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殿様の試写室

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南瓜とマヨネーズ
-2-

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(c)魚喃キリコ祥伝社・2017『南瓜とマヨネーズ』製作委員会


若い女性といえば姪っ子の
ジャスミン位しか思い浮かばない150歳。
もうすぐ30歳の女子って
どんなんだったかなぁ。

自分?
自分は結婚を焦ってたような。
うん、あの時点で失敗したのか。
あ、どうしようもないことを――

音楽の夢を追いかける恋人せいいちと
昔の男ハギオとの間で揺れる
ツチダの心情をリアルに描き上げた
魚喃キリコの代表作「南瓜とマヨネーズ」。
90年代のユース・カルチャーの
バイブル的存在になった漫画。

それを
『パビリオン山椒魚』(’06)
『乱暴と待機』(‘10)
『ローリング』(’15)
の富永昌敬監督が映画化しました。

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6畳に3畳のキッチン付きの古い木造アパート。
坂の多い東京のはずれの住宅街。
音楽の夢を追いかけるせいいちは
休眠状態にあり、
ツチダはそんなせいいちを
支えようとしています。

ここで「神田川」のフレーズが
流れたりしたら、
もうしっかり70年代なんですけどね。

そうはならず
やくしまるえつこの
音楽監修と劇中歌が
良い味を添えていますからご安心を。
それにキッチン3畳とバストイレ付
というところは今風です。

さあ、どんなお話かというと――

ストーリー
ライブハウスで働くツチダは
同棲中の恋人せいいちが
ミュージシャンになる夢を叶えるため、
キャバクラで働き始めた。
もちろんせいいちには内緒。

一方、自分の抜けたバンドが
レコード会社と契約し、
代わりにグラビアアイドルを
ボーカルに迎えたことに
複雑な思いを持つせいいち。
彼もスランプに陥り、
仕事もせず、ダラダラと過ごしていた。

そんな時、ツチダは店に来た客から
もっと稼げる仕事があると
愛人契約を持ちかけられる。

ある晩、せいいちは
ツチダが隠していた
愛人からの金を見つけ、
ツチダがその男と体の関係を
持っていることを知り、
働きに出るようになる。

ツチダは再び
ライブハウスだけで働くように。
そんな折、
今も忘れられない昔の恋人ハギオに再会。
当時の思いがよみがえり、
ハギオとの関係に
のめりこんでいくツチダだった……

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ツチダは言います。
「わたしたちのこのありふれた平凡が
本当はとても壊れやすくて
なくさないでいることは奇跡」

うん、わかるよ。ツチダ。

一番大事な関係だったのに
それがなくなっちゃうんだよね。

恋愛だけじゃなく、
人生の様々な局面で
こんな想いを抱いてきたよなぁ。

お若い方々には
申し訳ないような気もしますが、
150年の人生を振り返らされてしまいました。

『南瓜とマヨネーズ』ファンの皆さん、
150歳がとんでもない感想を
抱いてしまって本当にごめんなさいね。






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南瓜とマヨネーズ
監督・脚本/富永昌敬、原作/魚喃キリコ「南瓜とマヨネーズ」(祥伝社フィールコミックス)、プロデューサー/甲斐真樹、撮影/月永雄太
出演
臼田あさ美、太賀、浅香航大、若葉竜也、大友律、清水くるみ、岡田サリオ、三石研、オダギリジョー
11月11日(土)全国ロードショー
2017年、93分、カラー、配給/シネスコ

by Mtonosama | 2017-11-13 05:28 | 映画 | Comments(4)

南瓜とマヨネーズ
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(c)魚喃キリコ祥伝社・2017『南瓜とマヨネーズ』製作委員会


南瓜をつぶしてマヨネーズと和えると
美味しいですよね。
さらしたタマネギとハムも入れて
今夜は南瓜サラダにしよっと♪

マヨネーズ好きの試写室管理人は
ついついマヨを入れ過ぎるので
低脂肪ヨーグルトを混ぜて
カロリーを抑えるという
いじましいひと手間も
忘れないようにしないと。

あ、いえ、
料理の話ではありません。
『南瓜とマヨネーズ』
映画のタイトルです。

魚喃キリコ
(なななんキリコと読みます)
の人気漫画が映画化されました。

魚喃キリコ
1972年生まれ。
幼稚園の頃から漫画好き。
中・高生の頃から投稿を始めるが
全て落選。
その頃、岡崎京子の漫画を読み
影響を受ける。
1993年日本デザイン専門学校在学中に
描いた「hole」(「ガロ」掲載)で
デビュー。

自らの体験などをベースに
主に若い男女の恋愛模様を描く。
2002年「blue」が映画化。
主演は市川実日子、小西真奈美。
大友良英率いる
『blueバンド』に参加し、
サウンドトラックの演奏を行っている。
2004年にはblueバンドのライブも
行われた。

2006年『strawberry shortcakes』
が映画化。
『ストロベリーショートケイクス』
岩瀬 塔子の芸名で出演もしている。
好きな詩人は立原道造。
影響を受けた漫画は岡崎京子の『pink』。

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ご本人もとても美形の漫画家さんです。
管理人は少年漫画好きのため
あいにく
読んだことはなく、
ちょっと馴染みのない
作家さん。

まして、恋愛ものだしなぁ・・・
と若干引き気味に試写を観てきました。
150歳は恋愛という言葉が
ちょっと気恥ずかしいお年頃なのです。
ウフッ

だけど、オダギリジョーが出たし、
『走れ、絶望に追いつかれない速さで』
http://mtonosama.exblog.jp/25267024/
に出ていた太賀くんも出演していて、
まずは満足しました。

なんか女性恋愛漫画って
惚れたのはれたの
おまけにじっとりした
エッチなシーンもあったりして、
ちょっとなぁ、
だったんですけど。

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もしかして
ものすごい偏見かもしれませんが――

20代から30代後半にかけての
男女の生活を描いた映画って
妙にお洒落でチャラいか、
ああ、死んでしまいたい的深刻さで
ズブズブだったりしません?

いつまでも青春の中で
甘えていてはいけないと思いつつ、
ああ、またやっちまったぜぇ、な
どうしようもなさがあったり。

こんなこと思うのは
彼らの中にかつての自分を見るからなんでしょうね。
いえ、かつての自分どころか
150歳の自分の中にも
うまく処理できない
感情のもやもやがあったりします。

そう、
だから映画の中の情景が
2010年代ではなく
あの頃のように見えてしまうのかもしれません。

おや、
150歳の繰り言で前編が終わってしまいました。
どんなお話なんでしょうね。
続きは次回まで乞うご期待でございます。




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南瓜とマヨネーズ
監督・脚本/富永昌敬、原作/魚喃キリコ「南瓜とマヨネーズ」(祥伝社フィールコミックス)、プロデューサー/甲斐真樹、撮影/月永雄太
出演
臼田あさ美、太賀、浅香航大、若葉竜也、大友律、清水くるみ、岡田サリオ、三石研、オダギリジョー
11月11日(土)全国ロードショー
2017年、93分、カラー、配給/シネスコ

by Mtonosama | 2017-11-10 06:22 | 映画 | Comments(2)