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殿様の試写室

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飛べ!ダコタ -1-
DAKOTA

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(C)「飛べ!ダコタ」製作委員会


最近、当試写室では邦画の上映が続いております。
本作「飛べ!ダコタ」もダコタなどという横文字が入っておりますが、
れっきとした邦画であります。

さて、ダコタとはいったい何か。
反対から読んだらタコダ・・・って、そうじゃなく
ネイティブ・アメリカンであるスー族の一部であるダコタ族・・・
ダコタ・ファニング・・・でもなく
本作のダコタは航空機C-47。
イギリス空軍に供与されたアメリカ合衆国の輸送機のことです。


ダグラス C-47は、ダグラス・エアクラフト社が開発した輸送機で、イギリスでは《ダコタ》の愛称で呼ばれた。ダコタは大戦中から要人輸送機として飛行し、戦後、上海のイギリス総領事を乗せて東京での会議に向う途中、佐渡島に不時着した。


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そう、飛行機なんです。
え、タイトルに「飛べ!」ってあるから見当はつくって?そうですよねぇ。
失礼いたしました。

で、なんで「飛べ!ダコタ」なのかというと、
古い話にはなりますが、今から67年前、佐渡島で本当にあったことです。

昭和21年1月14日。
太平洋戦争が終わってまだ半年も経っていない頃。
佐渡島の小さな村の海岸に1機の飛行機が不時着しました。
それも5ヶ月前までは敵国だったイギリス空軍の輸送機です。
最初は「女、子どもは外さ出るなぁ」(すいません。佐渡の言葉を知りません)
と慌てふためく村人たちでしたが、
すぐに「困った人は助けてやらにゃあ」とばかり、
かつての敵国人へのとまどいも、
彼らと戦って死んだ息子たちのことも空襲で亡くなった娘のことも横において、
再びダコタを飛び立たせるまで、村人が一致協力した実話であります。

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学校鑑賞の対象になるような良いお話です。

こんなご時世ですから、たまには心洗われるような映画もいいのではないか、
と思いまして、当試写室でも上映する次第であります。

そもそも、この話が何故映画になったかと申しますと、
ダコタ不時着から64年経ったある日、一人の外国人が佐渡島を訪れたのだそうです。
その人は、父親がいまわのきわに遺した言葉
「昔、佐渡島で大変にお世話になった。もう一度あそこに行きたかった」
を人々に告げたのです。

ダコタ不時着以来、佐渡と英国はつながっていたのですねぇ。

この話を聞いた地元フィルムコミッションの働きかけで
オール佐渡島ロケとダグラスC-47の実物を使った本作が実現しました。
寒風吹きすさぶ佐渡の冬空を飛ぶダコタの迫力は本物ならではのものでした。

さて、英空軍輸送機《ダコタ》ですが、現在ではアメリカ人の一個人が所有し、
フロリダ州エイボン・パーク空港の格納庫に保存されています。
撮影に提供してもらいたくとも、個人所有ゆえ無理。

しかし、CGや特撮ではなく本物にこだわったスタッフはタイに現存するC-47を買い取り、
分解して日本に運びました。
その後1ヶ月に及ぶ復元作業を経て再びダコタは67年ぶりに佐渡島に飛来したのです。

さあ、いったいどんなお話なのでしょうか。
続きは次回までしばしお待ち下さいませ。



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☆9月30日に更新しました。もう明日から10月ですね。いつも応援ありがとうございます☆

飛べ!ダコタ
監督/油谷誠至、撮影/小松原茂、音楽/宇崎竜童、エグゼクティブプロデューサー/伊与木敏郎
出演
比嘉愛未/森本千代子、窪田正孝/木村健一、柄本明/森本新太郎、ベンガル/高橋源治、綾田俊樹/佐吉、洞口依子/村上敏江、中村久美/木村とよ、芳本美代子/篠田和子、螢雪次郎/浜中幸三、園ゆきよ/松乃、マーク・チネリー/ブラッドリー少佐、ディーン・ニューコム/デーヴィッド少尉
9月7日(土)より新潟県の映画館にて先行ロードショー
10月5日(土)よりシネマスクエアとうきゅう、有楽町スバル座ほか全国ロードショー
2013年、日本、109分、配給/アステア
http://www.tobedakota.com/

by Mtonosama | 2013-09-30 07:22 | 映画 | Comments(6)