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タグ:マリーゴールド・ホテルで会いましょう ( 2 ) タグの人気記事

マリーゴールド・ホテルで
会いましょう -2-
The Best Exotic Marigold Hotel

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(C)2012 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.

さて、エキゾチシズム溢れる神秘の国インドへ英国からやってきた男女7人。
主人公のイヴリンを筆頭に、皆なんらかの問題を抱えています。
日本風にいえば還暦を過ぎた方々ですが、人生順風満帆なんて人はひとりもいません。
英国も日本も高齢者というのはそんなものでしょう。いえ、高齢者には限りませんね。

原作はデボラ・モガーの”THESE FOOLISH THINGS”。
ベストセラー「チューリップ熱」で知られ、「プライドと偏見」(‘05)の脚本も担当した人気作家です。
そして、このインドを舞台にしたシルバーエイジの面々の織りなす人間模様や恋模様を
映画化したのがジョン・マッデン監督。
「Queen Victoria 至上の愛」(‘97)「恋に落ちたシェイクスピア」(‘98)の監督です。
監督は、今回、ジャイプールを始め、大勢の人々が行き交う街中でのロケを敢行。
さしものジュディ・デンチも
「インドは、それまで当然だと思ってきた全てを攻撃してくるわ」
と口走ったという大変な体験だったようですよ。

さあ、一体どんなお話でしょうか。


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ストーリー
40年間連れ添った夫が遺したものは多額の負債。
返済のため、住みなれた家を売却することにしたイヴリンは同居を勧める息子の誘いを断り、
インドの高級リゾートホテルでの1人暮らしを決めます。

"マリーゴールド・ホテルで過ごす穏やかで心地よい日々"
イヴリンの他6人の男女がこのインドのホテルのプランに申し込んでいました。

ダグラスとジーン
イギリスに家を買う筈だった夫婦、ダグラスとジーン。
ダグラスの退職金で事業を始めた娘が失敗し、予算の都合でインドで暮らすことに。

ミュリエル
股関節の手術を受けたいミュリエル。イギリスの病院だと半年待ちと言われ、
大嫌いなインドで手術を受けることに。

ノーマン
独身者ノーマンの悲願は異国の地インドでの最後のロマンス。

マッジ
結婚と離婚を繰り返し、孫もいるマッジ。
でも、彼女のインド滞在の目的は「お金持ちの夫」を探すこと。

グレアム
突然、判事を辞めたグレアムは数十年前インドに住んでいたことが。
その頃の友人に会いたいのですが、実のところ、迷っています。

そんな事情を抱える7人がやっとの思いで辿り着いたジャイプール、
マリーゴールド・ホテルは、最初に目にした写真とは大違い。
電話は通じないし、ドアのない部屋も。
屋根付きバルコニー?そんなもの一体どこに!?
でも、若い支配人ソニーは
「ホテルは現在改装中。写真は将来像を載せました」
と、悪びれるところはありません。

7人はジャイプールの街のエネルギーに圧倒されつつも、行動を開始。
まず、イヴリン。彼女は街に飛び込み、生まれて初めての就職を果たします。
元判事のグレアムはそんなイヴリンを信頼し、秘めた過去を打ち明けます。
ダグラスもまた文句ばかり言っている妻のジーンを残し、1人で街を探検。
インド嫌いだったミュリエルもホテルのメイドの純粋さに心を動かされ、
少しずつ変わってきました。
そうそう、マッジもノーマンもロマンスを求めて大忙しです。

一方、若き支配人ソニーは父親のホテルを復活させ、
世界中から客を呼ぶという大望を抱き、地元の投資家に援助を依頼していました。
ところが、母親にはそんなつもりは毛頭なく、恋人のいるソニーの意向を無視して、
名家の子女との結婚話を一方的に進めています。

7人がインドに来て45日が過ぎたころ、
それぞれに輝き始めたインドでの日々に突然終りがやってきました。
母親の説得に屈したソニーが恋人とも別れ、マリーゴールド・ホテルを閉鎖すると言うのです。

さあ、イヴリンたちの運命や、いかに……

個性の強い7人のイギリス人たちを凌ぐインド人たちの強烈な個性とエネルギー。
鼻もちならない欧米至上主義の英国人たちがジャイプールの喧騒と熱気の中で
次第にインドになじみ、変わっていく様子がなんとも楽しいです。

居場所も自信もなくし、重ねたものは年齢だけという高齢者たちが、
夢に燃える若いソニーのために忘れていた力を発揮するラストシーンは痛快。
だてに歳をとってきたんじゃないやい、という高齢者の底力を見せてもらいました。

人生っていくつになっても変えることができるのかもしれません。
ああ、楽しかった。





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☆2013年1月31日に更新しました。もう1月も終わりですね。いつも応援ありがとうございます☆

マリーゴールド・ホテルで会いましょう
監督/ジョン・マッデン、脚本/オル・パーカー、原作/デボラ・モガー(”THESE FOOLISH THINGS”、製作/ブレアム・ブロードベント、ピート・チャーニン、製作総指揮/シェフ・スコール、リッキー・ストラウス、ジョナサン・キング、撮影/ベン・デイヴィス
出演
ジュディ・デンチ/イヴリン、ビル・ナイ/ダグラス、ぺネロープ・ウィルトン/ジーン、デヴ・パテル/ソニー、セリア・イムリー/マッジ、ロナルド・ピックアップ/ノーマン、トム・ウィルキンソン/グレアム、マギー・スミス/ミュリエル
2013年2月1日(金)TOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマ他全国ロードショー
2011年、イギリス=アメリカ=アラブ首長国連邦、英語、ヒンディ語、124分、日本語字幕/杉山緑、配給/20世紀フォックス映画
http://www.foxmovies.jp/marigold/

by Mtonosama | 2013-01-31 07:10 | 映画 | Comments(16)
マリーゴールド・ホテルで
会いましょう
-1-
The Best Exotic Marigold Hotel

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(C)2012 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.


老後の生活を、気候も良く、物価も安い海外で送りたいという年金生活者。
洋の東西を問わず、それは彼らの憧れなのでしょうか。
ま、現実的にはかなり問題が多いようではありますが、
夢を見るだけだったら許してもらえるかもしれません。

「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」は
イギリス人の男女7人が
“不思議の国インドの高級リゾートホテルで日々を過ごしませんか”
というキャッチフレーズや美しい写真に魅せられて
インドはジャイプールへとやってきます。
そこで繰り広げられる恋あり、涙あり、夫婦喧嘩ありのお話ですが・・・・・

出演は「Queen Victoria 至上の恋」(‘97)で第70回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、
「恋に落ちたシェイクスピア」(‘98)で第71回アカデミー賞助演女優賞を受賞した
世界一の“女王”女優ジュディ・デンチ。
女王さまを演じたらこの人ほど適役、そして、貫禄たっぷりの人はいないでしょう。


ジュディ・デンチ
1934年イングランド・ヨークシャー州生まれの英国女優。1957年にオールド・ヴィック・カンパニーの『ハムレット』のオフィーリア役で舞台デビュー。 1961年にロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに参加し、多くの舞台に出演。以後、ウエスト・エンドの舞台にも立ち、6つのローレンス・オリヴィエ賞、トニー賞など数々の賞を受賞。女優だけでなく、舞台の演出も手がける。イギリスのテレビドラマにも多数出演している。
1985年の『ウェザビー』以降、劇場用映画にも多く出演。とくに『ゴールデンアイ』以降の『007』シリーズでジェームズ・ボンドの上司「M」(3代目で初の女性)を演じて、イギリス国外でも広く知られるようになった。
1988年にはその貢献が認められてイギリス王室から「Dame(デイム)」の称号を授与された。これまで6度オスカー(アカデミー賞)にノミネートされており、エリザベス1世を演じた『恋におちたシェイクスピア』(1998年公開)で助演女優賞を受賞した。
(Wikipediaより)


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うまい、とか、すごい、とか、存在感がある、とか、
もうそんなありきたりな言葉は超越した「Dame(デイム)」ジュディ・デンチ。
あ、ちなみにdameというのは辞書によれば《1等・2等勲爵士に叙せられた女性の敬称。
またknight,baronetの夫人に用いられる正式の敬称で男のSirに相当する。
Dame Janet (Baker)のように常に(姓ではなく)名前を伴う、のだそうです。

いや、しかし、彼女が出てくると他を圧するような存在感を感じてしまうのですが、
(すいません。ありきたりな言葉しか出てこなくて)
そんなジュディ・デンチが本作で演じるのは、女王さまでも、007の上司でもなく、
専業主婦イヴリン。
それも40年連れ添った夫に先立たれて遺されたものは多額の負債だけだったことを知らされた主婦です。
でも、演じるのがジュディ・デンチですからね。
ただ茫然として嘆いているだけじゃありません。

彼女と一緒にマリーゴールド・ホテルで暮らす他の6人も味のある名優揃いです。
なんてったって英国映画の良さはこれ。
地味なんですが、渋くって、クスッと笑わせてくれて、とにかく俳優たちが芸達者。
味があります。

あ、そうでした。マリーゴールド・ホテルの、口から先に生まれたような支配人を演じるのは、
あの「スラムドッグ$ミリオネア」の主人公を演じたデヴ・パテル。
インド系移民の両親を持つ生まれも国籍もイギリス。彼もまた若き英国名優です。

ところで、インド。
好きな人はとことん惚れてしまうけれど、嫌いな人はニ度と行きたくないという国といいますが・・・・・
本作では一体どんなインドを楽しめるのでしょうか。
続きは次回までお待ちください。乞うご期待でございます。



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☆2013年1月28日に更新しました。いつも応援ありがとうございます。どうぞお風邪など召しませんように☆

マリーゴールド・ホテルで会いましょう
監督/ジョン・マッデン、脚本/オル・パーカー、原作/デボラ・モガー(”THESE FOOLISH THINGS”、製作/ブレアム・ブロードベント、ピート・チャーニン、製作総指揮/シェフ・スコール、リッキー・ストラウス、ジョナサン・キング、撮影/ベン・デイヴィス
出演
ジュディ・デンチ/イヴリン、ビル・ナイ/ダグラス、ぺネロープ・ウィルトン/ジーン、デヴ・パテル/ソニー、セリア・イムリー/マッジ、ロナルド・ピックアップ/ノーマン、トム・ウィルキンソン/グレアム、マギー・スミス/ミュリエル
2013年2月1日(金)TOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマ他全国ロードショー
2011年、イギリス=アメリカ=アラブ首長国連邦、英語、ヒンディ語、124分、日本語字幕/杉山緑、配給/20世紀フォックス映画
http://www.foxmovies.jp/marigold/

by Mtonosama | 2013-01-28 06:34 | 映画 | Comments(8)