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殿様の試写室

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The Promise~君への誓い~ -1- The Promise


The Promise
君への誓い
-1-

The Promise


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(C)2016 THE PROMISE PRODUCCIONES AIE-SURVIVAL PICTURES,LLC. ALL Right Reserved.


アルメニアという国をご存知でしょうか。
アルメニアことアルメニア共和国は
南コーカサスに位置し、
トルコ、アゼルバイジャン、
ジョージア(グルジア)、イランに
囲まれた人口310万人の小さな国です。
首都はエレバン。

バルカン半島の根元にある
アルバニア共和国と一字違いですね。

アルメニアがどういう国か、
どこに位置するか、
あまり知られていないし、
それ以上に
この国で
ナチスによるホロコーストよりも前に
150万人もの人々が犠牲になった
大量虐殺事件があったことを
知る人は少ないかもしれません。

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本作は
第1次世界大戦中の
1915年から16年に
オスマントルコ帝国下で起きた
アルメニア人の虐殺・追放事件を背景に
歴史に翻弄された3人の男女の
友情や恋愛を追った作品です。

既に、映画では
アトム・エゴヤン監督の
『アララトの聖母』(’03)や
ファティ・アキン監督の
『消えた声が、その名を呼ぶ』(’14)という
http://mtonosama.exblog.jp/24778443/
http://mtonosama.exblog.jp/24787641/

この事件をテーマにした作品が
制作されています。

アトム・エゴヤン監督は
アルメニア人を両親に持つカナダ人であり、
ファティ・アキン監督は
トルコ系ドイツ人でありながら、
『消えた声が、その名を呼ぶ』を
制作したがために
未だこの虐殺事件を認めようとしない
トルコ政府によって
危険人物視されてしまったそうです。

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本作で
この事件に三度スポットライトを
当てたのはテリー・ジョージ監督。
『ホテル・ルワンダ』('04)の監督です。

『ホテル・ルワンダ』は
ルワンダ虐殺を描いた衝撃的な作品でした。
ルワンダ虐殺の中、
人命を救うために奔走した
ホテルマンの実話を描いたもので
日本では公開を求める署名運動まで
起きた映画です。

管理人も観ましたが、
国連軍、欧米勢力の無力さを
痛感させられました。

テリー・ジョージ監督
1952年
北アイルランド・ベルファーストに誕生。
アイルランドの名匠ジム・シェリダンの
『父に祈りを』(’93)
『ボクサー』('97)等で脚本を担当。
1996年
“Some Mother’s Son”で監督デビュー。
ヨーロッパ映画祭の新人監督賞受賞。
2004年
1994年にルワンダで起きた虐殺事件を描いた
『ホテル・ルワンダ』で
アカデミー賞三部門にノミネート。
監督としての地位を不動のものに。
2007年『帰らない日々』
2011年『チャンス』を監督。
短編映画『海岸』では
アカデミー賞短編映画賞を受賞。

管理人はやはり『ホテル・ルワンダ』の
骨太な社会性が記憶に生々しくて
「ああ、あの監督の映画か」ということで
本作『The Promise』を観に行きました。

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この事件は
トルコ政府が虐殺の事実を
認めていないことから
ハリウッド大作として製作に至るまでには
かなりの困難が伴いました。

製作費9千万ドルの大半は
虐殺から生き延びた家族を持つ
アルメニア系アメリカ人の大富豪
カーク・カーコリアンが個人的に捻出。

彼はプロデューサーにも
名を連ねていましたが、
本作の完成を見ることなく
2015年に98歳で亡くなりました。

さあ、どんな映画なのでしょうか。
続きは次回まで乞うご期待でございます。



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The Promise
監督・脚本/テリー・ジョージ、共同脚本/ロビン・スウィコード、撮影/ハビエル・アギーレサロペ
出演
オスカー・アイザック/ミカエル、シャルロット・ルボン/アナ、クリスチャン・ベイル/クリス・マイヤーズ、
アンジェラ・サロフィアン/マラル、ジェームズ・クロムウェル/ヘンリー・モーゲンソー、
ジャン・レノ/フルネ提督
2018年2月3日(土)全国ロードショー
スペイン・アメリカ合作、英語・アルメニア語・ドイツ語・フランス語、134分、カラー、字幕翻訳/中沢志乃、字幕監修/吉村貴之、配給/ショウゲート、後援/駐日アルメニア共和国大使館、
www.promise-movie.jp/

by Mtonosama | 2018-02-01 07:26 | 映画 | Comments(6)
Commented by ライスケーキ at 2018-02-01 20:38 x
以前「殿様の試写室」でアルメニア人を
主人公?にした映画が上映されましたね。
主人公だったか忘れましたが、なにしろ
「アルメニア」がキーワードだったような
気がします。

私もアルメニア人の作家サロイアンについて
コメントしたような気がしますが、
あの映画のタイトルは何だったでしょうね。

最近記憶が「霧の彼方」に消えることが
多くなりました。

ポチ、ポチ。
Commented by Mtonosama at 2018-02-02 08:48
♪ライスケーキさん

は~い、上映しました。ファティ・アキン監督の『消えた声が、その名を呼ぶ』です。
なぜ、声が消えたか・・・
今回の試写室にURLを載せたので、ご覧ください。

新しい記憶は霧のかなたに消えても、
古~い記憶はついさっきのことのように思い出せるお年頃ですよね(^-^;

ポチをありがとうございました。
Commented by すっとこ at 2018-02-02 16:02 x
うううううううううううううううううううう。

歴史は常に勝者の側から書かれるから
このような大虐殺は「なかったこと」
にしたい国があるのでしょうね。

そういえば
日本だって 拉致事件を まるで
「なかったこと」のようにされたまま
ですよね、北の彼の国に。

映画実現の為に 私財を投じた方が
完成を観ずに亡くなったのは惜しま
れるけど きっと今頃は雲の上から
拍手喝采でしょうね。

そういう事を思うお年頃であります。
Commented by なえ at 2018-02-02 19:26 x
そうそう、アルメニアというと、あの「我が名はアラム」を
書いたあの作家の故郷だったなあと、その作家の名前が
思い出せなかった!
ライスケーキさん、ありがとうございます!
私の場合は新しい記憶も古い記憶も「記憶のかなた」に
行ってるような(@_@)

仕事に追われてご無沙汰でしたが、「ジュピターズムーン」のコメ欄での「飛ぶ夢」の話!そう私も昔よく見ました。以前友達4人と話していて、飛ぶ夢を見るのは私だけだったのです。ひょっとすると私変なのかも?と心配になりました。
でも今回本ブログで殿様やすっとこさんも飛ぶ夢をよく見たとのこと、仲間がいたと知って・・・え?このメンバーって
・・・よけい心配になってきたあ\(゜ロ\)(/ロ゜)/ 
Commented by との at 2018-02-02 20:45 x
♪すっとこさん

不都合な真実はなかったことにしたい国はあっちにもこっちにもありますね。
でも、死者は雄弁なんですよね。

アルメニア系アメリカ人の大富豪、98歳まで頑張ったのに…
Commented by との at 2018-02-02 20:49 x
♪なえさん

すっとこさんや私と同じで安心したでしょ?
飛ぶ夢を見る人は幸せになれるんですから。

ところで、もう落ち着きましたか?猫さんたちはいかがお過ごしでしょう。