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殿様の試写室

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タグ:2016殿様の試写室BEST10 ( 3 ) タグの人気記事


2016 BEST10 OF
殿様の試写室

-6-

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ふ、ふ、
なんたってあたしが出てこないことには
この試写室も年が越せないってことよ。

あたし?
あたしは今日発表になるという
ベスト1には全然関係ないわ。

でも、行くわよ!

2016年の第1位は
これよ!


1位

ヒトラーの忘れもの
LAND OF MINE

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第二次世界大戦後にデンマークに置き去りにされた
ドイツの少年兵たちを描いた作品です。
デンマークの人たちですらあまり知らなかった史実を
デンマーク出身のマーリン・サントフリート監督が映画化しました。

主人公はまだ子ども子どもした少年兵たち。
でも、彼らはドイツ軍。
デンマークに残留させられた彼らは
戦時中、ナチスドイツが埋めていった
150万個もの地雷を除去する任務が課せられていたのです。

デンマークに駐屯した20万人のドイツ将兵の内19万人程は
1945年6月までに武装解除され、ドイツに戻されていました。
しかし、少年兵を含む1万人を超える兵士は「捨てられた敵国人」として
兵籍を外され、デンマークに残っていたのでした。

地雷の知識など持っていない少年兵たち。
付け焼刃の知識で埋められた地雷を探り、その雷管を外す。
思わぬ事故で爆死する少年もいました。

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ユトランド半島沿岸の白い砂と青い海。
美しい舞台を背景に
過酷な任務につけられたまだあどけないような少年兵たち。

美しい海岸とおぞましい地雷。
この対比に肌が粟立ち、少年たちの置かれた状況に心が寄っていきます。
ナチスなのに・・・

少年兵たちの監視役にあたったデンマーク軍の軍曹の心が
敵から親、兄への気持ちに変わっていく様子に
そうでしょ?そうでしょ?
と頻りにうなづいていたとのです。

そして、感動のラストシーン。
2016年のBEST1として、ぜひぜひご覧いただきたい一本です。

本作は当試写室で12月に上映しました。
http://mtonosama.exblog.jp/27212109/ http://mtonosama.exblog.jp/27255579/

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by Mtonosama | 2016-12-30 06:13 | 映画 | Comments(8)

2016 BEST10 OF
殿様の試写室
-3-

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ロンドンの交差点付近って
なんでこんな風にギザギザになっているんでしょうね。

調べてみたら、そのまんまでした。
「交差点が近いですよ」って印なんですって(^-^;

映画?
映画には関係ないけれど
ビートルズが縦列行進で歩いたアビーロードの近くです。

えっと、
もう数年前に行った写真を懐かしがっていないで
今日は5位と4位に行きます。



5位

歌声にのった少年
Ya Tayr El Tayer

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亡き姉との約束を果たすために
紛争の地ガザ地区から脱出し、
世界的な歌手になるという夢を叶えた少年の実話です。

7位になった『オマールの壁』のハニ・アブ・アサド監督作品。

ガザの厳しい現実は相変わらずですが、
厳しいばかりでは
パレスチナ人も監督も観客もつらくなります。
ストレスもたまります。
パレスチナにだって美しい話や感動的な物語があっていいはず。
歌の大好きな少年が夢をかなえる映画があってもいいですよね。
あのシビアな作品をつくっていたハニ・アブ・アサド監督が
ムハンマド・アッサーフという実在の歌手をモデルに
明るい希望を与えてくれる映画を作りました。

『オマールの壁』でパレスチナの直面する状況に
ショックを受けた後に本作を観たので、
ハニ・アブ・アサド監督の嬉しい心変わりに少なからずホッとしました。

早く彼らの上に平和が訪れますように。

本作は9月に当試写室で上映しました。
http://mtonosama.exblog.jp/25875837/ http://mtonosama.exblog.jp/25925896/



4位

ある戦争
KRIGEN

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アフガニスタンの紛争地域で
市民を守る任務を背負ったデンマークの治安部隊。
殺したくないのに殺し、死にたくないのに殺されることが
日常となった世界にいる兵士たちです。

映画に登場するのは
戦場、
夫の留守中、幼い子供たちを守り、
日々の生活に奮闘する妻が暮らすデンマークの一都市、
そして、法廷だけです。

しかし、この緊張感と
兵士や家族の懊悩が
観客に鋭く突き刺さる映画でした。

だって、このデンマークの部隊長の抱えた問題は
日本の自衛隊員やその家族が直面するものでもあるんですよね。

本作は10月に当試写室で上映しました。
http://mtonosama.exblog.jp/26117565/ http://mtonosama.exblog.jp/26170250/

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by Mtonosama | 2016-12-27 05:43 | 映画 | Comments(0)

2016 BEST10 OF
殿様の試写室

-1-


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今年も早やBEST 10の季節です。
年賀状も大掃除もお正月の準備もな~んもせず、
今年観た映画を思い返しながら、順位を考え込んでいるとのであります。
旭山動物園のシロクマもあきれています。

今年は皆さまにとってどんな一年でしたか?
心に残る映画はありますか?
実生活はいかがでしたか?

とのは今年もひとつ歳をとりました。
でも、150歳を迎えてからは、
これ以上、表記上の年齢が増えることはないので、
安心して映画に溺れています。
今年のBEST 10、皆さまのそれとは違っても
「バッカじゃないの?」などと言いながらお楽しみいただければ嬉しいです。

さあ、2016年BEST 10
10位から8位まで
いきます!



10位 

アイリス・アプフェル!
~94歳のニューヨーカー~

IRIS APFEL

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とのよりは少し年下ですが、素敵なアプフェルさんでした。
94歳の彼女。多くの有名デザイナーに尊敬され、
今もニューヨークのカルチャーシーンに影響を与える女性です。
このお方、1950年代からインテリアデザイナーとして活躍。
夫カール・アプフェルと設立したテキスタイル会社が大成功し、
ジャクリーン・ケネディや歴代大統領から
ホワイトハウスの装飾を任された女性。

ブルーの瞳に合わせたトルコ石のネックレス。
いいわあ。
皺があっても口角をキュッと上げればフォトジェニック。
見習いたい点が多いドキュメンタリー映画でした。

当試写室では3月に上映しました。
http://mtonosama.exblog.jp/25007395/ http://mtonosama.exblog.jp/25016473/



9位

ヴィクトリア

VICTORIA

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「ベルリンの街を疾走する全編140分ワンカットの衝撃」
がキャッチフレーズの作品でした。
ドイツ映画というだけで心が騒ぐのに
全編ワンカット、完全リアルタイムの映画ですよ。
現実世界を切り取り、2時間14分の映像世界に落とし込む。
スタッフも俳優たちも
フルマラソンを全力疾走したような映画です。
映画ってこんなこともできるんだ!
と驚かされました。

当試写室では5月に上映しました。
http://mtonosama.exblog.jp/25172701/ http://mtonosama.exblog.jp/25190646/




8位

裸足の季節

MUSTANG

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トルコの片田舎に生きる思春期の少女たち。
その自己解放を描いた鮮烈な印象の作品です。
監督は本作がデビュー作となるトルコ出身のデニゼ・ガムゼ・エルギュヴェン。
監督自身の体験も織り込んだ映画です。

最近トルコでは男女生徒が同じ階段を使うのを禁じる学校があったり、
女性は家事に専従し、子どもを生んでいればいい、というような風潮が出てきたり―――
女性の地位が社会的な問題にもなっており、
普段はフランス在住の監督も帰国の度に閉塞感を感じていたといいます。

賢く、活発な末っ子の活躍が胸躍る映画でした。
抑えつければ抑えつける程、野生の馬(Mustang)は飛び跳ねるものなんですよね。

当試写室では6月に上映しました。
http://mtonosama.exblog.jp/25295864/ http://mtonosama.exblog.jp/25306386/

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by Mtonosama | 2016-12-25 05:46 | Comments(2)