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殿様の試写室

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妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ

妻よ、薔薇のように 

家族はつらいよⅢ

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(C)2018「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」製作委員会


さて、出演者は

2013年に公開された『東京家族』から

おなじみの8人。

前回ご紹介しなかった家族は

しっかり者の会計士の長女・中嶋朋子。

そして、彼女に頭の上がらない

おっとりした夫には林家正蔵。

心優しい次男夫婦には

妻夫木聡と蒼井優。

おなじみの笹野高史や鶴瓶も

「あらま、こんなところに!」

といった感じで現れるので

それもお楽しみですよ。


ストーリー

長男の妻・史絵は

二人の息子と夫・幸之介とその両親

三世代で暮らす平田家の専業主婦だ。

毎朝、弁当と朝食の準備をし、

夫と息子を送り出し、

舅と姑の食事の面倒。

彼女が一息ついて朝食を摂るのは

全員が出かけてから。


夫から月々の生活費を預かり、

家計のやりくりをする史絵は最近

外で働きたいし、

フラメンコも再開したいと思っている。


夕食後

次男夫婦がやってきた。

おしゃべりしながらも

いつも何かしら働いている史絵に

二人は「平田家を支えているのはねえさんだ」

と褒める。

そして、

そんな史絵に感謝のカの字もない

似たもの父子の周造・幸之介を

こきおろすのだった。


ある穏やかな昼下がりのこと。

家事の合間にウトウトしていた史絵は

思わぬ事件に!



空き巣が入り、

冷蔵庫に隠しておいたへそくりを

盗んでいったのだ。


その夜、夫に報告すると

「俺が稼いだ金をピンハネして

へそくりしていたのか!」

「亭主が働いている間に昼寝とは

いいご身分だな」

と散々な言いよう。

とうとう史絵の溜まりに溜まった不満が爆発。

史絵は家を飛び出した。


こんな時こそ私の出番と張り切っていた

富子だったが、ぎっくり腰に。

富子に代わって周造が家事に挑戦するが、

妻や嫁任せできた周造にできる訳がない。

旧友と居酒屋女将が助っ人に現れ、

危機を脱するが、

今さらながら家事労働の大変さを

思い知るのであった。


家族全員あらためて史絵の

ありがたみを実感するが、

彼女が戻る気配はさらさらない。


いよいよ離婚か!

緊急家族会議が招集されるのだったが……


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“うちだってそうよ”という声が

あちらこちらから聞こえてきそうです。

あるいは

家族に諦めきっている人も?


世の中、イクメンだの、主夫だの、

新しいタイプの男も増えてきたとはいえ、

とりわけある年齢層の男は

口ばかり偉そうでも何もできない。

そもそもやろうとしない。

西田まさ彦演じる幸之介そのままです。

まあ、ホントにあの憎ったらしさたら

ありゃしない。


大体ね、

自分の身の回りのこと

例えば

朝起きたらベッドを整える

脱いだ衣服はたたむ

せめて汚れものくらい

洗濯機まで

持っていったらどうですか!

そもそも

自分が食べるものを

自分で作れなくてどうします!?


あ、なんか

自分が入っちゃいました?


結末はどうなるかは内緒ですが、

きっと大いに笑って

少しばかり溜飲を下げることができますよ。



妻よ、薔薇のように 家族はつらいよⅢ

監督/山田洋次、脚本/山田洋次、平松恵美子、音楽/久石譲、撮影/近森眞史

出演

橋爪功/平田周造、吉行和子/富子、西村まさ彦/幸之介、夏川結衣/史絵、中島朋子/金井成子、林家正蔵/泰蔵、妻夫木聡/平田庄太、蒼井優/憲子、小林稔侍/角田、風吹ジュン/居酒屋女将・加代、立川志らく、笹野高史、笑福亭鶴瓶

525日(金)全国公開

製作・配給/松竹株式会社、http://www.kazoku-tsuraiyo.jp/


by Mtonosama | 2018-05-14 05:30 | 映画 | Comments(8)
Commented by すっとこ at 2018-05-15 06:46 x
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

妻が家出しちゃう!

分かるなぁ。
すっとこも出来ることなら家出したかった。

でも家事やるおなごが1人だったから
家を出たら 皆が即困るから
出来ん無理を重ねてた日々だった。

酷使した心身。
不調は様々な病気となって現れた。

それら全てが
今はもう過ぎた日々となってしまった。
あの時 無理して良かった、と思う自分。

薔薇のようには咲けないけど
野の花のような心持ちの今があります❣️
Commented by Mtonosama at 2018-05-15 09:36
♪すっとこさん

偉いなあ。
耐えてこそのいまがあるのだなあ。すっとこさんは。

私はいまも隙あらば逃げ出そうと思っているのだが・・・
Commented by なえ at 2018-05-15 15:11 x
「東京物語」の続編と勘違いして、あれえ吉行和子は死んだよなあなんて、頭がごっちゃになっておりました。

あの「東京物語」父親が次男だったかに「母さん、死んだよ」と言った時思わず涙が。妻に先立たれた老夫の突きぬけるような哀しみを何とか受け入れようと、自然に振る舞おうとしている、その感じが演技がすごいと思いました。

すっとこさん、私も感心しました!すごい!心が強いんです!私はあきまへんなあ。文句タラタラ言いまくり。

ちとご無沙汰してますが、その揉め事が収まらず、私もドッカンしそう。世の中には自分の我欲で人を巻き込み、振り回し、利用しょうとするとんでもねえヤツがおりますなあ
<`ヘ´>  ダンナに言わすと「そんなんザラ!」と。
しかしそんなザラだと世の中ザラザラではあ~りませんか!

せめてワタクシは、このコメ欄に集まる皆様同様、薔薇のように(すっとこさん、遠慮すんな!)生きていこうと思いますの。オホホ!でございます。
Commented by ライスケーキ at 2018-05-15 17:45 x
日本の夫は
どうして こうなんでしょ。

と、言っても外国の夫の事は
知りませんが。

リビングに
脱いだ靴下をほっぽっておくんですよ。
「脱いだ物は洗濯機に入れて!」
と、いっても ドカン耳。

何も、「洗え!」って言ってるんじゃあ
ないんですよ。

本当に こちらもドッカンです。


Commented by Mtonosama at 2018-05-15 18:57
♪なえさん

そうなんです。新『東京物語』と同じ俳優たちが出ますが、
続編ではありません。でも、妻夫木君と蒼井優ちゃんのキャラが
『東京物語』とかぶるんですよね。

でも、こういう伝統的な喜劇っていいわあ。
伝統的っていうか、寅さんと同じっていうか。
ザラザラな世の中を生きねばならないのなら、
コテコテの喜劇で笑い飛ばしましょう(^_-)-☆
Commented by Mtonosama at 2018-05-15 19:07
♪ライスケーキさん

そうそう、誰も洗ってくれとまでは言ってないんですよね。

脱いだものはあちこちほっぽっておかないで洗濯機に入れてほしい、
引き出しを開けたら閉めてほしい、
点けた電気は用事が済んだら消してほしい、
ただ、それだけのことなんですわ。

バタバタ動き回っているのに「飯はまだか?」とほざく亭主、
あんたはお殿様かい(怒)
Commented by ヨモギ at 2018-05-17 11:07 x
こちらの映画で取り上げられているオハナシ、もうずーーっとムカシから
言い尽くされ話し尽くされてる家庭劇ですよね。
専業主婦で、縁の下の力持ちで、家族のために身を粉にして動いてても
感謝もされずおいまだかと言われるおかしさ。
社会はどんどん変化してるのに
この構図はあまり変わらない?不思議さ。
でも。。。それは私たちみたいな中高年の家庭のことかも。
若い世代の家庭ではずいぶん違ってきてるのではないでしょうか。
妻が家出しちゃったのは、良かったと思います。
(映画ではどういう結末で締めくくるのかはわかりませんが)
ムカシ、『クレイマー、クレイマー』っていうアメリカ映画がありましたね?
状況は違うけど、妻が、家庭の夫の在り方に不満を感じて
離婚を覚悟で家出するストーリーでしたね。
「ふたりは元のさやにもどるのかどうか」が示されないまま、
ラストシーンを迎えましたが
この問題は、人それぞれの価値観で、どちらの道にも、行く可能性があるってことなのだろうなぁと感じた次第。
わたし?はあの時、また家に帰っても、しばらくはいいけど同じことの繰り返しになる、と感じたおばさんでした。
我が家?  皆様と似たり寄ったりデス。
ダイニングテーブルの下には脱ぎ捨てたソックス(笑)
点けた明かりは消さないことが多い(笑)
えーーい、笑い事ではないぞえ!!
でもね。。。現在、私は専業主婦ではなく、
たまに仕事で疲れ切ってふとんに滑り込み
まだソックスをはいていたことに気づいても
起きて脱いで洗濯機に入れる気力はなく
そのまま布団の中で脱いで朝を迎えること、ありましたよ。
Commented by との at 2018-05-17 19:00 x
♪ヨモギさん

クレイマー、クレイマー、戻ったら繰り返しでしょうね。
よくある話なのに面白いのは、やっぱりあまりにも「ある、ある」だからなんでしょうね。みんな溜飲さげたいんだろうな、と心底思っちゃいました😅