2017 BEST10 of 殿様の試写室 -4-
2017 BEST10 of
殿様の試写室
-4-
きっと皆さまは
お正月準備に大童(おおわらわ)のことでしょう。
大わらわ?
よく聞く言葉ですが、
大きな童ってなんでしょう。
と気になり、調べてみたら
「昔、戦場では兜をかぶるために
髻(もとどり)は結わなかった。
その兜を脱ぎ捨て
髪を振り乱して戦う様が
子ども=童に似ていることから
例えて言われるようになった。
一生懸命になることをいう」
とありました。
すいません。
映画には全然関係ありません。
こんなことやっているから
正月準備ができないんでしょう。
でも、本作の主人公は
ある母子のために
大童になったといえます。
そんな次第ですので
管理人の寄り道を
大めに見てくださいませね。
さあ、2017年の第2位です。
2位
わたしはダニエル・ブレイク
I,Daniel Blake
もう映画監督の道は退いて
隠居しようと考えていた名匠ケン・ローチ。
しかし、死に物狂いで助けを求める人に対して
国は余りにも非情ではないか・・・
「仕事をみつけられないならもっと苦しめ」
といわんばかりの実態を
目の当たりにした怒りから
隠居は中止し、本作を制作しました。
長年、大工として
真面目に暮らしてきたダニエル・ブレイク。
妻亡き後も真面目一筋で通してきました。
そんな彼が心臓発作を起こし、
ドクターストップがかかり
仕事ができなくなります。
でも、仕事をしないと
求職手当は支給されません。
わかりきった質問、
煩雑な手続き、
おまけにPCに触れたこともないのに、
申請はオンラインのみ・・・
そんな無慈悲な職業安定所で
出会ったケイティと子ども達との
友情と交流。
嗚咽をもらしながらの感動のラストーー
ケン・ローチ監督、
隠遁などと言わず、
もっともっと映画を撮り続けてください。
当試写室では3月に上映しました。
http://mtonosama.exblog.jp/27631503/
http://mtonosama.exblog.jp/27640294/
続
今日もポチッとお願いできれば嬉しゅうございます♪
↓↓↓↓↓
にほんブログ村
☆12月30日に更新しました。いつも応援して下さってありがとうございます☆
どこの国も 高齢者に冷たいのでせうか。
いや、テクノロジーの進化が高齢者を
置いてけぼりにするのでせうか。
先般 新しい口座を開設するに当たり
「スマホでも残高照会出来るので」と
なんや知らん なんちゃらかんちゃらを
勧められて 言われるままにキーボード
操作してるつもりが
しょっちゅうタッチミスして
担当のお嬢さんの 声なきため息が
何度も聴こえてしもうたとです。
ケン ローチ も ダニエル ブレイクも
世界中の爺さん婆さんも(自分含む)
頑張れーーーーーーーーーーっ❣️
感動でしばらく席から立てなかったそうです。
私は今年は全然余裕がなく、DVDさえ見られてないどす(._.)
「新宅と旧宅で住み分けるのな~んてリッチな暮らし」
て、そんなええもんとちゃいまんねん!
旧宅をどうするかが未定で宙ぶらりん状態。
猫らのためには古い家のほうがいいので、行ったり来たり。
わらわは大わらわなのじゃ!
殿様、コッツウォルズに行ったんですか?
いいなあ。
いつも行動を共にしていたお友達だったんですね。
その喪失感は大変なものだと思います。
去年亡くなった近所の幼馴染の友達とは、将来もっと
年を取って独り身になった時(夫の方が先立つだろうから)
互いの家を行き来して励まし合いながら、最晩年を
送りたいと思ってたのです。その未来を奪われたという
喪失感が大きかったです。
パソコン、動かなかったらリコメはいいですよ!
パソコン、動いてくれました。
おかげでBEST1も発表できましたし、こうしてリコメもできています♪
お友達、席から立ちあがれなかったんですね。
わかる、わかる。私は漏らすまいとしても嗚咽が漏れ出てしまいました。
本当に良い映画でした。
大わらわのなえさん、旧宅は猫のためなんですね。
その後、タコ坊主はいいのかな?
そうでしたね。なえさんもお友達を亡くされたんでしたね。
学校時代の友達って歳も同じだし、ずっと一緒にいるのが当たり前だと
思っているのに、先にいっちゃたら困るんですけど・・・
先輩もリュックだけ残してどっかへいっちゃうし、
おばちゃんもいなくなっちゃうし。
でも、残されたものはやっぱ一生懸命生きなきゃなりませんよね。
どうぞ、良いお年をお迎えください。 管理人
猫さんたちにもよろしくね。 ひか