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はやぶさ ~遥かなる帰還~ -1-

          はやぶさ ~遥かなる帰還~ -1-

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                  ©2012「はやぶさ 遥かなる帰還」製作委員会

                    2010年6月13日、日本中が興奮しました。
                    理科に弱いとのもまた興奮していました。
        そう、はやぶさ(第20号科学衛星MUSES-C)が7年間60億kmの宇宙の旅を終え、
                      地球大気圏に再突入した日です。

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はやぶさ(第20号科学衛星MUSES-C)は、2003年5月9日13時29分25秒(日本標準時、以下同様)に宇宙科学研究所(ISAS)が打ち上げた小惑星探査機で「ひてん」「はるか」に続くMUSESシリーズ3番目の工学実験機である。
イオンエンジンの実証試験を行いながら2005年夏にアポロ群の小惑星 (25143) イトカワに到達し、その表面を詳しく観測してサンプル採集を試みた後、2010年6月13日22時51分、60億kmの旅を終え、地球に大気圏再突入した。地球重力圏外にある天体の固体表面に着陸してのサンプルリターンは、世界初である。(Wikipediaより)

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宇宙ものといえば、子どもの頃、おなじみになった東宝特撮もの(すいません。「宇宙戦艦ヤマト」までくると、とのも大きくなりすぎていて、映画もアニメも観ていません。漫画は読みましたが)。
こうした作品のお約束は世界中の学者が一致団結して地球の困難を救うというもの。

            〈世界はひとつ人類は皆兄弟〉みたいな、めでたし、めでたしの映画でした。
        こういうことを素直に信じることのできたとのの子供時代はなんと幸せだったことでしょう。
            ところが、150歳という歳になって、この緊張と興奮と感動を味わえるとは。
                        それもSFではなく実話として。

はやぶさ ~遥かなる帰還~ -1-_f0165567_739575.jpgこの感動を映画にしない手はなく、なんとはやぶさ映画は4本も製作されています。
2011年5月には「はやぶさ BACK TO THE EARTH」(上坂浩光監督、角川映画)。
同年10月1日には「はやぶさ HAYABUSA」(堤幸彦監督、20世紀FOX)。
2012年2月11日には本作「はやぶさ 遥かなる帰還」(瀧本智行監督、東映)。
3月10日には「おかえり はやぶさ」(本木克英監督、松竹)。

     いかに「はやぶさ」が、内向きになっていた日本人の心に勇気を与えたか、ということでしょうね。

             なんといっても「はやぶさ」がさまざまなトラブルを克服し、
              あるいは行方不明になりながらも宇宙の旅を続けたこと。
    最後には自分の身は燃やしながら、小惑星イトカワで採取したカプセルだけは地球に届けた姿。
 そうしたことに、自己犠牲というか、責任感というか、とても人間的なものを感じさせてくれたんですよね。
              おっと、いけない。ここで泣きそうになってしまいましたよ。

           さあ、どんなお話なのでしょうか。続きは次回までお待ちくださいませ。

                              

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はやぶさ ~遥かなる帰還~
監督/瀧本智行、原作/山根一真「小惑星探査機はやぶさの大冒険」(マガジンハウス刊)、脚本/西岡琢也、音楽/辻井伸行、製作/岡田裕介、加藤進、早川洋、企画/坂上順、大澤善雄、プロジェクトマネージャー/渡辺謙
出演
渡辺謙/山口(JAXA・教授)、江口洋介/藤中(JAXA・教授)、夏川結衣/井上(朝日新聞社・科学部記者)、小澤征悦/鎌田(JAXA・助教授)、中村ゆり/松本(JAXA・学生当番)、吉岡秀隆/森内NEC(イオンエンジン担当)、石橋蓮司/大下(JAXA・幹部)、藤竜也/丸川(JAXA・教授)、山崎努/東出「東出機械」社長、嶋田久作/岸本(JAXA・教授)、近藤芳正/米川(JAXA・教授)、蟹江一平/石山(JAXA・助教授)、笠兼三/日野(JAXA・助教授)、橋本一郎/倉本
(JAXA・若手プロジェクトメンバー)、宮下裕二/石塚(JAXA・若手プロジェクトメンバー)、増田修一朗/目黒(JAXA・若手プロジェクトメンバー)、永倉大輔/仲倉(NEC・コマンダー)、長嶋一茂/三雲(NEC・エンジニア)、モロ師岡/浜井(JAXA・助教授)、ピエール瀧/平河(NEC・エンジニア)
2月11日(土)全国ロードショー
上映時間2時間16分、http://www.hayabusa2012.jp/

by mtonosama | 2012-01-22 07:52 | 映画 | Comments(10)
Commented by すっとこ at 2012-01-22 23:08 x
きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!
はやぶさだわ!はやぶさだわ!

これには胸踊りましたね。
7年かけての旅だったんですものね。
超薄いソーラーパネル拡げるとこなんて
スタジオでほぼ実物だかひろげるとこやって
見せてくれて、あんなに折りたたまれた
紙より薄いものがちゃんと広がるところからして
もう奇跡だと思いました。

幾百のいえ幾千、それ以上の奇跡の集合、
そして日本人の技術の結晶ですね。

4つも映画作られていたとは!
関係者はどの俳優が自分役だか、見ててワクワクでしょう。

観たいですね!この映画。
次号UPを楽しみにしています。
Commented by Tsugumi at 2012-01-23 05:50 x
昨年の夏秩父にもはやぶさ展示されたようで見たお客さまが興奮して伝えてくれました。激混みだったそうです。
映画館では見れそうにないのでDVDになったら見てみます。
Commented by mtonosama at 2012-01-23 07:13
♪すっとこさん

そうなのよ、そうなのよ♪
はやぶさくんなの。

イオンエンジンだとか、ソーラーだとか、
暗い宇宙でも、推進エネルギーとして使えるんだもの。

この技術を使えば、太陽エネルギーへの変換もすばやくできそうに思えますよね。

技術に希望を持つことができる映画なんて、ホント小学校の時以来かも。
Commented by mtonosama at 2012-01-23 07:16
♪Tsugumiさん

秩父で展示されたんですか!?
そのお客さまの興奮、よくわかります。

DVDまでしばらく待たなくちゃいけませんが、
代わりにはならないけど、それまでは当試写室を覗いて我慢してくださいね<(_ _)>
Commented by poirier_AAA at 2012-01-23 22:56
はやぶさの帰還、感動的でしたよね。ウルウルしながら動画を見ました。

でも考えてみたら、はやぶさだって何が起るか想定出来ない世界の実験だったわけで、それであそこまで頑張れたんだから、日本人は本気を出せばすごいことができるんだぞ!と。そんな気持ちになりました。

原発事故のせいで、子どもたちが技術不信になってしまっているかもしれません。この映画を観て、日本の技術ってやっぱり凄いと思って欲しい。で、技術も大事だけれど、それを使う人間の姿勢も同じくらい大事なんだと知って欲しいです。
Commented by 薄荷グリーン at 2012-01-23 22:57 x
こんばんは!

基本的に科学者の話って結構面白いと思ってるほうなので、わたしも科学者が出てくると無条件でなんだかわくわくしてくるほうかもしれないです。

この前ムービックス京都の中を通ったら、はやぶさの映画の広告の垂れ幕が下げてありました。この映画のだったんだ。
もうすでに4本製作されてるとは知らなかったです。あの出来事は本当に心に残るような出来事だったし、みんな映画にしてみたかったのかな。
満身創痍で帰ってきたはやぶさも凄かったけど、その責任を全うしたはやぶさに最後に一目故郷の地球を見せてやろうと方向転換させた科学者の心意気とそれに答えて最後の一瞬に見た地球の映像を送り返してきたはやぶさの心根にわけもなく感動したのを覚えてます。
この時に改めて知ったのは科学者はロマンチストなんだということでした。映画に科学者のロマンチスト振りが表現されてるといいです。
Commented by ライスケーキ at 2012-01-23 23:22 x
「はやぶさ」 もう映画になったんですか。
それも 4本とは驚きです。
「はやぶさ」が帰ってきて なんとなく元気のなかった日本を元気にしてくれましたね。

この映画を観て 「日本の技術も捨てたものじゃない」と
また、元気を貰いたいです。
Commented by mtonosama at 2012-01-24 07:27
♪poirier AAAさん

遠い宇宙から帰ってきた!
やはり大きな感動要因でしたよね。
それもあんなに華奢な体で。

〈技術も大事だけれど、それを使う人間の姿勢も同じくらい大事なんだと知って欲しいです〉
ほんと、おっしゃる通りですね。

そして、この技術力を代替エネルギー推進のために使ってほしい、と心から望みます。
Commented by mtonosama at 2012-01-24 07:39
♪薄荷グリーンさん

はやぶさが大気圏突入のときに送ってきた映像、
映画でもありましたよ。

けなげで、泣けてきました。
たしかに、科学者はロマンティストでないといけないですね。
そのことは映画でも表現されていたと思います。

ネタばれかもしれませんが、長嶋一茂演じるエンジニアが
行方不明になったはやぶさを探すのに気の遠くなるような
単調な作業を毎日毎日続けてとうとうはやぶさがよろめきながら
パソコン上にその姿を見せたときには感動しました。
一茂までがステキに思えてしまいました。
Commented by mtonosama at 2012-01-24 07:43
♪ライスケーキさん

元気もらえましたよ。

小さく華奢なはやぶさが探査機などではなく
宇宙をひとりさ迷う小さな子どもに見えてきて仕方ありませんでした。

きっとみんなそれぞれに、はやぶさを擬人化して見ていたのでしょうね。

by Mtonosama