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殿様の試写室

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書くことの重さ ~作家 佐藤泰志   -1-

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(C)2013タキオンジャパン

本作に描かれている佐藤泰志という作家。
1949年生まれですから、村上春樹と同学年になりますね。

彼は熊切和嘉監督作品『海炭市叙景』(‘10)の原作者であります。
(熊切和嘉監督、前々回当試写室にて上映した『凶悪』の監督です)

『海炭市叙景』
ペンで紙を刻むように書いたタイトルが印象的でした。
これは筆者の自筆で、ベルナール・ビュフェの絵を文字で表したような字みたい。


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『海炭市叙景』
5回芥川賞候補に挙がりながら、41歳で自死した作家・佐藤泰志の遺作を映画化した作品。佐藤泰志の出身地である北海道・函館をモデルにした地方都市を舞台に、さまざまな事情を抱えた人々が必死に生きる姿を描き出し、複数の挿話が交錯する作品。加瀬亮、谷村美月、小林薫らが出演。オール函館ロケで撮影された。
2010年に劇場公開、キネマ旬報ベストテン第9位。


順序があとさきになりましたが、
今回、当試写室で上映するのは『書くことの重さ~作家 佐藤泰志』。
本作は、再現フィルムと彼の友人や関係者へのインタビューで構成されたドキュメンタリー。
稲塚秀行監督作品です。

稲塚秀行監督は広島と長崎で被爆し、二重被爆者となった山口彊さんを追ったドキュメンタリー映画
『二重被曝』『二重被爆~語り部 山口彊の遺言』の監督です。
実は、監督も北海道は苫小牧市の出身で、自身小説家を志していたのだとか。
同時代に北海道に生まれ、東京で5回も芥川賞候補となり、
いくつも作品を発表していた同郷の新進作家佐藤泰志に憧れていたという監督。
その故郷の星、佐藤泰志が41歳の若さで自ら命を絶ったその人生に目を向け、
本作製作を思いつきました。

言ってみれば佐藤泰志へのオマージュでもあり、証言でもあり、記録ともいえる映画であります。

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さあ、いったいどんな映画なのでしょうか。
続きは次回までしばしお待ちくださいませ。



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☆9月24日に更新しました。いつも応援ありがとうございます☆

書くことの重さ~作家 佐藤泰志
プロデュース・監督/稲塚秀孝、撮影/遠藤清史、協力/無名塾
出演
佐藤泰志/本人、加藤登紀子/佐藤泰志の母、村上新悟/佐藤泰志、仲代達矢/語り
10月5日(土)より新宿K’s cinemaにてモーニングショー
2013年、日本、91分、http://www.u-picc.com/kaku-omosa/

by Mtonosama | 2013-09-24 06:31 | 映画 | Comments(5)