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殿様の試写室

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レッド・ライト -2- RED LIGHTS

レッド・ライト -2-
RED LIGHTS

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(c) 2011 VERSUS PRODUCCIONES CINEMATOGRAFICAS S.L. (NOSTROMO PICTURES) / VS ENTERTAINMENT LLC

この世界には、未だ科学では説明できない不思議なできごとが多々あります。
一方で、そうした超常現象を科学的に論破していく人もいます。

前者の世界の住人はロバート・デ・ニーロが演ずる超能力者サイモン・シルバー。
後者はシガニー・ウィーバーが演じる大学教授マーガレット・マシスン。

デ・ニーロの発する黒いオーラ。
「エイリアン」で見せた知的かつ勇敢な宇宙飛行士リプリーを連想させる
科学者のシガニー・ウィーバー。

この両者に圧倒されたかのように大人しく影の薄いマーガレット・マシスン教授の
助手トムを演じたのがキリアン・マーフィです。

ダニー・ボイル監督の「28日後…」(‘02)で主役を、
「バットマンビギンズ」(‘05)ではスケアクロウを演じた人です。
あ、そうそう、アイルランド出身のこの人は
アイルランド独立戦争を、その後の内乱を背景に描いたケン・ローチ監督の
カンヌ映画祭パルム・ドール受賞作「麦の穂をゆらす風」(‘06)にも出演している実力派。
顔はなんとも地味なんですけどね。

さあ、一体どんなお話なのでしょうか。


レッド・ライト -2-  RED LIGHTS_f0165567_528690.jpg

ストーリー
広い敷地にポツンと建った大きな一軒家。
大学で物理学を教えるマーガレット・マシスン博士は助手のトム・バックリー博士と共に
この邸宅に到着した。
2人は超常現象を科学的に解明することに取り組んでおり、
この家で起こっているポルターガイスト現象を調査するためにやってきたのだ。
マーガレットは霊媒師が仕切る降霊会に参加。トムは大学から持参した機器を使い、
その様子をチェックする。そして、マーガレットは異常現象の謎をあっさりと解明。
続いて2人が調査に向ったのはレオナルド・パラディーノというインチキ霊能者。
2人が勤務する大学の学生サリーを助手に加え、パラディーノの透視術のいかさまを暴く。

だが、そこへ強大な敵が出現。
1960年代の終わりから70年代の初めにかけ、さまざまな超能力で注目を浴びたサイモン・シルバーである。30年以上、この世界から姿を消していたサイモンが超能力のショーを再開するというのだ。
近々、地元のホールにやってくることを知ったトムは彼を調査対象にすることを主張。
だが、なぜか拒絶するマーガレット。
「サイモンは危険よ。近づかない方がいいわ」――

マーガレットの忠告を聞かず、サイモンのショーの会場に単身で乗り込んだトム。
黒いサングラスをかけたサイモンの視えない視線がトムを捕えた瞬間、
ホールの電気系統が火花を散らした。パニックに陥る観客たち。
トムを襲う更なるショック。
大学の研究室で昏倒したマーガレットがそのまま死んでしまったのだ。

恩師を失い、悲しみに沈みながらもサイモンの調査を続けるトム。
そして、間もなく古いビルの一室に赤い光を灯した彼の隠れ家を発見するのだが、
それ以降、トムを襲う不可解な現象。
幽体離脱する悪夢にうなされ、サイモンの幻影に怯えるトムはやがて……

後半を過ぎ、これでもかとばかりに繰り出される奇怪なできごと。
そして、ラストに待ち受ける予想外の展開。
息つく暇もなく襲いかかる現象は、
監督の言う
「人は見たいと思うものを見、信じたいと思うものを信じる」
なのかも。
監督によって自分の頭脳に蒔かれた恐怖のタネが芽を出し、
作り上げていったストーリーに、勝手に怯えていたようです。
頭脳って、案外騙されやすいもの?

幽霊の正体見たり枯尾花、ってやつですね。

とはいえ、怖いシーンが盛りだくさんで相変わらず過剰反応してしまいました。

え?ラストの展開ですか?
そればっかりは口が裂けても言えません。どうぞ皆さんご自身の目でお確かめください。





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☆2013年2月6日に更新しました。いつも応援ありがとうございます☆

レッド・ライト
監督・脚本・編集・製作/ロドリゴ・コルテス、共同製作/エイドリアン・グエラ、製作総指揮/リサ・ウィルソン、シンディ・コーワン、撮影/シャビ・ヒメネス
出演
キリアン・マーフィー/トム・バックリー、シガニー・ウィーバー/マーガレット・マシスン、ロバート・デ・ニーロ/サイモン・シルバー、エリザベス・オルセン/サリー・オーウェン、トビー・ジョーンズ/ポール・シャクルトン、クレイグ・ロバーツ/ベン
2013年2月15日(金)TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー
2012年、スペイン・アメリカ、カラー、113分、字幕翻訳/長澤達也、提供・配給/プレシディオ、http://gacchi.jp/movies/red-light/

by Mtonosama | 2013-02-06 05:39 | 映画 | Comments(10)
Commented by すっとこ at 2013-02-06 08:33 x
うっわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!

シガーニー・ウィーバーが
死んじゃうんですか?

でもこれは「彼を疑う者には突然死が襲う」
ってことではなく何か裏があるのでしょうね?

ね?  ねっ・・・たら  ねっ!?

と問いかけても殿様は応えるわけには
いきませんよね。

わかっちょります。
聞いてみただけ。
ポチッと押して帰ります。
Commented by Mtonosama at 2013-02-06 20:29
♪すっとこさん

わかってはいるけど、一応ごねてみたすっとこさん。
もう、可愛いんだから。

今日もポチッをありがとうございます<(_ _)>
Commented by ru-san at 2013-02-07 18:33 x
お晩でござります!ほっほ~、またまたタイムリーな映画ですね!
1%の権力者に騙されている、我ら庶民、目覚めよ!(笑)
ていう映画でしょうか(泣)
シガニーは、強かったから、また強いのでしょうか…?
Commented by Mtonosama at 2013-02-07 19:29
♪ru-sanさん

お晩です。それでもってご無沙汰しております。

シガニ―・ウィーバーは今回強いっていえば強いでしょうねぇ。
思わぬところで死んでしまいますが、やっぱり格好いいですわ。

残念ながら、目覚まし映画ではありませんが(^_-)
Commented by Tsumi at 2013-02-07 21:36 x
シガニ―・ウィーバーうちのだんな様長年大好きな女優さんです。
私は全然ですけどね(爆)

キリアン・マーフィついこの間ダークナイトライジングみたばかりです。
DVD出たらみてみたいです。
Commented by Mtonosama at 2013-02-08 06:07
♪Tsugumiさん

シガニー・ウィーバー、私も好きです。
強い女の人に憧れを感じます。宝塚ファンみたいな発言ですね^_^;

「麦の穂を揺らす風」に出たときのキリアン・マーフィが印象的でした。
Commented by pupu55560 at 2013-02-08 07:46
監督の『アパートメント143』をハリウッド大作にしたという感じでしたが、デニーロの正体が気になるし、思わぬ大掛かりな事になるしで楽しめました。
エキサイトからではないのですが、記事を書いているのでTBさせてくださいね。
Commented by Mtonosama at 2013-02-08 10:21
♪pupu55560さん

デ・ニーロ、黒いオーラがめらめらでしたね。
怖い場面が多くて、ビクビクしていたので肩がこってしまいました^_^;

コメントありがとうございます。どうぞまたお寄りくださいませね。
Commented by ライスケーキ at 2013-02-08 17:36 x
又々、「予想外の展開」ですか。
気になる~。  ラストが知りたい~。

私  怖い映画苦手なんですが、
見るっきゃ無いですね。

Commented by Mtonosama at 2013-02-08 18:58
♪ライスケーキさん

世の中、予想外の展開は多いんですわ^_^;

この映画ばっかりはラストを言ってしまったらオシマイです。
怒られてしまいますもの。
どうぞご覧くださいませね<(_ _)>

by Mtonosama