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殿様の試写室

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             殿様の試写室 
             秋の増刊号 -6-
                         2日目

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なにげに人家にとりつけられている街燈。
これに灯がはいったら、きれいでしょうね。蘇州・山塘街は夜に訪れたい街です。

さて、この山塘街からは疎水をめぐる船が出ます。
皆さまには暫し蘇州の水辺を楽しんでいただくことにしましょう。
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舟べりにあたるかすかな波の音を聞くともなく聞き、
何百年も変わらずに営まれているであろう人々の暮らしを
失礼ながらおうちの裏から覗かせてもらいながら、舟は進みます。

♪水の蘇州の花散る春を惜しむか 柳がすすり泣く

まさに蘇州夜曲を地で行ってまいりました。



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ま、こういう蘇州もありますが―――

明日に続く

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♪10月31日に更新しました。いつも応援ありがとうございます♪
by mtonosama | 2010-10-31 05:56 | Comments(4)
            殿様の試写室
            秋の増刊号 -5-
                        2日目 

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                        山塘街
白壁に黒屋根、疎水にかかる苔むした石橋。山塘街は、蘇州旧市街でも昔ながらの水郷の風情が残る地区のひとつ。

山塘街の歴史は唐の宝暦年間(西暦885年)に遡る。日本では詩人として名高い白居易が蘇州の知事として赴任後まもなく、虎丘に出かけた際、周囲の水路が埋まってしまい一帯の水利が不便になっている様を眼にした。白居易はすぐさま、商業街だったチャン門から虎丘にかけて山塘河を開鑿、灌漑と交通の便が大幅に改善され、一大遊行商業街として発展。後、蘇州の人々は白居易に感謝の意を表し、山塘街を白公堤と呼んだ。

唐以降、山塘街は物資の集積する街となり、清の乾隆年間に描かれた「姑蘇繁華図巻」には「中華第一街」と称された繁栄の様が見てとれる。多くの文人墨客にも愛され、曹雪斤は「紅楼夢」の中で山塘街を「俗世間で一、二を競う風流にして富貴な土地」と紹介。乾隆皇帝は、1792年太后の70歳の祝いに北京の皇家庭園「颐和園」の北に山塘街を模して、蘇州街を建造している。

山塘街は七里山塘とも呼ばれ、距離にして3~4キロ。近年山塘街の東端から新民橋までは観光用に整備され、レストランやクラフトショップが軒を連ねている。
http://www.sy-tour.net/szinfo/historicspot/santougai.html

この山塘街への移動も人力車。
観光地ゆえタクシーがつかまらないという事情もありますが、
実は人力車にはまってしまったとのご一行。

交差点でタクシーを探している間、人力車のおにいさんがとのを誘います。
おにいさん:「人力車、乗ってかない?」
との:「不要。不要。こちらは3人。タクシーでないと無理、無理」
と「不要」以外はすべて日本語とジェスチャーで意志表示します。
でも、おにいさん
「ダイジョブ、ダイジョブ」と3人を無理矢理小さな人力車におしこんでしまいました。
とのは幌の外に足を突き出し、
ジャスミンちゃんはとのとらくだくんの間にできた小さな三角スペースに
お尻をのっけるというめちゃくちゃな体勢。

それにしても、3人乗ったら200kg近い重量です。
ペダル漕げないでしょ。

しかし、おにいさん、最初こそ、押して歩いていましたが、漕ぎだしました。
グイッ、グイッ、ひと漕ぎごとに人力車はスピードを増していきます。
すごい、すごいよ。おにいさん。

「らくだ、おにいさんにオリンピックの自転車競技に出たらメダル取れるよ、と伝えてよ」
と、らくだくんに通訳を頼むも、らくだくんは渋い顔をします。
「早く伝えナ!」
とののごり押しに渋々通訳したらくだくん。
なにかおにいさんと言い合っています。
「なんて言ってたの?」と訊くと、
「そう思うのならチップくれ、と言われた」――

人は賞讃の言葉より現金の方がありがたいのか……
中国でひとつ大人になったとのであります。

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川は流れ、優しい風に木々は揺れます。

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歩き疲れて、一軒の茶店に入りました。

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雲南茶とコーラを注文。お茶はコップに直接入ったお茶ッ葉に魔法瓶からお湯を入れ、
何杯でも飲むことができます。
ミカンの皮を干したものや干した杏に砂糖をまぶしたもの、
ピーナッツといったお茶受けもついていました。お茶は20元(360円)。

割高なのは、どうもこのお店、街の住人のゲームセンターだったようです。
隣の小部屋ではおじさんたちが麻雀をやっていましたし、
階下に降りるとトランプに興じていました。
一杯のお茶で何時間でもゆったりと過ごす人々。
どこか違った時間が流れているようでした。
こんなアナログなゲームセンター、羨ましいです。

明日に続く

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♪10月30日に更新しました。いつも応援ありがとうございます♪
by mtonosama | 2010-10-30 05:58 | Comments(8)
              殿様の試写室 
              秋の増刊号 -4-
                        2日目

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拙政園
世界遺産に指定されている蘇州古典園林のうち、造園芸術の傑作といわれる拙政園は明代の高官王献臣(おうけんしん)が造園した水がテーマの庭園です。5万平方メートルのうち5分の3が池であり、その周りに数々の建物が配されています。
http://www.joyphoto.com/japanese/abroad/2003shanghai/sessei.html


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さて、向かうは拙政園。移動は人力車です。
ジャスミンちゃんと2人で乗りこみました。
車内(?)から撮ったので、運転手さんの苦しそうな後姿しかとれませんでしたが―――

普通の自転車に幌つきの荷台をひき、そこに100kg近い(2人で、ですよ)人間が乗るのですから、
お世辞にも頑健とは言い難い運転手さんには気の毒でした。

1人10元のこの人力車、幌の中を吹きぬけていく風が爽やかで、速度も人間的。
良いです。タクシーよりずっと良いです。

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拙政園に至る道には小さな移動式店舗が並んでいました。
これは木象嵌のお店。若いおねえさんが一生懸命制作しています。

買えばよかった。

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古色を帯びて反り返った屋根。

この建物の中から、唐衣をまとった柳腰(この言葉、国会で話題になりましたね)の
中国美女が婉然と微笑みかけてきそうです。

この大勢の見物客を前にしては美女の微笑もひきつってしまうかもしれませんが。

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こんな風に回廊をめぐって、風趣あふれる庭園と建物を楽しみます。
まだまだ暑さの残る蘇州でしたが、拙政園の庭園に小さな秋をみつけました。

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♪10月29日に更新しました。蘇州は明日も続きます♪
by mtonosama | 2010-10-29 06:59 | Comments(8)
              殿様の試写室
              秋の増刊号
-3-
                         2日目

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                          北寺塔
北寺塔のある報恩寺は、蘇州で最も古い仏寺。
三国時代呉の赤烏年間(西暦247~250年)、孫権が母の恩に報いるため、「通玄寺」を築造。

唐の開元年間に、全国各郡に年号と同名の寺を置くことが定められ、
通玄寺は開元寺と改名した。
その後、唐の同光年間呉越王の銭王が、寺を再建し、母の恩ならびに佛恩に報いることを
表して報恩寺と名づけた。

塔は梁時代(502~557年)の創建と伝えられ、当時は十一層の宝塔であった。
しかし、その後たびたび壊され、北宋年間に九層の塔に再建された。

現存する塔は、一層から六層までの塔身は南宋時代、七層以上は明代、
廂と欄干は清時代に再建,補修されたものである。
高さ76m、八角七層の塔は各階に回廊も作られ、九階からは蘇州を一望できる。
http://www.sy-tour.net/szinfo/historicspot/kitateratou.html


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客引き氏をまいて乗り込んだタクシーには頑丈な檻がついていました。
心優しく、安全運転を心掛ける運転手さんを悪い客から守るための檻です。

    とのはいつも思うのですが、
    中国のタクシー運転手が、もしもモンテカルロとかマカオとか
    市街地を走るカーレースに出場したら、皆が皆、上位入賞間違ないでしょう。
    猛スピードのまま、コーナーを回り、バスや車の横をすれすれで通り抜け…
    彼らの日常業務はそのままがカーレースですもん。

    どうぞ、運転手さん、カーレースは客を乗せていない時になさってくださいませね。

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しかし、そのおかげで、目的の北寺塔にはあっという間に到着。
説明にもあった9階の最上階にも上ってきました。
蘇州の街が一望できる上、心地よい風がタクシーでの緊張と汗をぬぐい去っていってくれました。

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何百年もこの国の歴史を見守り続けてきた塔の最上階に立って、
眼下を見下ろせば、ゆったりとした大きな気持になります。

「とのはこの塔の主だぞ~~~!」と叫ぶと
「ババア~~~!」と木霊が返ってきました(汗)。

明日に続く

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♪10月28日に更新しました。いつも応援ありがとうございます♪
by mtonosama | 2010-10-28 07:14 | Comments(2)
           殿様の試写室 
           秋の増刊号 -2-

                       2日目

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                         蘇州

                  ♪ 君がみ胸に抱かれて聞くは
                     夢の舟唄 鳥の歌
                    水の蘇州の花散る春を
                   惜しむか 柳がすすり泣く 

                        「蘇州夜曲」



蘇州夜曲」(そしゅうやきょく)は、西條八十作詞、服部良一作曲の歌謡曲。
李香蘭(山口淑子)歌唱を前提に作られ、李香蘭主演の国策映画「支那の夜」(昭和15年(1940年)6月公開)の劇中歌として発表。同年8月、渡辺はま子・霧島昇歌唱でコロムビアからレコードが発売された。
昭和28年(1953年)には、山口淑子歌唱のレコードが、自身主演の映画「抱擁」の主題歌として発売された。(Wikipediaより)


実に良い歌です。
トイレが汚いの、電車に乗るのに整列しないの、道に唾を吐くの、と
散々中国の悪口を言いながら、1999年以来、9回も中国へ足を運ぶのは、
この情緒たっぷりの歌が頭のどこかで流れているからかもしれません。

でも、そんなことを言うと、日本軍国主義をバックアップする歌じゃないかっ!と
かの国の偉い人に怒られそう。

今回、そんな蘇州へやっと行くことができます。

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上海駅です。

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上海駅の待合室でひたすらリンゴを食べていたおじさん。
「われこそは漢民族なり」という立派なお顔です。
彼、リンゴの皮をげっ歯類のように前歯できれいにこそぎ食べ、その後、
白い果肉を無心に、幸せそうに食べていました。

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蘇州に向かう中国新幹線「和諧」号。

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蘇州がなんで苏州なんでしょうね。
ま、いいけど。

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さあ、苏州(蘇州)駅です。たったの30分で着いてしまいました。
まるで、空港のように立派な駅。今年の7月に完成したばかりだとか。

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駅構内にはこんな旅行ガイドブックを販売するコーナーも。
「云南」は雲南の中国略字体ですが、こういう字さえなければ日本の本と同じですよね。
「玩全攻略」。これは完全攻略のことでしょうか。

さあ、いつまでも駅構内で遊んでいてはいけません。観光に向かいますよ~。

その前に、ガイドから一言ご注意申し上げたいことがございます(誰がガイドやねん)。
皆さ~ん、中国旅行とはまさに闘いであることをここでご確認くださいね~。

そう、それはトイレとの闘いであり、物売りとの闘いであり、客引きとの闘い、です。

観光に向かう前、まずラクダくんがこの客引きにひっかかりました。

ラクダ、ジャスミン、とのの3人はこの日、北寺塔、拙政園、山塘街、寒山寺などへ
行こうという大まかな計画を立てていたのですが、
この客引き氏、われら一行の計画するすべての場所に1人あたり15元(≒180円)で
バスにも舟にもお乗せして案内しますよ、というのです。
な~んでもお望み通りに致しますと。

15元(≒180円)というと随分安いですよね。
でも、我々は2日目にして完全に中国的経済感覚のとりこになっていました。
との:「ちょっとラクダ、3人で30元にしてって言ってよ」
って、違うだろ。

バスに乗って、あちこち連れ回されたら、好きなことができない。
そして、甘い言葉には毒がある。
値切るより前に、この基本に立ち戻らねば。

で、逃げました。
人の波をかきわけ、青信号でも止まらない車の列をかいくぐり、ひたすら逃げました。

ハア、ハア、ハア、ゼエ、ゼエ、ゼエ。
身体をくの字にして荒い息を吐きながら、逃げきったな、と後を見ると―――

ギャアー!!追っかけてきてたよ。
後はひたすら不要(プーヨー:いらない)を連発し、
タクシーに乗り込んだ一行なのでありました。

明日に続く

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♪10月27日に更新しました。いつも応援ありがとうございます♪
by mtonosama | 2010-10-27 03:28 | Comments(8)