserved.

世の中、運の悪い人はかなり多いと思うけど、
この映画の主人公ほど気の毒な人はそれほどいないかもしれません。
彼が、意識的にせよ、そうでないせよ、何か悪いことでもしたっていうのなら、
因果応報で仕方無いかもしれません。
でも、映画を観ている限り、
品行方正かつクソまじめ(あ、汚い言葉を使ってしまった)な主人公なんです。

笑っちゃいけないほど気の毒なのに、この人ときたら、気の毒過ぎて、運が悪過ぎて、
つい笑えてしまいます。
これってコーエン兄弟のいつもの毒なのでしょうか。
だとしたら、また、はめられてしまったようです。
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コーエン兄弟。
兄ジョエル・コーエンは1954年、弟イーサン・コーエンは1957年、
ミネソタ州ミネアポリスに生まれました。
デビュー作「ブラッド・シンプル」(‘84)以来、
共同で監督・脚本を担当している2人ですが、
本作は2人の生まれ故郷ミネアポリスが舞台、
そして、2人の出自であるユダヤ人社会が登場します。

前作「バーン・アフター・リーディング」(‘08)ではブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、
ジョン・マルコヴィッチと大物スターてんこ盛りでしたが、
今回は映画スターではなく演劇界の実力派マイケル・スタールバーグ他無名俳優の出演。
ジョエル監督は、その理由をこうコメントしています。
「観客にリアリティを感じてもらいたかった。
主人公をとりまく風変りな環境に没頭してほしかったんだ。
映画スターだとそうはならないからね」


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脚本は「ノーカントリー」(‘07)の前に
既に書かれていたそうですよ。
「ノーカントリー」、これも笑えちゃうお話なのかもしれません。
でも、とのの場合、アカデミー賞助演男優賞をとったハビエル・バルデムが怖すぎて、笑うどころではありませんでした。


煙にまいたり、怖がらせたり、一筋縄ではいかないコーエン兄弟監督なのです。

今回は兄弟が育ったユダヤ教社会の儀式や不思議なユダヤ教会の内部や
兄弟にとっては懐かしいけれど、私たちにとってはなじみのないシーンの登場に、
へぇ~っ!と何度も驚かされました。
とはいえ、60年代ミネアポリスのつきぬけたような青空は郷愁を誘ってくれます。

さて、どんなお話でしょうか?
次回までお待ちくださいませね。


                              

シリアスマン
監督・脚本・プロデューサー/ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン、エグゼクティブ・プロデューサー/ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、ロバート・グラフ、撮影監督/ロジャー・ディーキンスASC,BSC
出演
マイケル・スタールバーグ/ラリー・ゴプニック、リチャード・カインド/アーサー伯父さん、フレッド・メラメッド/サイ・エイプルマン、サリ・レニック/ジュディス・ゴプニック、アーロン・ウルフ/ダニー・ゴプニック、ジェシカ・マクマヌス/サラ・ゴプニック、アダム・アーキン/離婚弁護士
2月26日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷他全国順次ロードショー
2009年、アメリカ、106分、配給/フェイス・トゥ・フェイス


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by mtonosama | 2011-02-16 06:43 | 映画 | Comments(10)