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タグ:ローマでアモーレ ( 2 ) タグの人気記事

ローマでアモーレ -2-
To Rome with Love

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(C)GRAVIER PRODUCTIONS,INC. photo by Philippe Antonello

約半世紀にわたって映画を撮り続けていながら、
基本的に変わらないウディ・アレンってすごいです。
例のごとく神経症的にイライラした彼がスクリーンに登場すれば、
「あ~あ、またかよ」と思いながらも、笑ってしまいますしね。
これぞ、映画のツボ。
寅さんであり、水戸黄門なのであります。
そう、ウディ・アレンは毎年1回のお約束。アメリカの寅さんなのかも。

ということで、ストーリーにいきます。

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ストーリー
エピソード1
NYからローマに訪れたヘイリー。ヴェネツィア広場で道を訊ねます。
たまたま声をかけた相手がイケメン弁護士のミケランジェロ。
二人はあっという間に恋に落ち、婚約しました。
娘のフィアンセに会うため、元オペラ演出家の父ジェリーと精神科医の母フィリスがローマへ。
父ジェリーと社会派弁護士ミケランジェロとの会話はいまいちかみ合わないけれど、
ジェリーは葬儀屋を営むミケランジェロの父ジャンカルロの驚くべき才能を発見します。
なんと彼は超一流の美声の持ち主だったのです。さあ、元オペラ演出家の血が騒ぎます。
ところが、ジャンカルロの美声はシャワーを浴びている間しか発揮できません。
ジャンカルロを担ぎ出してオペラ界への復帰を目論むジェリーが考え出した奇策とは?…

エピソード2
田舎からやってきた新婚さんアントニオとミリーがローマのテルミニ駅に到着。
新生活を始めようと、仕事を紹介してくれたアントニオの親戚に会うため、
ハネムーンを兼ねて花の都ローマへとやってきました。
ホテルにチェックインしたところで、ミリーが「美容院に行かなきゃ」と言い出します。
これがケチのつき始め。
一人で残されたアントニオの部屋をノックしたのは、
なんと人違いで派遣されてきた超セクシーなコールガール・アンナ。
「間違いだから」と逃げ回るアントニオがベッドへ押し倒されたなんとも間の悪いその時、
親戚が登場。
誤解を恐れたアントニオは彼女を妻と紹介するのでありました。
一方、慣れない都会で迷子になった妻・ミリーは映画の撮影現場に遭遇。
憧れの映画スター・サルタと対面し、有頂天。
ところが、このサルタときたら、とんでもないプレイボーイで、
ミリーをランチに誘い、その後はあわよくば、とH光線大噴射。
ところが、そのレストランにはアントニオと妻になりすましたコールガールのアンナはじめ、
親戚一同が…

エピソード3

かつてローマで建築を勉強したアメリカ人建築家ジョン。
30年前に暮らしたことのあるトラステヴェレ地区を散策中、建築家志望のジャックと出会います。
この街で恋人サリーと暮らすジャック。
ジョンにとっては自分の若い頃を見るようでありました。
そんなジャックとサリーが暮らすアパートにサリーの親友で売れない女優のモニカが転がり込むことに。
このモニカ、サリーの説明によれば、あらゆる男性を虜にする魅力の持主だとのこと。
でも、サリーにぞっこんのジャックは平気――だった筈なのに、
モニカにすっかり心を奪われてしまいます。
そんな様子を見てジョンはジャックに警告しますが…

エピソード4
ローマに住む平凡な中年男レオポルド。妻と2人の子ども。
平凡ながらも満たされた日々を送っていました。
そんなレオポルドの生活が一転。ある朝、出勤しようと家を出た途端、
大勢のマスコミに取り囲まれ、テレビ局の車に乗せられてしまいました。
そして、ニュース番組に出演!
キャスターから朝食のメニューを訊かれ、「トースト2切れとカフェオレ」と答えます。
と、それだけで、なんとローマで一番の超有名人に。
街を歩けばサイン攻め、映画のプレミア上映にもレッドカーペットを踏みながらの登場。
美女たちはこぞって彼のベッドにやってきます。夢のようなセレブ生活。
でも、どこに行ってもパパラッチにつきまとわれ、一挙手一投足に注目される生活に
疲れてしまったレオポルド。さあ、一体どうなっていくのでしょう…

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街かどで交通整理する警官が下手くそな英語でローマの素晴らしさを語り、
やがて4つのエピソードがアップテンポで展開。
そして、またおまわりさんの下手くそな英語で無事エンディングを迎えます。
イントロ、アドリブ、エンディングへ。
ジャズ的な進行で、いつものように忙しくはありますが、
安心して観ていられるウディの映画はやはりアメリカの寅さんかも。

いやぁ、それにしても、ペネロペ・クルスはグラマラスです。
「苦い米」(‘49)のシルヴァーナ・マンガーノの肉体に圧倒された
幼い日を思い出しましたよ。
「外国の女の人はすごいなぁ」と幼児だったとのはびっくりしたものです。
肉体の存在感というのも映画の重要なポイントですねぇ。





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ローマでアモーレ
監督・脚本/ウディ・アレン、製作/レッティ・アロンソン、スティーヴン・テネンバウム、ジャンパオロ・レッタ、ファルータ・アラタン、共同製作/ヘレン・ロビン、デヴィッド・ニコルズ、撮影監督/ダリウス・コンジ
出演
ウディ・アレン/ジェリー、アレック・ボールドウィン/ジョン、ロベルト・べニー二/レオポルド、ペネロペ・クルス/アンナ、ジュディ・デイヴィス/フィリス、ジェシー・アイゼンバーグ/ジャック、グレタ・ガーウィグ/サリー、エレン・ペイジ/モニカ
6月8日(土)新宿ピカデリー&Bunkamuraル・シネマ他にて全国ロードショー
2012年、アメリカ=イタリア=スペイン、1時間51分、日本語字幕/石田泰子、後援/イタリア大使館、イタリア文化会館、協力/イタリア政府観光局(ENIT)、提供/角川書店、ロングライド、配給/ロングライド、http://romadeamore.jp/

by Mtonosama | 2013-06-02 06:25 | 映画 | Comments(6)
ローマでアモーレ -1-
To Rome with Love

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(C)GRAVIER PRODUCTIONS,INC. photo by Philippe Antonello

いや、しかし、ウディ・アレンという人は実にマメな監督さんです。
毎年、毎年、よく新作がつくれるものだと感心します。
「ミッドナイト・イン・パリ」の印象もまだ真新しいまま、というのにもう新作ですもん。

あの性格ですから(って、おつきあいをしたことはありませんが)、
1年経って時期がくると新作を出さないことには不安になってしまうのでしょうかね。
当たり外れがあろうが、好き嫌いがあろうが、やることはやるってところがすごいです。

今さらながら、彼のご紹介をさせていただけば、

1935年ニューヨーク州ブルックリン生まれ。ユダヤ系の家庭に育ち、映画、ジャズ、コミック、手品に傾倒し、高校在学中にギャグライターとしてデビュー。その後もライター、放送作家として新聞やラジオにギャグを提供。1960年からはスタンダップ・コメディアンとして活躍した。1965年、脚本も担当した「何かいいことないか子猫チャン」(クライブ・ドナー監督)で映画俳優として、翌66年”What’s up,Tiger Lily?”(日本未公開)で監督デビュー。
「ミッドナイト・イン・パリ」で作品賞を含むアカデミー賞4部門にノミネートされ、脚本賞を受賞。本作に続く最新作はサンフランシスコを舞台にしたケイト・ブランシェット、アレック・ボールドウィン出演の”Blue Jasmine”。

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日本未公開映画を含めれば、監督作品は44本にのぼります。
1965年の「何かいいことないか子猫チャン」(脚本・出演)から数えれば、約半世紀の間、
ほぼ毎年のように脚本書いたり、監督したり、出演したり、声優やったり(!)。
そして、もう今年は78歳。いや、ほんと、お達者です。

前作「ミッドナイト・イン・パリ」では久々に素敵なウディ映画を楽しませてもらいましたが、
本作はまたまたウディ監督の悪い癖が出たような忙しい映画でした。
ご本人も出演していましたしね。
(個人的にはご本人が出演しない方が好きでして・・・・・)

舞台はパリからローマへ。
オペラに、コロッセウムに、気の良いコールガール。
ローマの楽しさを十二分に味わえる作品ではあります。
コールガールがローマの楽しさを代弁するものかどうかは、未経験ゆえになんともいえませんが。

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その上、
「それでも恋するバルセロナ」(‘08)http://mtonosama.exblog.jp/11353830/ 
に続き、ウディ作品には二度目の出演となるペネロペ・クルス、
「ライフ・イズ・ビューティフル」(‘97)のロベルト・べニー二、
「レッド・オクトーバーを追え!」(‘90)のアレック・ボールドウィン。
(彼、えらく貫禄が出てきてがっかり(いえ、びっくり)しました)
あ、それからウディ・アレン。
といった豪華出演者たち。

この4人の名優たちを軸にしたエピソードが、
例のごとくめくるめくスピード感で展開されるのが本作「ローマでアモーレ」です。

当試写室主の好き嫌いはさておいて、
ローマの観光名所や、ペネロペ・クルスの豊満なバディ。
かなりイライラさせられるウディ・アレン演じる花嫁の父、
本作が映画デビューとなるテノール歌手ファビオ・アルミリアートのなんともザンネンな歌い手ぶり。
怒ったり笑ったりしながら、1800円(1000円)分の元をとることはできると思います。

さあ、一体どんなお話なのでしょう。
続きは次回まで乞うご期待でございます。



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ローマでアモーレ
監督・脚本/ウディ・アレン、製作/レッティ・アロンソン、スティーヴン・テネンバウム、ジャンパオロ・レッタ、ファルータ・アラタン、共同製作/ヘレン・ロビン、デヴィッド・ニコルズ、撮影監督/ダリウス・コンジ
出演
ウディ・アレン/ジェリー、アレック・ボールドウィン/ジョン、ロベルト・べニー二/レオポルド、ペネロペ・クルス/アンナ、ジュディ・デイヴィス/フィリス、ジェシー・アイゼンバーグ/ジャック、グレタ・ガーウィグ/サリー、エレン・ペイジ/モニカ
6月8日(土)新宿ピカデリー&Bunkamuraル・シネマ他にて全国ロードショー
2012年、アメリカ=イタリア=スペイン、1時間51分、日本語字幕/石田泰子、後援/イタリア大使館、イタリア文化会館、協力/イタリア政府観光局(ENIT)、提供/角川書店、ロングライド、配給/ロングライド、http://romadeamore.jp/

by Mtonosama | 2013-05-29 06:52 | 映画 | Comments(8)