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ラスト・プリンセス
―大韓帝国最後の皇女―
-2-

THE LAST PRINCESS

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(C) 2016 DCG PLUS & LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.


『ラストエンペラー』
そして、
『ラスト・プリンセス』
いずれの作品も
日本の侵略が関わった悲劇です。

なんかとっても恥ずかしいです。

日本統治時代、
徳恵翁主は13歳で日本へ強制的に
渡航させられましたが、
当時、既に
彼女の異母兄(高宗四男)の英親王が
人質として日本に住み、
梨本宮の方子(まさこ)と結婚していました。

彼は「人質は自分一人でたくさんなのに」と
ひどく腹を立てていたそうです。
そりゃ、そうですよねぇ。

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ストーリー
「朝鮮」から「大韓帝国」へ国号が変わり
李氏朝鮮第26代国王・高宗(コジョン)が
初代皇帝の座についていた日本統治時代。

1919年
皇帝と梁(ヤン)貴人の7歳になる娘・徳(トッ)恵(ケ)翁主は
両親の愛を受けて成長。
だが、皇帝は激動の時代を生き抜かねばならない娘の身を案じ、
侍従キム・ファンジンの甥
キム・ジャンハンを娘の結婚相手にと考えていた。
しかし、ジャンハンは亡父の遺志を継いで
独立運動家になることを固く決意していたので
徳恵との婚約を辞退するのだった――

皇帝は日韓併合条約に反発を抱いていた。
そのことで朝鮮総督府と激しく対立した夜、
幼い徳恵の目の前で薬殺されてしまう。
暗殺を企てたのは王公族の家務を司るハン・テクス長官だった。

※王公族とは、大日本帝国により併合された旧大韓帝国皇族である
李王家とその一族の日本における身分。



1925年

徳恵とジャンハンは友情以上の絆で結びついていた。
だが、皇族である彼女には自由な生き方など許される筈もない。
日本への留学が進められていた。
テクス長官が彼女の存在を危険視していたからだ。
「勉強が終わったら必ず帰ってきます」
後ろ髪をひかれる思いで母に別れを告げ、
侍女ポクスンを伴い、宮殿を後にする徳恵だった――

数年後の東京。
異母兄・英親王と妻・方子の邸宅で
暮らしていた徳恵のもとへ
大日本帝国陸軍少尉となったジャンハンが訪ねてきた。
だが、ここでもテクス長官の監視の目が。

卒業したにもかかわらずいつまでも
帰国できずにいる徳恵は
甥のイ・ウ王子から
「祖国へお連れします」と
思いもよらない言葉をかけられる。

彼は朝鮮を日本の統治下から取り戻そうと
独立運動家を率いていたのだ。
彼らは祖国復興の目標を掲げ、
英親王と徳恵を上海に亡命させるため
綿密な計画を立てるのだった。

ある日、
テクス長官から朝鮮人労働者への演説を頼まれる徳恵。
その返礼は祖国への帰還だった。
危篤に陥っている母に会いたい一心から
労働者の前で日本語の原稿を読み上げる徳恵。
だが、原稿から目を上げた時、
そこにいたのは奴隷のような扱いを受けている同胞の姿だった。
思わず、徳恵は朝鮮語で
「祖国の家族のために希望を捨てないでください」
と語りかけた。

怒り狂ったテクス長官は
彼女の帰国を取り止める。
その後、追い打ちをかけるように母の訃報が・・・

徳恵に残された道は亡命のみ。
決行は東京で開かれる紀元節の記念行事の日。

徳恵の運命やいかに……

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日本がヒールになる映画って
あまり見たくない気持ちになってしまうはなぜでしょう。
例えば『パールハーバー』とか、本作とか・・・

でも、本作の場合すごい悪役が出てくるんです。
それも日本人ではありません。

朝鮮人でありながら日本に尻尾を振り、
徳恵を苛め抜くテクス長官。

島田紳助にそっくりな顔をしたこの悪党が
あまりにも憎々しくて
ついひきつけられてしまいました。

歴史エンターテインメントです。






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ラスト・プリンセス
監督・脚本/ホ・ジノ、脚本/チェ・グノ、ソ・ユミン、イ・ハノル、キム・ヒョンジョン
製作総指揮/チャ・ウォンチョン、パク・ヒョンテ、撮影/イ・テユン、
原作/クォン・ビヨン「朝鮮王朝最後の皇女 徳恵翁主」
出演
ソン・イェジン/高宗の娘・徳恵翁主、パク・ヘイル/独立運動家キム・ジャンハン、ユン・ジェムン/李王職長官ハン・テクス、ペク・ユンシク/徳恵の父、パク・チュミ/徳恵の母、ラ・ミラン/徳恵の侍女ポクスン、パク・スヨン/徳恵の異母兄・英親王、戸田菜緒/英親王の妻・李方子
6月24日シネマート新宿ほか全国順次公開
2016年、韓国、127分、カラー、字幕翻訳/小寺由香、配給/ハーク、http://www.lastprincess.info/

by Mtonosama | 2017-06-24 06:41 | 映画 | Comments(4)

ラスト・プリンセス
―大韓帝国最後の皇女―
-1-

THE LAST PRINCESS

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(C) 2016 DCG PLUS & LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.


いまもしこりの多い隣国・韓国。
それというのも元をたどれば
朝鮮王朝から大韓帝国へと変遷した
日本統治時代にあるのでしょう。

秀吉の朝鮮出兵もありました。

九州の柳川にある古い料理屋さんに行った時
長押に当時の兜や槍があるのを見て驚いたものです。

本作は大韓帝国の初代皇帝・高宗の娘
徳恵翁主が主人公です。

日韓併合の推進と朝鮮皇室の消滅を図る
政略に巻き込まれた彼女は
わずか13歳で日本へ留学させられてしまいます。

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ストーリーのベースは
2009年に女性作家クォン・ビヨンが
フィクションをまじえて創作した韓国のベストセラー
「徳恵翁主」。
19週連続売り上げ1位に輝いていた
「1Q84」(村上春樹著)を抜いてトップになった小説です。

韓国での総発行部数は100万部を超え、
2010年上半期韓国書籍ベストセラー第1位、
2006年-2016年の10年間ベストセラー第8位を記録。

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1912年に生まれた徳恵翁主。
父は朝鮮王朝26代の高宗。
60歳という高齢で授かった娘なので
高宗は徳恵をたいそう可愛がったということです。

翁主というのは王の側室から生まれた王女を指します。
王の正室から生まれた王女は公主と呼ばれるとのこと。

徳恵の母は女官から高宗の側室になった
貴人・梁氏。
貴人というのは側室に与えられる品階で
格式では二番目の高位にあたります。

話は韓国と日本との忌まわしい過去に及びますが、
徳恵の生まれた1912年は日韓併合から2年目。
既に朝鮮半島は日本の植民地であり、
徳恵翁主の異母兄は人質として
日本に渡っていました。

7歳で父の死を目の前で見た徳恵。
その死は日本の勢力による毒殺ではないかと
噂されました。

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彼女の人生は本人の意志とは関係なく
劇的に変化させられます。

1925年13歳で強制的に来日させられ、
学習院で教育を受け、
対馬藩主の血筋をひく
宗武志伯爵と政略結婚させられ、
家族と切り離され、
心の病を患った悲運の皇女。

まさに韓流であります。

監督・脚本はホ・ジノ。
切ない恋を描いた監督デビュー作
『八月のクリスマス』で
「第19回青龍映画賞」新人監督賞・作品賞・主演女優賞・撮影賞、
「第18回映画評論家協会賞」で監督賞・作品賞・女子演技賞・撮影賞、
「第34回百想芸術大賞」新人監督賞・作品賞・主演女優賞など
映画賞を総なめにした監督です。

さあ、いったいどんなお話でしょうか。
続きは次回まで乞うご期待でございます。




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ラスト・プリンセス
監督・脚本/ホ・ジノ、脚本/チェ・グノ、ソ・ユミン、イ・ハノル、キム・ヒョンジョン
製作総指揮/チャ・ウォンチョン、パク・ヒョンテ、撮影/イ・テユン、原作/クォン・ビヨン「朝鮮王朝最後の皇女 徳恵翁主」
出演
ソン・イェジン/高宗の娘・徳恵翁主、パク・ヘイル/独立運動家キム・ジャンハン、ユン・ジェムン/李王職長官ハン・テクス、ペク・ユンシク/徳恵の父、パク・チュミ/徳恵の母、ラ・ミラン/徳恵の侍女ポクスン、パク・スヨン/徳恵の異母兄・英親王、戸田菜緒/英親王の妻・李方子
6月24日シネマート新宿ほか全国順次公開
2016年、韓国、127分、カラー、字幕翻訳/小寺由香、配給/ハーク、http://www.lastprincess.info/


by Mtonosama | 2017-06-21 06:06 | 映画 | Comments(6)