ブログトップ | ログイン

殿様の試写室

mtonosama.exblog.jp

殿が観た最新映画をいち早くお知らせ!

タグ:馬奈木厳太郎 ( 1 ) タグの人気記事


大地を受け継ぐ
-1-

f0165567_55591.jpg

(C)「大地を受け継ぐ」製作運動体


もうすぐ5年目のあの日がやってきます。
とのは3月13日が誕生日なので、
1歳年齢が増える3月が来るたびに
あの日の地震と原発事故を思い出さざるを得ません。
あの日から毎年、誕生日を迎えることがいけないことのように思えて仕方ありません。

今回ご紹介するのは『大地を受け継ぐ』です。

2015年5月、東京。
バス発着所に16歳から23歳までの11人の学生たちが集まりました。
ほとんどの学生たちは初対面で、多少緊張しているようですが、
遠足に出かけるような雰囲気も漂わせています。

バスが東京から離れるにつれて窓外には5月の爽やかな緑が拡がり、
田圃には田植えがすんだばかりの苗が青々と風になびいています。
学生たちはのどかな風景を撮影したり、
SNSに書きこみをしたり、
隣り合った新しい友人とおしゃべりしたり、
和やかな空気に包まれています。

f0165567_573264.jpg

やがて、バスが到着しました。
福島県須賀川市。
福島原発からおよそ65km離れた一軒の農家です。
若者たちを笑顔で迎える息子・樽川和也さんと母・美津代さん。
飼い猫も皆が集まった座卓の脇に寝そべっておもてなししています。

これは、樽川和也さんと美津代さんが
11人の若者たちに
2011年3月から本作が撮影された2015年までの日々を語った
5月のある一日を記録したドキュメンタリー映画です。

監督は井上淳一さん。

井上淳一
1965年生まれ。愛知県出身。
大学入学と同時に若松孝二監督に師事。
若松プロ作品に助監督として参加。
2011年『アジアの純真』(脚本)で北朝鮮による拉致問題を
2013年『戦争と一人の女』(監督)で加害者からの戦争を
2013年『あいときぼうのまち』(脚本)で原発と人の営みを、
描いてきた社会派監督。
本作は自身初めてのドキュメンタリー映画。

f0165567_5191622.jpg


『大地を受け継ぐ』の企画・制作にあたったのは馬奈木厳太郎弁護士。
馬奈木弁護士は4,000人の原告団を抱える
「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟団の事務局長を務め、
学生たちの引率者・インタビュアーとしても本作に登場しています。

「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟
福島原発事故を公害としてとらえ、国と東京電力を被告として、
福島地方裁判所で原状回復と慰謝料を求めている裁判。
2013年に提訴。
原告団(滞在者と避難者)は約4,000名。
福島県全市町村とその隣接県に原告を擁する全国最大規模の訴訟。
国と東京電力の責任を明らかにし、
原状回復・被害の全体救済・脱原発を目的に掲げている。
本作で学生たちが訪れた樽川美津代さんと和也さん母子は原告団の一員。

樽川さん母子と福島原発訴訟団事務局長のご紹介で前編はおしまいです。
さあ、学生たちはどんな話を聴き、どんな体験をするのか。

それは次回までのお楽しみ。
乞うご期待でございます。



今日もポチッとしていただけたらうれしゅうございます♪
↓↓↓↓↓

にほんブログ村
☆2016年2月13日に更新しました。いつも応援してくださってありがとうございます☆

大地を受け継ぐ
監督/井上淳一、企画/馬奈木厳太郎、プロデューサー/小林三四郎、撮影/鍋島淳裕、桑原正祀、堀部道将、西佐織、照明/堀口健、録音/光地拓郎、整音/臼井勝、編集/蛭田智子、助監督/植田浩行、製作進行/長谷川和彦、海外窓口/中西佳代子
出演
樽川和也、樽川美津代、井樫彩、井澤美采、石田佳那、一万田若葉、内田夏奈子、金子鈴幸、樽見隼人、千葉航平、野月啓佑、宮田俊輝、矢部涼介、白井聡、馬奈木厳太郎
エンディング曲:フラワーカンパニーズ「日々のあぶく」(Sony Music Associated Records)
2月 20日(土)よりポレポレ東中野ほかロードショー
(2月6日(土)よりフォーラム福島にて限定1週間先行上映決定)
2015年、日本、カラー、86分、協力/東放学園映画専門学校、河合塾COSMO、明治大学駿台映画製作研究部、「大地を受け継ぐ」製作運動体/馬奈木厳太郎、井上淳一、太秦株式会社、配給/太秦、http://daichiwo.wordpress.com/

by Mtonosama | 2016-02-13 05:30 | 映画 | Comments(2)