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殿様の試写室

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不屈の男
アンブロークン
-1-
Unbroken

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(c)2014 UNIVERSAL STUDIOS


本作『不屈の男 アンブロークン』はアンジェリーナ・ジョリー
第二作目の監督作品であります。

本来ならあのアンジーの監督第二作ということに
映画ファンの関心の向くところでありましょうが、
本作の場合、日本軍兵士の米軍捕虜への暴行が
主要なシーンを占めるだけに、例のごとく反日ということで
上映館がなかなかみつからない事態となっていました。

結論からいいます。
この映画のいったい何が、そして、どこが反日なのでしょう。

150年も生きてまいりますと、
これが戦争というものではあるまいか、
だから怖いのではないだろうか
と次第にわかってきます。

日本は原爆や無差別空襲の被害国である一方で
アジアでは加害国であり、
中国では空襲も行い、
欧米捕虜に対しても残虐なふるまいをしています。

史実を踏まえて観なければ
日本に都合が悪いことが描かれていると全て反日映画となってしまいます。

少なくともとのは本作をそういう映画だとは思いませんでした。

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さあ、アンジェリーナ・ジョリー監督2作目の本作。
アカデミー賞を始め、数々の受賞歴を誇り、
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使として
人道支援活動にも積極的なアンジー。
最近では監督としても積極的で『最愛の大地』に続く第2作目です。
『最愛の大地』でもボスニア・ヘルツェゴビナ紛争下の
性暴力を暴き出しましたが、
本作『不屈の男 アンブロークン』でも
ルイ・ザンペリーニというオリンピック選手の壮絶な戦争体験を描いています。

実話に基づいた作品であります。
あ、そうそう本作の脚本にはコーエン兄弟も名を連ねていますよ。

ルイ・ザンペリーニ
ルイス・ザンペリーニ(Louis Zamperini、1917年1月26日 - 2014年7月2日)は
アメリカ合衆国の陸上競技選手。専門は長距離走。
1936年のベルリンオリンピックにアメリカ代表として出場、5000mで8位に。
このとき、最終ラップを56秒で走った彼はレース後、アドルフ・ヒトラーの接見を受けた。
1941年9月、アメリカ陸軍航空隊に入隊し、B-24の搭乗員となった。
1943年5月27日、僚機の捜索任務中に飛行機がエンジン故障のため太平洋上に不時着、
47日間の漂流の末、日本海軍の捕虜となる。
当初はマーシャル諸島の島で尋問を受けたのち、
1943年9月13日に大船の横須賀海軍警備隊植木分遣隊(大船収容所)に収容された。
捕虜になった事実は当初アメリカには伝えられず、行方不明と報じられ、
1944年6月には陸軍航空隊が死亡を公式発表していた。

捕虜であることが伝えられなかったのは、
大船収容所は正式な捕虜収容所に移送するまでの一時的な仮収容所とされ、
国際赤十字にも収容者の存在を通知しなかったためだが、
実際の目的は捕虜からの情報収集であった。
1944年9月に東京都の大森捕虜収容所に移送され、
ここで初めて正規の戦争捕虜として扱われた。
日本側は知名度のあるザンペリーニをアメリカへの宣伝に利用することを立案し、
1944年11月に対米宣伝放送に自ら用意した原稿で声を流した。
これによりアメリカではザンペリーニの生存が伝わったという。
しかし、再度の放送で日本側のプロパガンタ原稿を読むよう求められたことを拒否し、
1945年3月に直江津捕虜収容所(東京俘虜収容所第四分所)に移送され、そこで終戦を迎えた。
帰国後に自らの捕虜体験を記した著書『DEVIL AT MY HEELS』を刊行している。
(Wikipediaより)

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数奇な運命に翻弄されながら自らが信じる道を進んだザンペリーニの半生を
記したローラ・ヒレンブランドのベストセラー作品を映画化したのが
本作『不屈の男 アンブロークン』です。

ザンペリーニさんは1998年の長野オリンピックで聖火ランナーとなり、
映画の舞台にもなっている
直江津捕虜収容所のあった上越市内を走っています。

前作『最愛の大地』でも女性団体から抗議を受けたアンジーですが、
作品が問題となったり、抗議を受けるのは人気者の宿命かもしれませんね。

いったいどんなお話でしょうか。
続きは次回まで乞うご期待でございます。



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☆2016年1月29日に更新しました。いつも応援してくださってありがとうございます☆

不屈の男 アンブロークン
監督/アンジェリーナ・ジョリー、脚本/ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン、リチャード・ラグラヴェネーズ、ウィリアム・ニコルソン、原作/ローラ・ヒレンブランド、プロデューサー/アンジェリーナ・ジョリー、クレイトン・タウゼント、マシュー・ベール、アーウィン・ストフ、撮影/ロジャー・ディーキンス、美術/ジョン・ハットマン
出演
ジャック・オコンネル/ルイ・ザンペリーニ、ドーナル・グリーソン/フィル、MIYAVI/渡辺、ギャレット・ヘドランド/フィッツジェラルド、フィン・ウィットロック/マック
2016年2月6日(土)シアター・イメージフォーラム他全国順次ロードショー
2014年、アメリカ、カラー、137分、日本語字幕/戸田奈津子、配給/ビターズ・エンド、http://unbroken-movie.com/

by Mtonosama | 2016-01-29 06:26 | 映画 | Comments(4)