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殿様の試写室

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ローマでアモーレ -1- To Rome with Love

ローマでアモーレ -1-
To Rome with Love

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(C)GRAVIER PRODUCTIONS,INC. photo by Philippe Antonello

いや、しかし、ウディ・アレンという人は実にマメな監督さんです。
毎年、毎年、よく新作がつくれるものだと感心します。
「ミッドナイト・イン・パリ」の印象もまだ真新しいまま、というのにもう新作ですもん。

あの性格ですから(って、おつきあいをしたことはありませんが)、
1年経って時期がくると新作を出さないことには不安になってしまうのでしょうかね。
当たり外れがあろうが、好き嫌いがあろうが、やることはやるってところがすごいです。

今さらながら、彼のご紹介をさせていただけば、

1935年ニューヨーク州ブルックリン生まれ。ユダヤ系の家庭に育ち、映画、ジャズ、コミック、手品に傾倒し、高校在学中にギャグライターとしてデビュー。その後もライター、放送作家として新聞やラジオにギャグを提供。1960年からはスタンダップ・コメディアンとして活躍した。1965年、脚本も担当した「何かいいことないか子猫チャン」(クライブ・ドナー監督)で映画俳優として、翌66年”What’s up,Tiger Lily?”(日本未公開)で監督デビュー。
「ミッドナイト・イン・パリ」で作品賞を含むアカデミー賞4部門にノミネートされ、脚本賞を受賞。本作に続く最新作はサンフランシスコを舞台にしたケイト・ブランシェット、アレック・ボールドウィン出演の”Blue Jasmine”。

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日本未公開映画を含めれば、監督作品は44本にのぼります。
1965年の「何かいいことないか子猫チャン」(脚本・出演)から数えれば、約半世紀の間、
ほぼ毎年のように脚本書いたり、監督したり、出演したり、声優やったり(!)。
そして、もう今年は78歳。いや、ほんと、お達者です。

前作「ミッドナイト・イン・パリ」では久々に素敵なウディ映画を楽しませてもらいましたが、
本作はまたまたウディ監督の悪い癖が出たような忙しい映画でした。
ご本人も出演していましたしね。
(個人的にはご本人が出演しない方が好きでして・・・・・)

舞台はパリからローマへ。
オペラに、コロッセウムに、気の良いコールガール。
ローマの楽しさを十二分に味わえる作品ではあります。
コールガールがローマの楽しさを代弁するものかどうかは、未経験ゆえになんともいえませんが。

ローマでアモーレ -1-  To Rome with Love_f0165567_6343636.jpg

その上、
「それでも恋するバルセロナ」(‘08)http://mtonosama.exblog.jp/11353830/ 
に続き、ウディ作品には二度目の出演となるペネロペ・クルス、
「ライフ・イズ・ビューティフル」(‘97)のロベルト・べニー二、
「レッド・オクトーバーを追え!」(‘90)のアレック・ボールドウィン。
(彼、えらく貫禄が出てきてがっかり(いえ、びっくり)しました)
あ、それからウディ・アレン。
といった豪華出演者たち。

この4人の名優たちを軸にしたエピソードが、
例のごとくめくるめくスピード感で展開されるのが本作「ローマでアモーレ」です。

当試写室主の好き嫌いはさておいて、
ローマの観光名所や、ペネロペ・クルスの豊満なバディ。
かなりイライラさせられるウディ・アレン演じる花嫁の父、
本作が映画デビューとなるテノール歌手ファビオ・アルミリアートのなんともザンネンな歌い手ぶり。
怒ったり笑ったりしながら、1800円(1000円)分の元をとることはできると思います。

さあ、一体どんなお話なのでしょう。
続きは次回まで乞うご期待でございます。



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☆5月29日に更新しました。いつも応援ありがとうございます☆

ローマでアモーレ
監督・脚本/ウディ・アレン、製作/レッティ・アロンソン、スティーヴン・テネンバウム、ジャンパオロ・レッタ、ファルータ・アラタン、共同製作/ヘレン・ロビン、デヴィッド・ニコルズ、撮影監督/ダリウス・コンジ
出演
ウディ・アレン/ジェリー、アレック・ボールドウィン/ジョン、ロベルト・べニー二/レオポルド、ペネロペ・クルス/アンナ、ジュディ・デイヴィス/フィリス、ジェシー・アイゼンバーグ/ジャック、グレタ・ガーウィグ/サリー、エレン・ペイジ/モニカ
6月8日(土)新宿ピカデリー&Bunkamuraル・シネマ他にて全国ロードショー
2012年、アメリカ=イタリア=スペイン、1時間51分、日本語字幕/石田泰子、後援/イタリア大使館、イタリア文化会館、協力/イタリア政府観光局(ENIT)、提供/角川書店、ロングライド、配給/ロングライド、http://romadeamore.jp/

by Mtonosama | 2013-05-29 06:52 | 映画 | Comments(8)
Commented by すっとこ at 2013-05-29 07:30 x
あーーーーはははははははははははははははははははははははははははは!

なんとも陽気な邦題”ローマでアモーレ”
いいね! とってもいいような気がします。

殿様ががっかりされたアレック・ボールドウィン。
実はこれでもずいぶんスリムになったのよ!
ヨガ教師の彼女ご指導のもと、もっともっとブーちゃん
だったのがなんとかなり元のスリムまで・・・には
苦しいけど・・・エエ感じにならはったのよ。

写真で見るとぐっとお腹に力入れてひっこめてるか
と思うけど、それにしてもひっこめられるように
なったのね!

当地のCMにブーちゃん時代も御出ましになってて
そりゃあ悲惨だったの。
それに比べると 最近もなんのCMだったっけ
何かのカードだったかも 若返って見違えちゃって
驚いたのでした。

ということでいつものようにトリビアな話で済まん。

済まん済まんのポチッを。
Commented by Mtonosama at 2013-05-29 09:23
♪すっとこさん

ローマでアモーレ。お気楽ですよね。
この手で"NYでI love you."
"上海でウォー・アイ・ニ―”
"ベルリンでIch liebe Dich."

え~~~~~~っ!
アレックス、もっと太ってたの?
「お腹に力入れてひっこめられるようになった」(笑)ってところ、すごいね。

今日もポチッをありがとうございます。
Commented by Tsugumi at 2013-05-30 11:03 x
3年前訪れたローマ・・・いろいろあったけど楽しかった。。

この映画見たらあの思い出に浸れそうです。。

あとぺネロぺはあまり好きじゃないです。でもアレックス・ボールドウィンなぜか昔から気になる俳優さんです。フィリス、ジェシー・アイゼンバーグもソーシャルネットワーク依頼気になってます。

今私もFBに参加してますから(汗)

ローマまた行ってみたい都市です。。
Commented by ライスケーキ at 2013-05-30 20:35 x
ホント 映画を見に行くと1000円(レディース料金)の元は取らなくちゃって思います。
たまに「1000円返して! 時間も返して!」って思う
作品もありますが、やはり映画は映画館ですね。

昔は結構 感動作品、また見たくなる作品、幸せにしてくれる作品・・・。 沢山あったのですが、最近はあまりそんな作品に巡り会えません。
これって、こちらの感性が鈍ってきたからかな。

Commented by poirier_AAA at 2013-05-31 01:05
一番上の写真のペネロペ・クルスをみてびっくり。貫禄ですねぇ。

二の腕から胸回り、腰にかけて満遍なく肉がついてボリュームがでてくるところが、失礼ながらいかにもイベリア半島の女だねという感じで、きゃー好い女!というよりは、よっ!おっかさん、と言いたくなってしまいます。ペネロペは、都会的なアレンよりも、スペイン映画で思いっきり母性全開の女をどろどろ演じる方が持ち味が生かされそうな気がしてきました〜。

さてさて、どんなお話か、続きを楽しみにしております。
Commented by Mtonosama at 2013-05-31 06:59
♪Tsugumiさん

ローマには私も想い出が♪
もう一度行きたいです。
トレビの泉に背中を向けてコインを投げたので、必ず再訪できるはず。

アレックス・ボールドウィン。昔は好きでしたが・・・・・
男優さんも女優さんも歳をとると変わりますね。
同じ人間ってことで良しとしましょうか^_^;
Commented by Mtonosama at 2013-05-31 07:07
♪ライスケーキさん

お金を払う以上、元をとりたいのは人情ですよね。

でも、私は映画が始まるまでのドキドキも含めての1000円だと思ってます。
広告やら予告編が終わり、さあ始まるぞって瞬間、良いですよね。

この週末、映画館へ行こうかな♪
Commented by Mtonosama at 2013-05-31 07:20
♪poirier AAAさん

ペネロペ・クルス、すごい貫禄ですよね。

子どもの頃に見てびっくりした「苦い米」の
シルヴァーナ・マンガーノを思い出しました。
銭湯などで見慣れていた日本の女の人の身体とは
まったく違う超豊満な身体に目が点になったものです。
えぇ、幼児でしたが・・・

本作でも気のいいコールガールで良い味出してました。
(橋下某氏を含め、男の憧れなんでしょうか^_^;)

by Mtonosama