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殿様の試写室

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エルマンノ・オルミ監督死去


殿様の試写室

エルマンノ・オルミ監督死去


イタリアの良心ともいえる

エルマンノ・オルミ監督が57日に亡くなりました。

『木靴の樹』(78/カンヌ国際映画祭グランプリ)

『聖なる酔っ払いの伝説』

88/ヴェネチア国際映画祭金獅子賞)


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『ポー川のひかり』(06


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『楽園からの旅人』(11

https://mtonosama.exblog.jp/20137445/

https://mtonosama.exblog.jp/20155350/


『緑はよみがえる』(14)などで知られ、

カンヌ国際映画祭や、ヴェネチア映画祭などで

数々の賞を受賞したイタリアの名匠、

エルマンノ・オルミ監督が、

イタリア北部ヴェネト州アジアーゴ

の病院で死去しました。

86歳でした。


エルマンノ・オルミ監督

監督は、1931724日ベルガモ生まれ。

1959年に初の長編劇映画『時は止まりぬ』を発表。

1978年、

19世紀末ベルガモの農夫の生活を描いた珠玉の名作

『木靴の樹』で

カンヌ国際映画祭グランプリを受賞。

1988年には『聖なる酔っぱらいの伝説』で

ヴェネチア国際映画祭金獅子賞に輝きました。

2008年にはオルミ監督の長年の功績を称え、

ヴェネチア国際映画祭が栄誉金獅子賞を贈呈。

世界の映画界から尊敬される存在として、

数々の作品を世に送り出した名匠です。



最後の作品は、

2017年に発表したドキュメンタリー

Vedete, sono uno di voi 」、

2016年に日本公開された『緑はよみがえる』が

劇映画の遺作となりました。


『緑はよみがえる』は

第一次世界大戦でのイタリア兵の

苛酷な運命を通じて平和の意味を問うた作品。


オルミ監督は、1976年、

田舎の自然に囲まれる生活を選び、

『緑はよみがえる』の撮影地ともなった

ジアーゴ高原に移り住み、

その地で86歳の生涯を終えました。


なおイタリアからの報道によると、

オルミ監督は数日前に体調を崩し、

自宅のあるアジアーゴの病院に

入院していたとのことで、

葬儀は親族や親しい友人たちのみで

とり行われる予定です。

劇映画の遺作『緑はよみがえる』は

5月22日、69日にWOWOWで放映されます。



信仰や

人としての生き方を

真剣に考えた監督さんだったと思います。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。






by Mtonosama | 2018-05-09 10:42 | 映画 | Comments(2)
Commented by すっとこ at 2018-05-11 06:41 x
ううううううううううううううううううううう。

実はこの監督さんの映画は
一作も観ていないのですけど

スチル写真だけでも
何か尋常でない情熱が伝わって
きますよ。

殿様がお好きだった監督さん。

冥福を祈られる殿様の後ろで
一緒に手を合わさせて下さいね。
Commented by Mtonosama at 2018-05-11 08:28
♪すっとこさん

そうなんです。
『ポー川のひかり』を観た時はガーンときました。
イタリア映画の神髄を見たような気がしました。
世の定めとはいえ、人を見送ることは寂しいですね。

一緒に手を合わせてくださってありがとうございます。