ブログトップ | ログイン

殿様の試写室

mtonosama.exblog.jp

殿が観た最新映画をいち早くお知らせ!

タグ:聖杯たちの騎士 ( 2 ) タグの人気記事


聖杯たちの騎士
-2-

Knight of Cups

f0165567_5592028.jpg

(C)2014 Dogwood Pictures, LLC


「聖杯たちの騎士」というのは
タロット占いで使うカードです。

聖杯たちの騎士
ナイト(Knight:騎士)のカードは前途有望な働き盛りで、
組織内の人々を力強く引張り、守ってくれる若きリーダー的な人物を意味します。
持ち前のチャレンジ精神で、夢や目標に向かって突き進む人物でもあります。
四大元素である火土風水の『風』に属します。
正位置の聖杯のナイトは、周囲の人への配慮が行き届き、
多くの人から慕われますので、大きな影響力を持つことを暗示しています。
また、逆位置の聖杯のナイトは、感情に流され、
優柔不断で判断を誤ることを暗示しています。
https://astrology.neoluxuk.com/tarot/index.php/Cat1No/B200/Cat2No/200/Cat3No/112/

タロット占いを知らないとこんなタイトルがついていても
一体全体なんのことやらです。
正位置、逆位置ねえ。
占いにも人生にも裏と表があるのでしょうか。

f0165567_635141.jpg

ストーリー
サンタモニカにやってきたリックは脚本家として活躍していた。
華やかなセレブの世界に浸りながらも
どこかへ行きたいと願うリックは6人の女性と出会うのだが―――

パーティに出席しながらも、自分の置かれた場所に疑問を抱き続けるリック。
その席で奔放な女性デラと出会った。
ある日、初めてハリウッドの超大作映画を依頼されたリックは
その高額なギャラに惹かれ、自らの信念とは違うが引き受けることに。
そんな彼に「違う生き方があるはずよ」と告げて、去っていくデラだった。

弟が自殺し、リックの家庭は崩壊していた。
父は罪の意識に苦しみ、
もう一人の弟バリーは悲しみを乗り越えることができず、落魄したまま。
LAに引っ越してきたバリーを立ち直らせようと奔走するリック。
その頃、妻のナンシーとの関係も破綻。
医師であるナンシーとの間にはすれ違いも多かったが、深く愛し合ってもいた。
だが、いつしかリックは刺激に満ちた世界に呑み込まれていたのだ。

モデルのヘレンに会ったのはセレブ達の集まるパーティの会場だった。
東洋的なヘレンの放つオーラに惹きつけられるリック。
そんな彼に「あなたの行くべき場所は他にある」
と予言のような言葉を投げかけるヘレン。

ある晩、ステージで踊るポールダンサーのカレンから
「あなたの周りに闇が見える」と宣告されるリック。
彼女は世界の秘密を知っているといい、
自分が発見したという人生の真実をリックに教えてくれた。
彼女に励まされ、自分はどこへでも自由に行けることに気付くリックだったが、
肝心の道は一体どこにあるのか―――

一歩踏み出したリック。
そして、彼は激しい恋に落ちる。
エリザベス。
夫のいる女性。
愛をみつけたら迷ってはいけないと信じる彼女にとってリックとの愛が全てだった。
リックもエリザベスこそ運命の女性と信じ、結婚を申し込む。
だが、思わぬトラブルが二人に降りかかった。
リックはふたたび彷徨い、最後かもしれない女性と出会う……

f0165567_64433.jpg

セレブの恋愛ごっこ?
何をいまさら、と思いました。
ロスアンゼルスの大邸宅。映画界のセレブリティのパーティ・・・
嫌というほど観てきた世界ではありませんか。
(あ、映画の中で、ですけど)

ちょっと腹が立ちました。
でも、6人の女ということに何か意味があるのかもしれません。

そうしたら、以下のような記事をみつけました。
6という数字にはこんな意味があるそうです。

6、恋人、太陽神から分離した人間、△+▽、ヘクサグラム、水と火の合体、優柔不断、人間的な意識、迷い、相互性、協力、美、六道輪廻、神に成れない人間の世界、獣
http://xuzu0911.exblog.jp/20635806

リックをこれにあてはめてみれば
優柔不断
迷い
ってことでしょうか。

現代の彷徨い人リックの訪れた荒野には
墓標のように無数の風力発電機が回っていました。

満ち足りるということを知らない人間の性(さが)。
リックの彷徨におつきあいするのはちょっと疲れました。





今日もポチッとお願いできればうれしゅうございます♪
↓↓↓↓↓

にほんブログ村
☆12月22日に更新しました。いつも応援して下さって本当にありがとうございます☆

聖杯たちの騎士
脚本・監督/テレンス・マリック、撮影/エマニュエル・ルベッキ
出演
クリスチャン・ベイル/リック、ケイト・ブランシェット/ナンシー、ナタリー・ポートマン/エリザベス、ブライアン・デネヒー/ジョセフ、アントニオ・バンデラス/トニオ、ウェス・ベントリー/バリー、テリーサ・パーマー/カレン、フリーダ・ピント/ヘレン、イモージェン・プーツ/デラ
12月23日(金)ヒューマントラスト渋谷ほかにてロードショー
2015年、アメリカ、118分、配給/東京テアトル、http://seihai-kishi.jp/

by Mtonosama | 2016-12-22 06:10 | 映画 | Comments(6)
 

聖杯たちの騎士
-1-

Knight of Cups


f0165567_60172.jpg

(C)2014 Dogwood Pictures, LLC


テレンス・マリック監督作品。
『シン・レッド・ライン』(‘98)の監督です。
もう20年近く経っていたのですね。
『天国の日々』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞しながら
20年もの沈黙の後に発表した作品が『シン・レッド・ライン』でした。

テレンス・マリック監督
1943年生まれ。ハーバード大学で哲学を専攻し、
英オックスフォード大学モードリン・カレッジに通うが退学。
帰国してフリーのジャーナリストになる。
マサチューセッツ工科大学で哲学の講師を務めるかたわら、映画製作を学び始める。
72年、「ポケット・マネー」(日本未公開)で脚本家デビュー。
翌年の「地獄の逃避行」(日本未公開)で初メガホンをとり、
続く「天国の日々」(78)でカンヌ国際映画祭の監督賞を受賞する。
その後、映画界から姿を消しパリで隠遁生活を送る。
98年、20年ぶりの監督作「シン・レッド・ライン」を発表。
同作はベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞し、
アカデミー賞でも監督賞と脚本賞にノミネートされ、第一線に返り咲いた。
05年、監督第4作「ニュー・ワールド」を発表。
5作目の「ツリー・オブ・ライフ」(11)はカンヌで最高賞パルムドールに輝いた。
デビューから30数年で監督作はわずか5本と寡作ながらも、
常に良質な作品を作り出すことで世界から注目される現代最高の監督のひとり。
http://eiga.com/person/49641/

『シン・レッド・ライン』を観た時、
そのタイトルのthin(薄い)を思わせるような、
ラストで山の草が静かになびくシーンが印象的でした。
シン・レッド・ラインとは「生と死の境界」というような意味合いらしいですけど。

f0165567_62435.jpg

いえ、今回は『聖杯たちの騎士』の上映です。

大スターたちが出演を熱望するという巨匠の作品だけあって
登場人物は『バットマン ビギンズ』『ダークナイト』のクリスチャン・ベイル、
『ロード・オブ・ザ・リング』のケイト・ブランシェット、
『ブラック・スワン』のナタリー・ポートマン、
『マスク・オブ・ゾロ』のアントニオ・バンデラス、
『スラムドッグ$ミリオネア』のフリーダ・ピントと
誰もが頷く綺羅星のようなスターが出演しています。

f0165567_635253.jpg

実は、タイトルを観て
「『インディ・ジョーンズ』みたいなヤツかい?」
と勘違いしたおバカなとのであります。

でも、このタイトルじゃ、そう思いますよね。
とはいえ、原題もまんまKnight of Cupsですけど。

テレンス・マリックほどの監督作品となりますと、
さして興味深くはなくても「これは名作だ!」と
言わねばならないような圧力を感じます。
そう、裸の王様を裸とは指摘できない群衆のような気分です。

でもなあ、いくら巨匠でも
今更、成功者の心の闇をセレブリティのパーティの場で見せられてもなあ。

ぶーたれていてもしょうがないですよね。

73歳のハーバード大学哲学科出身の巨匠の最新作は
いかなるものでありましょうか。

続きは次回にて。

f0165567_651396.jpg



今日もポチッとお願いできればうれしゅうございます♪
↓↓↓↓↓

にほんブログ村
☆12月19日に更新しました。いつも応援して下さって本当にありがとうございます☆

聖杯たちの騎士
脚本・監督/テレンス・マリック、撮影/エマニュエル・ルベッキ
出演
クリスチャン・ベイル/リック、ケイト・ブランシェット/ナンシー、ナタリー・ポートマン/エリザベス、ブライアン・デネヒー/ジョセフ、アントニオ・バンデラス/トニオ、ウェス・ベントリー/バリー、テリーサ・パーマー/カレン、フリーダ・ピント/ヘレン、イモージェン・プーツ/デラ
12月23日(金)ヒューマントラスト渋谷ほかにてロードショー
2015年、アメリカ、118分、配給/東京テアトル、http://seihai-kishi.jp/

by Mtonosama | 2016-12-19 06:11 | 映画 | Comments(6)