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殿様の試写室

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タグ:村田香織 ( 2 ) タグの人気記事


ダンスの時間
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(C)2015Nonaka Mariko Office


踊ることは生きることだという村田香織さん。
新江の島水族館のイルカショーの振り付けに始まり、
すみだ水族館のスタッフには不思議なダンスを用意して
お客様とのコミュニケーションを円滑にしようという
レッスンを行っています。
動物好きだけど、どこか硬かったスタッフたちが
だんだん溶けていき、笑顔が多くなってきます。

新江の島水族館
村田さんが指導する「アクアン」が活躍する水族館。
日本で初めてイルカショーをやった新江の島水族館、通称えのすい。
相模湾に面し、西に富士山、東に江の島を控える景勝の地にあります。
イルカやアシカの「イルカショースタジアム」は最大の見どころ。
「相模湾と太平洋」と「生物」を基本テーマに
遊びながら学ぶことのできる水族館。

すみだ水族館
東京スカイツリータウンウエストヤードの5階、6階から成っています。
国内最大級の屋内開放水槽を持ち、
間近でペンギンやオットセイを見ることができます。
バックヤード見学ゾーンもあり、実際の飼育現場を見学。
飼育スタッフと観客との隔たりをなくし、
気軽にコミュニケーションできるようにした水族館。

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からだを動かすと
こころも連動して動くのでしょう。
からだを開くと
こころも開くのでしょう。
最初は
「ちゃんと立って、きちんと声が出るようになれば
あとは何もいらないよ」
という説明から始めたすみだ水族館スタッフへのレッスン。

ゆらゆら。ふわふわ。
ああ、こんなことでいいのか。

ワークショップ形式で
「あ、こうきたか。じゃ、こういこう!」
マニュアルではなく自分で考えながらやれるようになり、
どんどん開かれていくスタッフたち。

合間に顔を出すチンアナゴも
ゆらゆら踊ってました。

忙しい合間を縫って村田さんは週に一度
年老いたおかあさんの介護にも向かいます。
手を触れ、指を絡ませながら
しりとりをして遊びます。
「できません」「だめです」と
時々やんちゃになるおかあさんのこころをそっとみつめ、
優しく触れるのも村田さんのダンス。

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そのおかあさんは昨年亡くなりましたが、
村田さんには後悔が残ります。
認知症のこともおかあさんのことも全然わかってなかった
抱きしめてあげればよかった―――

ダンスって触れ合うこと、
抱きしめることなんですね。

村田さんが八ヶ岳の畑で長靴はいてゆらゆら踊るシーンがあります。
「タマネギの夢」というダンス。
鼻腔を広げ、目を閉じて、八ヶ岳の大地に芽を出すぞ、
って感じでしょうか。
そっか、そっか。
大地と一体化するってこういう感じか。

ああ、気持ちいい。





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☆9月10日に更新しました。いつも応援してくださって本当にありがとうございます☆

ダンスの時間
監督/野中真理子、撮影・製作/夏海光造、音楽/大友良英、江藤直子、音響・製作/米山靖
出演
村田香織/かおりさん、村田仙/あーちゃん、夏海光造/うみちゃん、新江の島水族館のみなさん、アクアン、えのすいKids Clubのみなさん、すみだ水族館のみなさん、ねこのさら造
9月17 日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー
2015年、カラー、88分、http://dance-no-jikan.com/

 
by Mtonosama | 2016-09-10 06:04 | 映画 | Comments(4)

ダンスの時間
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(C)2015Nonaka Mariko Office


ダンスというと

ピナ・バウシュとか
http://mtonosama.exblog.jp/17198768/ 
http://mtonosama.exblog.jp/17210360/

アルゼンチン・タンゴとか
http://mtonosama.exblog.jp/25367092/
http://mtonosama.exblog.jp/25377218/

あるいは公園などで練習している女子高生とか
(ちょっと違うかな)

煽情的だったり
ため息をついたり
元気だなあと眺めたり

目の保養ではありますが、
真似はできないところがかなり悲しいです。

ところが、本作『ダンスの時間』は
やろうと思えばやれちゃうのです。
こころもからだもゆるくゆる~くときほぐしてくれます。

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監督は野中真理子さん。
ダンスをするのは村田香織さん。
あの~、
この方、年齢は61歳で
私と同じ髪型なのに
どうしてこんなにきれいで若くて体が柔らかいの?と
思わず胸ぐらつかんで揺らしたくなるほど素敵な人です。

村田香織

1955年生まれ、3歳で劇団若草入団。
18歳から正田千鶴舞踊研究所の門下生となり、モダンダンス、
その後NYでジャズダンスとタップダンスを学ぶ。
20~30代はダンサー、女優、テレビタレント、ラジオ・パーソナリティとして活躍。
映画『愛情物語』『会社物語』
舞台『ザ・クラブ』『ティファニーで朝食を』
テレビ『昨日、悲別で』『世界ふしぎ発見』
ラジオ『アフタヌーン・ブリーズ』
2003年六本木ヒルズオープニング「RINGS」の
ショーディレクターをしたことがきっかけで、
2004年から現在まで新江の島水族館
(「ドルフェリア」「うおゴコロ」「きずな/kizuna」他
すみだ水族館、京都水族館(「イルカLIVEきいて音(ネ)」他)の
ショーディレクターと水族館スタッフのトレーニングコーチ。
『トントンギコギコ図工の時間』では音楽プロデューサーとして
野中真理子監督の窮地を救う。

野中真理子監督

1959年生まれ。早稲田大学卒。
テレコムスタッフ入社。
在籍中のディレクター作品『世界の車窓から』『NONFIX』
(『東京都野良犬絶滅都市』『在日コリアンを考える』でギャラクシー奨励賞受賞)
退社後マザーランド設立に参加。
ディレクター作品『ノルマンディの小さな礼拝堂』『ドキュメンタリー人間劇場』
『課外授業 ようこそ先輩』。
在籍中に一男一女を出産。
2001年初監督作品『こどもの時間』(監督・編集・配給)は
ドキュメンタリー映画史上に残るロングラン(BOX東中野にて01.7~02.1)。
自主上映会は現在も続いている。
2004年野中真理子事務所設立。
同年『トントンギコギコ図工の時間』(監督・編集・製作・配給・宣伝)が
文化庁文化記録映画優秀賞・キネマ旬報ベストテン文化映画部門第3位。

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最初良い子ぶりっ子映画なのかな、と思いました。
監督さん、村田さん、ごめんなさい。

あれ、そうではないかも・・・
と思い始めたのは
延々と続く村田さんのストレッチでした。
前後に開脚し、頭を左脚の膝の上に乗せ、
1,2,3,4,5,6,7,8,9,10
次は右脚の膝の上に
1,2,3,4,5,6,7,8,9,10
長いだけでなく、実に、入念。
とのの烏の行水的ストレッチなど問題になりません。

体を伸ばし、胸を開いてゆけば、
呼吸も深くなり、心もゆっくりほぐれていくのでしょう。

派手なダンスはないけれど、
自分をうまく表現できない普通の人たちが
村田さんとのワークを通じてゆっくりと変わっていく様子。
認知症のおかあさんと娘である村田さんがふれあう日々。
そんな日常を追った
心のマッサージのような映画です。



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☆9月7日に更新しました。いつも応援してくださってありがとうございます☆

ダンスの時間
監督/野中真理子、撮影・製作/夏海光造、音楽/大友良英、江藤直子、音響・製作/米山靖
出演
村田香織/かおりさん、村田仙/あーちゃん、夏海光造/うみちゃん、新江の島水族館のみなさん、アクアン、えのすいKids Clubのみなさん、すみだ水族館のみなさん、ねこのさら造
9月17 日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー
2015年、カラー、88分、http://dance-no-jikan.com/

by Mtonosama | 2016-09-07 05:35 | 映画 | Comments(8)