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殿様の試写室

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タグ:モニカ・ベルッチ ( 4 ) タグの人気記事


夏をゆく人々
-2-
Le meraviglie
The Wonders

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(C)2014 tempesta srl / AMKA Films Pro ductions / Pola Pandora GmbH / ZDF/ RSI Radiotelevisione svizzera SRG SSR idee Suisse


どこか幻想的で不思議な作品です。

エトルリア文明とかラクダがそんなイメージをもたらしているのでしょうか。

そう、ラクダが登場するんですよ。
ラクダって不思議な動物ですよね。
姿勢が良くて立派な風采なのに、
いつも口を動かしていて、時々ヨダレを吹きかけてきたり。
でも、エキゾチックでその存在感には圧倒されます。

なぜラクダが登場するかは後のお楽しみとして、
エトルリア文明が唐突に現れるのは、
実は主人公たちが暮らす地域がこの文明の発祥の地だからです。

エトルリア
エトルリアは紀元前8世紀から紀元前1世紀頃、イタリア半島中部にあった都市国家群。
エトルリア人は海を往来する民族で、古代地中海世界の至る所から
その存在の痕跡が見出されています。

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さあ、いったいどんなお話なのでしょうか。

ストーリー
トスカーナ州の田舎町で昔ながらの養蜂業を営む一家。
両親と4人の娘、そして、この家族に身を寄せる女性の7人が寄り添って暮らしている。

特に、長女のジェルソミーナは父にとって最も頼りになる存在で、
父は養蜂の技術も彼女だけに伝えている。
そんな父の荒々しくも不器用な愛情を彼女は複雑な心境で受け入れている。

家族で海水浴に出かけた日、海辺ではTV番組の収録が行われていた。
その地にいまも息づくエトルリアの文化を紹介し、
その伝統に即した生活をする家族を紹介する番組である。
番組の司会者は神々しいまでに美しく、
ジェルソミーナは彼女に一目で魅入られてしまった。
彼女から贈られた髪飾りに触れると別世界へと誘われる気持になる。
幼い頃はラクダがそんな存在だったが。

ある日、一人の少年がやってきた。
盗みと放火で逮捕されたこの少年は「少年更生プラン」というプログラムで
一家が預かることになったのだ。
だが、それは父が独断で決めたことだった。

迎え入れる心の準備もないまま、家族は少年との生活を始める。
彼は体に触れられることを極端に恐れ、一言も言葉を発しない少年だった。
その代わり時々美しい口笛を吹いた。
その透明でもの悲しい音色に、ジェルソミーナは感動する。

一方、父は息子ができたように彼を特別扱いし、
養蜂の仕事も彼を連れていくことが多くなった。
複雑な心境のジェルソミーナ。

両親の留守にハチミツを作っていた時、次女が蜜の遠心分離機で怪我を負う。
全員が慌てて病院へ向かう。
病院でハチミツを溜めておくバケツの交換を忘れたことに気づくジェルソミーナ。
急いで作業所へ戻った時には床はハチミツまみれに。

そんな時、ジェルソミーナが父に内緒で申し込んでいたTV番組への出演が決まる。
猛烈に怒る父。
娘達のためラクダを買ってきていただけにその怒りは凄まじかった。
妻の猛反対を押し切って全財産をはたいて購入したラクダ。
だが、ジェルソミーナはもうラクダに夢を託す幼い子どもではなかった……

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145年ほど前に観た『道』や『自転車泥棒』という
ネオ・レアリズモ(新写実主義)の映画を思い出させる作品です。
主人公にジェルソミーナの名を用いたのは
フェリーニ作品『道』へのオマージュなのでありましょう。
頑固で不器用ながら家族を愛する父親は
アンソニー・クインが演じたザンパノを思わせますし。

もう戻ってくることはない古き時代は
少女から大人へ変わりゆく不安定な時期にも似て
懐かしさの中に揺らぎながら消えていきます。





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夏をゆく人々
監督・脚本/アリーチェ・ロルヴァケル、撮影/エレーヌ・ルヴァン、製作/カルロ・クレスト=ディナ、カール・バウムガルトナー、ティジアナ・スダニ、マイケル・ウェバー
出演
マリア・アレクサンドラ・ルング/ジェルソミーナ、サム・ルーウィック/父ヴォルフガング、アルバ・ロルヴァケル/母アンジェリカ、ザビーネ・ティモテオ/ココ、アニェーゼ・グラツィアーニ/マリネッラ、ルイス・ウイルカ・ログローニョ/マルティン、エヴァ・レア・パーチェ・モロー/ルーナ、マルガレーテ・ティ―ゼル/少年更生係イルデ、アンドレ・M・ヘンニック、モニカ・ベルッチ/TV司会ミリー・カテナ
8月22日(土)より岩波ホールにて公開
2014年、イタリア、111分、カラー、イタリア・スイス・ドイツ合作、字幕/吉岡芳子、配給/ハーク、配給協力/アークエンタテインメント、http://www.natsu-yuku.jp/

by Mtonosama | 2015-08-23 05:58 | 映画 | Comments(4)

サイの季節
-2-
Rhino Season
Fasle kargadan

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『サイの季節』。
どういう意味があるのでしょう。
なにかの寓意でしょうか。
わかりません。

『亀も空を飛ぶ』の時はタイトルからガメラを連想してしまいました。
ガメラ。150歳のとのにも同年輩の方々にもとても懐かしい怪獣です(よね)。
1965年に大映が公開した特撮映画『大怪獣ガメラ』に出てきました。

話がそれました。
しかし、いまだになぜ『亀も空を飛ぶ』なのかはよくわかりません。
ただ衝撃的なラストシーンから、
本来地を這う存在である亀が空を飛ぶことへの恐怖や、
やがて落ちていく悲しさをあらわしているのだろうか、と感じました。
あ、そういえば本作でも亀が空から落ちてきた!

ゴバディ監督の作品の底には戦争や理不尽な国家への強い怒りが流れています。
いえ、こんなありふれた表現では片づけられない
深くて根源的な絶望に似た存在が息づいているような気がします。

そういう作品ですから、ストーリーはあってないようなもの。
ゴバディ監督の胸に渦巻く絶望感のイメージを
その映像から感じとる作品なのだろう、
と思います。
でも、ストーリーは当試写室のお約束ですから、いきます。

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ストーリー
1977年、革命前王政下イランの首都・テヘラン
詩集「サイの最後の詩」を出版したクルド系イラン人の詩人サヘル・ファルザンは
美しい妻ミナ・ダラクシャニと幸せな日々を過ごしていた。

ミナの家に運転手として雇われていたアクバルはミナに想いを寄せている。
ある日、彼はその想いをとうとう告白。
その結果、職を解かれることに。

1979年、イラン・イスラム革命
政治体制が一変。
サヘルは「反体制的な詩を書いた」としてミナと共に逮捕される。
裁判の結果、サヘルは国家転覆罪として禁固30年が言い渡された。
ミナにも夫との共謀罪として禁固10年の刑が。
別々の刑務所に収監された夫婦。
2人を密告し、事実無根の罪で陥れた人物こそ誰あろう
今や新政府の指導者的存在となった運転手のアクバルだった。
アクバルは自分の権力を利用し、ミナの早期釈放を持ちかけるが、
彼女はきっぱりと拒絶、刑務所に留まることを決意。
逆上したアクバルは卑劣な行動に出る。

10年後
ミナは刑期を終え、獄中で産んだ双子と共に出所した。
夫サヘルの釈放を待ちわびるミナだったが、政府から夫の死を告げられる。
彼が埋葬されたという荒涼とした墓地で慟哭するミナ。

2009年イラン
30年経ってサヘルも出所。サヘルは生きていた。
30年間、拷問に耐え、生き延びてきた。
だが、政府による嘘と偽の墓によって、生きながらの死者であった。
そんなサヘルを生かし続けたのは再愛の妻ミナに会うという強い想い。
やがて彼女の居場所を知る。彼女は双子と共にトルコで暮らしているという。
サヘルはイスタンブールへ旅立つ。

2010年イスタンブール
ミナは彫師として、夫サヘルの詩をタトゥとして彫り込むことをなりわいとしていた。
だが、未だ彼の死を悼み続ける彼女の近くには
彼らの仲を引き裂いたアクバルの影がつきまとっている。
一方、サヘルは港町でミナを発見するが、近づくことはできない。
なぜなら、サヘルは死んだ人間だからだ。
サヘルは亡霊のように漂うばかりだった……

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せっかちなとのは「早くミナに声をかければいいのに」とイライラしながら観ていました。
そうはいかないんですねぇ。
うーん、なんと深い絶望なのでしょう。
『ペルシャ猫を誰も知らない』を観た後は
もう少し監督の映画制作環境は好転するかと思っていましたが――

監督が抱える国家への怒りと悲しみと絶望。
それはストーリーの合間に挿入される、どこまでも続く茫漠とした大地を歩み去る男の姿に
仮託して描かれているかのようです。

そこにはサイが横たわっていました。



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サイの季節
監督・脚本・製作/バフマン・ゴバディ、撮影/トゥラジ・アスラニ、編集/ヴァレリー・ロワズルー、音楽/カイハン・カルホル、視覚効果/ファルボッド・ホシティナット
出演
べヘルーズ・ボスキー/現在のサヘル、モニカ・ベルッチ/ミナ、ユルマズ・エルドガン/アクバル、カネル・シンドルク/若い頃のサヘル、べレン・サート/ミナの双子の娘、アーラシュ・ラバフ/ミナの双子の息子
7月11日(土)シネマート新宿ほか全国順次公開
2012年、イラク・トルコ、93分、カラー、ペルシャ語・トルコ語・英語、日本語字幕/大西公子、配給/エスパース・サロウ
http://rhinoseason-espacesarou.com/

by Mtonosama | 2015-06-30 06:05 | 映画 | Comments(12)

サイの季節
-1-
Rhino Season
Fasle kargadan

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『サイの季節』。不思議なタイトルです。
イラン出身のクルド人、バフマン・ゴバディ監督の作品であります。
『亀も空を飛ぶ』(‘04)などというタイトルもありました。
『ペルシャ猫を誰も知らない』(‘09)も。
http://mtonosama.exblog.jp/14136801/ http://mtonosama.exblog.jp/14157603/
動物タイトルシリーズです。
そうそう、ゴバディ監督のデビュー作は『酔っ払った馬の時間』(’00)でした。

バフマン・ゴバディ監督
1969年、イランのコルデスターン州バーネに生まれる。
2000年にイラン史上初のクルド長編映画『酔っ払った馬の時間』でデビュー。
いくつかの国際的な賞を受賞したことで
クルド映画の先駆者として世界的な注目を集め、その地位を確立。
彼が制作した全作品は世界中の映画祭で評価され、幾多の賞を受賞したが、
母国イランではほとんど上映されることはなかった。
2009年にテヘランのアンダーグラウンド・インディミュージックシーンについての
セミドキュメンタリー映画『ペルシャ猫を誰も知らない』を完成させた。
この作品は当局の許可を得ず、ゲリラ撮影。
非常に制限された条件下、わずか17日間で撮影された。
その結果、イランを去らなければならないことになり、現在もなお国外亡命を続けている。

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ゴバディ監督は10年前『亀も空を飛ぶ』のプロモーションで来日したことがあります。
その折、岩波ホールの会議室で行われた会見に出席することができました。
当時、監督は36歳。中東の方はお顔が濃くて、実年齢より老けて見えます。
ゴバディ監督も例にもれず、随分老成しておられました。
大変な苦労をして生きてこられたのだろうなぁ、と思ったものです。

結局、監督はイランを出なければ映画を撮ることができなくなり、故郷を後にしました。
今はイスタンブールに住み、本作も同地で撮影されました。

この物語は実在するクルド系イラン人の詩人サデッグ・キャマンガールの体験談に
基づいてバフマン・ゴバディ監督自身が脚本を書いたものです。

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イスラム革命時、ある男の企みによって不当に逮捕された詩人・サヘルが30年の拘置の末、
釈放され、生き別れとなった再愛の妻ミナの行方を捜し始めます。
しかし、政府は彼を「死んだ」ものとしていました。

隠し撮りで撮影した『ペルシャ猫を誰も知らない』とは違い、
本作は詩情あふれる美しい映像でした。
スティール写真にして額装したいほどの完成された画像です。

悲しみを、不条理を、
観客の頭脳にではなく心にぶつけてくるバフマン・ゴバディ監督。

今回はイタリアの名花モニカ・ベルッチを迎え、
異郷からイランに向けて思いの丈をぶつけます。

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ここで、少し横道に逸れますが、モニカ・ベルッチといえば『マレーナ』(‘00)。
海辺の道を歩くあのロングショットをご記憶でしょうか。
久々に見る本物の女って感じでした。
豊満さがそのまま憂いとなって歩いているような印象深いシーンでありました。

弁護士を目指してペルージャ大学に在学していたモニカ・ベルッチ。
学費を稼ぐためにモデルを始め、パリやNYで活躍していましたが、その後女優に転身。
92年コッポラ監督の『ドラキュラ』でハリウッドデビュー。
イタリアで最も世界的な成功を収めた女優です。
そうそう、先ごろ最年長のボンドガールに選ばれたことで話題になりました。
イタリア語、フランス語、英語、ペルシャ語を話し、
本作でもペルシャ語を披露していますよ。

さあ、いったいどんなお話でしょうか。
続きは次回までしばしお待ちくださいませ。



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サイの季節
監督・脚本・製作/バフマン・ゴバディ、撮影/トゥラジ・アスラニ、編集/ヴァレリー・ロワズルー、音楽/カイハン・カルホル、視覚効果/ファルボッド・ホシティナット
出演
べヘルーズ・ボスキー/現在のサヘル、モニカ・ベルッチ/ミナ、ユルマズ・エルドガン/アクバル、カネル・シンドルク/若い頃のサヘル、べレン・サート/ミナの双子の娘、アーラシュ・ラバフ/ミナの双子の息子
7月11日(土)シネマート新宿ほか全国順次公開
2012年、イラク・トルコ、93分、カラー、ペルシャ語・トルコ語・英語、日本語字幕/大西公子、配給/エスパース・サロウ
http://rhinoseason-espacesarou.com/

by Mtonosama | 2015-06-27 07:37 | 映画 | Comments(2)
      昼下がり、ローマの恋 -2-
                    Manuale d’amore 3

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                         ©2011 FILMAURO Srl

                           恋愛大国イタリア。
          男たちは、女と見れば声をかけ、女であれば年齢に関係なく親切にしてくれます。
                           いいなぁ、イタリア。

       その昔、ローマで舗道を歩いていた時、赤信号で停まっていた車の男たちがみ~んな
     ニコニコしながら「チャオ!」とか「ハーイ!」とか(あとはわかりませんが)声をかけてくるんです。

                  そんなこと日本ではまったく皆無。ぜんぜん未経験のとの。
                         もう舞い上がってしまいました。
                  あ、これはまだ若い頃の話だから、ありうることだとしても、
        140歳頃知り合ったイタリア人の若い男の子は18歳の女の子も140歳の昔の女の子も
                        分け隔てなく親切にしてくれました。
                         もう、イタリア男、大好きです。

                  あ、いやいや、ここで興奮していては話が進みません。

                           さて、ストーリーです。

ストーリー
観光客やローマっ子たちが集まる賑やかな通りに面して、気のいいオーグスト(ミケーレ・プラチド)が
管理人を勤める素敵なアパートメントがあります。

このアパートに暮らすサラ(ヴァレリオ・ソラリーノ)と結婚するつもりでいる青年弁護士ロベルト(リッカルド・スカマルチョ)。
彼はある農場の持主に立ち退き交渉をするため、トスカーナ地方の小さな村に出張します。
知的障害のある息子を持った老夫婦の3人家族がその持ち主。
しょっぱなから交渉につまずいたロベルトでしたが、
この村で、なんともゴージャスで積極的な美女ミコルに出会い、一目惚れ。
恋人サラを忘れたわけではないものの、ミコルとの逢瀬を楽しむために滞在を延期。
ミコルと過ごす素晴らしい時間と陽気な村人たちとの楽しいひととき。
さあ、サラとの結婚はどうなる?

人気ニュースキャスターのファビオ(カルロ・ヴェルドーネ)。
妻子がありながら、このアパートの住人エリアナ(ドナテッラ・フィノッキアーロ)に誘惑され、浮気。
有名人でもあるし、妻や娘は愛しているので、一回限りのことと決意したのですが、
なんとも積極的なエリアナの攻勢にオタオタしつつ、関係が断ち切れません。
ありのままがステキ、と部分かつらをはぎ取られ、そのままテレビ出演したり。
その後、やることなすこと全て裏目裏目に出てしまいます。
定年を目前にして、それでいいのか?ファビオ。

ボストン大学で歴史学を教えていたエイドリアン(ロバート・デ・ニーロ)。
2年前の定年を機にローマに移り住み、このアパートの住人になりました。
管理人のオーグストとは最初こそ打ち解けませんでしたが、今や大親友です。
7年前に心臓移植手術を受け、それが原因で離婚に至ったエイドリアン、
ローマでは心臓をいたわり、誘惑をはねのけ、穏やかな日々を送っています。
ところが、そんな平安を打ち破ったのが管理人オーグストの娘ビオラ(モニカ・ベルッチ)。
女盛りのビオラはなんとも妖艶な美女です。
いたわらなければならない心臓のことも忘れ、これまでの生き方も変え、
彼女の歓心を買おうとするエイドリアン……


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                  いかにもイタリアらしい恋のエピソード満載の映画です。
                  シリーズ3作目となった「昼下がり、ローマの恋」ですが、
                 今回の話題はロバート・デ・ニーロの真正イタリア映画初出演。
               これまでにもベルナルド・ベルトリッチ監督の「1900年」(‘76)、
           セルジオ・レオーネ監督の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」(‘84)など、
                イタリアと他国との合作映画には出演したことがあるものの
                イタリアだけで制作した映画への出演はなんと今回が初めて。

              ロバート・デ・ニーロはイタリア系のアメリカ人とはいえ、NY生まれ。
                イタリア語での出演は大変だったんじゃないでしょうか。
    とのにイタリア語の心得はありませんが、なんとなくアメリカ英語風の発音に聞こえたのは気のせい?
        でも、アメリカ人の元大学教授という設定なので、米語っぽく聞こえてもいいのでした。

                 あ、もうひとつの注目点はモニカ・ベルッチの出演。
           「マレーナ」(‘00)で魅せてくれたあの妖艶な姿は変わっていませんが、
           47歳を迎えた彼女、やはり若干の衰えを感じないではいられませんでした。
                    時の流れと言うのは無情であります。
       (そうなると、ソフィア・ローレンは「魔女?」と訊きたくなるほど、変わっていませんよね)

                    恋って切ないだけのものと思いきや、
                     笑ってこらえる恋もあるんですね。
            さすがイタリア。いくつになっても少年のような恋をしていてステキです。
                        うん、羨ましいかも。

     

                              

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昼下がり、ローマの恋
監督/ジョヴァンニ・ヴェロネージ、原案・脚本/ジョヴァンニ・ヴェロネージ、ウーゴ・キーティ、アンドレア・アニェーロ、撮影/ターニ・カネヴァリ、セットデザイナー/ルカ・メルリーニ、衣装/ジェンマ・マスカーニ
出演
ロバート・デ・ニーロ/エイドリアン、モニカ・ベルッチ/ビオラ、カルロ・ヴェルドーネ/ファビオ、リッカルド/スカマルチョ、ミケーレ・プラチド/オーグスト、ラウラ・キアッティ/ミコル、ドナテッラ・フィノッキアーロ/エリアナ、ヴァレリア・ソラリーノ/サラ、ヴィットリオ・エヌマエーレ/恋のキューピッド(タクシー運転手)
2月18日(土)シネスイッチ銀座他全国順次ロードショー
2011年、イタリア、イタリア語、カラー、126分、字幕翻訳/佐藤真紀、提供/コムストック・グループ、アルシネテラン、配給/アルシネテラン、http://hirusagari-roma.com/

by mtonosama | 2012-01-19 07:30 | 映画 | Comments(8)