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殿様の試写室

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タグ:リュック・ベッソン ( 2 ) タグの人気記事

マラヴィータ -1-
MALAVITA

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(C)EUROPACORP - TF1 FILMS PRODUCTION –GRIVE PRODUCTIONS Photo : Jessica Forde


この映画、なんの事前情報もなく、出かけました。

この日は東京国際映画祭で 映画を観る予定もあったので、
本作「マラヴィータ」の試写よりも映画祭優先かな、と、ちょっとなまいきなとのでありました。

ところが、映画祭というのがやたら混んでいて、とのが駆けつけた15時の時点で観られる映画は
18時10分開演の“We are the Best !”というスウェーデン映画しか残っていませんでした。
(いや、これがまた良かったんですけどね)
とりあえず“We are the Best !”の座席を押さえ、
「マラヴィータ」を観るため、試写室へ走りました。
ギリギリ間に合い、補助席ゲット。映画祭と試写室が同じ六本木で良かった!
しかし、150歳にもなって全力疾走はくたびれます。

ま、走っただけの甲斐はありましたけど。
出演はロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファー。そして、トミー・リー・ジョーンズ。
このゴージャスなキャスティングにまずは満足。
ところが、さらに、ですね。
監督がリュック・ベッソン。そして、巨匠マーティン・スコセッシも製作総指揮に加わる
というなんともド派手な作品なのです。

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リュック・ベッソンといったら、
2011年「The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛」を監督したのはいまだ記憶に新しいところです。
そうそう「グラン・ブルー」(‘88)や「ジャンヌ・ダルク」(‘99)なんかもこの人。
そして、笑えるカーアクション「タクシー1~4」も彼リュック・ベッソンによる脚本・演出作品なんですよね。
リュック・ベッソン、実にいろんなカラーを持った人です。

「マラヴィータ」はそんな彼の面目躍如、笑えるギャング映画です。
ギャング映画?
デ・ニーロとマーティン・スコセッシの名前が出れば条件反射的にギャング映画となりますよね。
しかし、ちょっと訳あり。
主人公のフレッド(デ・ニーロ)は元マフィアのボスで、
実は彼、別の組織のボスを密告し、殺し屋に狙われる身。
FBIの証人保護プログラムを適用されているのです。


証人保護プログラム
証人保護プログラム(US Federal Witness Protection Program、略:WITSEC)とは、アメリカ合衆国における法廷または上下両院における証言者を(いわゆる「お礼参り」から)保護する制度である。法廷や諮問院会で証言者を被告発者による制裁から保護するために設けられた制度。本制度はマフィアの「血の掟」によるお礼参りから証言者を保護する目的で設けられた。
該当者は裁判期間中、もしくは状況により生涯にわたって保護されることとなる。その間、住所の特定されない場所に政府極秘の国家最高機密で居住する。その際の生活費や報酬などは全額が連邦政府から支給される。内通者により居所が知られないとも限らないので、パスポートや運転免許証、果ては社会保障番号まで全く新しいものが交付され完全な別人になる。なお、被保護者の中でもとりわけ、合衆国の国益に多大なる貢献をしたものは相当裕福な経済的援助を受けることもある。居住の場所はアメリカ合衆国内にとどまらず、ラテンアメリカ各国や、在外の米軍基地内、EU領内などのNATO軍の官舎等が割り当てられることも多々ある。(Wikipediaより)


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というわけで、フランス・ノルマンディの田舎町に
妻と2人の子ども共々やってきたブレイク一家。あ、愛犬のマラヴィータも一緒です。
(タイトルでもあるこのマラヴィータ君。イタリア語で「裏社会」という意味だそうです)

さあ、どんなお話なのでしょうね。楽しみでしょ?乞うご期待でございますよ。



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マラヴィータ
監督/リュック・ベッソン、脚本/リュック・ベッソン、マイケル・カレオ、製作総指揮/マーティン・スコセッシ、タッカー・トゥーリー、製作/ヴィルジニー・ベッソン=シラ、ライアン・カヴァナー、原作/トニーノ・ブナキスタ、撮影/ティエリー・アルボガスト
出演
ロバート・デ・ニーロ/フレッド・ブレイク、ミシェル・ファイファー/マギー・ブレイク、トミー・リー・ジョーンズ/スタンスフィールド、ベル・ブレイク/ディアナ・アグロン、ジョン・ディレオ/ウォレン・ブレイク、ジミー・パルンボ/ディ・チッコ、ドメニク・ランバルドッツィ/ミモ
11月15日(金)TOHOシネマズ有楽座、TOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国ロードショー
2013年、アメリカ・フランス、英語、111分、字幕翻訳/松浦美奈、配給/ブロードメディア・スペシャル、http://www.malavita.jp/

by Mtonosama | 2013-11-07 05:46 | 映画 | Comments(4)
The Lady
アウンサンスーチー
引き裂かれた愛

-1-
The Lady

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Photos:Magali Bragard/Vincent Perez
©2011 EuropaCorp-Left Bank Pictures- France 2 Cinéma


実在の人物を描いた映画というのは、〈観たい気持〉が半分、〈観たくない気持〉も半分。
なかなか複雑なものです。
まして、アウンサンスーチーさんという偉大な女性に関しては、
どんな風に撮られるのだろうという不安も湧いてきてしまいます。

しかし、監督はリュック・ベッソンですし、
本物のアウンサンスーチーさんは、今年6月ノーベル平和賞の受賞演説をするため、
オスロに赴き、亡命ミャンマー人らから熱烈な歓迎をうけたばかり。
その後もリアルタイムで彼女をめぐる様々なニュースを見ることができます。

まさに〈時の人〉の彼女。
この時期、その半生を描いた映画が公開されるということは
自分たちもまた同時代を生きる人間であるということを再認識させられますよね。
なにやら興奮します。
1991年当時ノーベル平和賞を受賞しながら、
自宅軟禁されていたため出席することもできなかったことを思うと、
アウンサンスーチーさんならずとも感無量であります。

アウンサンスーチーさんをめぐるこの時の動きに感応すれば、
実在の人物の映画を観るのはちょっと…なんてことは言っていられません。
もう観るしかありません。
背中を押される気分で観てきました。

さて、映画の前に彼女とビルマ(現ミャンマー)の大まかな年表を。

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アウンサンスーチー
1945年6月19日 アウンサンスーチー、ビルマの独立運動家で国民的な指導者アウンサン将軍
とキンチーの間にビルマの首都ラングーン(ヤンゴン)に生まれる。

1947年7月19日 アウンサン将軍、暗殺。
1948年1月 4日 ビルマ、英国から独立。
1960年     アウンサンスーチー、インド大使となった母に同行してインドへ。
1962年3月 2日 軍事クーデター起こる。ネ・ウィン将軍の軍事政権成立。
1964年     アウンサンスーチー、オックスフォード大学で哲学、政治学、経済学を学
び、1969年に学士号を修得。

1969年     NYの国連事務局で行財政問題諮問委員会の書記官補として勤務(~‘71)
1972年1月 1日 アウンサンスーチー、チベット研究者マイケル・アリスと結婚。
1973年     長男アレクサンダー誕生
1974年12月   ネ・ウィン、ビルマ連邦社会主義共和国大統領になる。
1977年     次男キム誕生。
1985年     京都大学東南アジア研究センターの客員研究員として来日(~‘86)
1988年3月    母の看護のためビルマへ帰国。         
この頃、ビルマでは学生を中心に反政府運動が激化。
1988年8月26日  シュエダゴン・パゴダ前広場で50万人に向けて演説。   
1988年9月24日  翌年の選挙への参加を目指し、国民民主連盟の結党に参加。書記局長 になる。
1989年7月20日  ラングーンの自宅で軟禁状態に置かれる。
1989年      国名ビルマからミャンマーに。
1990年5月    総選挙実施。
国民民主連盟は485議席中392議席を獲得。大勝。しかし、政府は選挙結果を無効とし、国民民主連盟の主要メンバーが多数投獄される。
1991年10月   ノーベル平和賞受賞。
1995年7月10日  6年間の自宅軟禁から解放される。(しかし、その後も00年~02年、03年~10年と自宅軟禁)
1997年      ビルマ、東南アジア諸国連合(ASEAN)に加盟。
1999年3月27日   夫マイケルがガンで死去。
2007年      政府に対する仏教僧による大規模な抗議行動が起き、全国規模に拡がる。政府は武力制圧。9月27日にはデモ取材中の日本人ジャーナリスト長井健司氏が兵士に射殺された他、多数の死傷者が出る。
2008年      政府が総選挙実施を発表。新憲法案の国民投票を実施、可決される。
2010年      総選挙実施。軍政系の政党が勝利。国民民主連盟は不参加。
2010年11月    自宅軟禁から解放される。 

さあ、この後も怒涛の進撃のごとく、ビルマの情勢は刻々と変化し続けているわけですが、
なんと、アウンサンスーチーさんが日本に1年間住んでいたとは!
そして、日本から帰国した翌年から彼女の長い闘いが始まったのですね。

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さて、彼女を演じる女優は、
「グリーン・デスティニー」(‘00)、「SAYURI」(’05)、
「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」(‘08)に出演したミシェル・ヨー。
1962年マレーシアに生まれ、バレリーナを目指しロンドン入学するも怪我のため断念、
という経歴もあって、アウンサンスーチーさんと同じくスレンダーな体型の持主です。
でも、顔は全然似ていません。
そのため、なんとなく違和感を抱いてしまっていたのですが、
映画を観ている間に、スーチーさんにしか見えなくなってしまいました。
200時間にも及ぶ彼女の映像を入手し、
彼女の話す英語、ビルマ語、所作を完璧にマスターした成果なのでしょうね。

さて、そんなアウンサンスーチーさんを描いた映画。
彼女の半生は一体いかなるものなのでしょう。続きは次回に。乞うご期待でございます。



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☆7月21日に更新しました。いつも応援ありがとうございます☆

The Lady アウンサンスーチー 引き裂かれた愛
監督/リュック・ベッソン、脚本/レベッカ・フレイン、製作/ヴィルジニー・ベッソン=シラ、アンディ・ハリース、撮影/ティエリー・アルボガスト、音楽/エリック・セラ
出演
ミシェル・ヨー/アウンサンスーチー、デヴィッド・シューリス/マイケル・アリス、ジョナサン・ラゲット/キム、ジョナサン・ウッドハウス/アレクサンダー、スーザン・ウールドリッジ/ルシンダ、ベネディクト・ウォン/カーマ、フトゥン・リン/ネ・ウィン将軍、アガ・ポエチット/タン・シュエ
7月21日(土)全国ロードショー
2011年、フランス、2時間13分、字幕翻訳/松浦美奈、配給/角川映画、http://www.theladymovie.jp/

by Mtonosama | 2012-07-21 07:34 | 映画 | Comments(4)