ゲンボとタシの夢見るブータン -1- The Next Guardian
ゲンボとタシの夢見るブータン
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The Next Guardian
©ÉCLIPSEFILM/SOUNDPICTURES/KRO-NCRV
ブータンと聞いて先ず思い浮かべるのは
来日したこともある若い国王夫妻です。
オールバックで決めた国王と美しい王妃。
男性がまとう日本の着物のような
民族衣装(ゴ)も印象的でした。
そして「幸せの国」ブータン。
国民の95%が自分達を幸せと感じている
幸福指数の高い国です。
そんなブータンの小さな村に暮らす
ゲンボとタシの兄妹。
16歳のゲンボは家族が代々受け継いできた
由緒ある寺院を引き継ぐために
学校をやめ、僧侶の学校に行くかどうかを
思い悩んでいます。
15歳のタシは自分を男の子としか思えず
ブータン初のサッカー代表チームに入ることを
夢見ています。
そんなタシは兄に僧侶の学校になど
行かないでほしいと願っているし、
父は父で子どもたちが将来苦労することなく
暮らしてほしいと願っています。
ま、親の願いと子どもの望みが
すれ違うのは世界共通。
ヒマラヤに残る最後の仏教王国で
密教の伝統や風習を色濃く残し、
1971年まで鎖国政策をとっていたブータン。
テレビが紹介されたのも1999年と
世界で一番遅い国なのだとか。
とはいえ、
現代のブータンの子どもたちは
フェイスブックに夢中だし、
普段着はトレーナーやジーンズと
日本の中高生と同じ。
ゴ(男性の衣装)やキラ(女性の衣装)
は着ていません。
ブータンに行ったことはありませんが、
近代化の流れはこの秘境と呼ばれる地にも
押し寄せていることでしょう。
11年前にチベットを訪れました。
その時
マニ車を回しながらスマホに夢中になっている
若い人を見かけてヘエーッと思いましたが、
それと同じようなことがこの幸せの国でも
起こっているのだと思います。
マニ車には手に持って回せるものや
寺院に設置された数メートルのものまで
いろいろな大きさのものがありますが、
マントラ(真言)が刻印された円筒部分を
回転させると内部に納められたお経を
唱えるのと同じ功徳が積めるとされています。
監督はブータン出身のアルム・バッタライと
ハンガリー出身のドロッチャ・ズルボー。
この2人は
ドック・ノマッズという
ポルトガル、ハンガリー、ベルギー
の3大学から成るコンソーシアム
(大学間連合)によって運営される
国際修士コースで出会いました。
3つの国にまたがって、
ドキュメンタリー制作、映画理論について
2年間のプログラムで学びます。
旅をする様に映画を学ぶことから、
NOMAD(ノマド/遊牧民)と名付けられています。
このプログラムには
バックグラウンドの違う個性派が
世界中から集まり、
世界中の異端児が多様性と越境をテーマに
様々な事を仕掛け
注目が集まっています。
さあ、一体どんなお話なのでしょう。
そして、ブータンとはどんな所なのでしょう。
ドック・ノマッズが旅をするように
映画を学ぶところなら
当試写室は旅をするように
映画を楽しむところです。
(なんちゃって)
さあ、
続きは次回まで乞うご期待でございますよ。
続
ゲンボとタシの夢見るブータン
監督/アルム・バッタライ、ドロッチャ・ズルボー、編集/カーロン・サライ(『心と体と』イリディコー・エニェデイ監督)、撮影/アルム・バッタライ
出演
ゲンボ、タシ、トブデン、ププ・ラモ
8月18日(土)ポレポレ東中野ほか全国劇場ロードショー
2017年、ブータン、ハンガリー映画、ドキュメンタリー、ゾンカ語、74分、後援/ブータン王国名誉総領事館、ブータン州政府観光局、駐日ハンガリー大使館、協力/Tokyo Docs、日本ブータン友好協会、日本ブータン研究所、京都大学ブータン友好プログラム、字幕/吉川美奈子、字幕協力/磯真理子、字幕監修/熊谷誠慈、配給/サニーフィルム
↑ええ!?それまで他国に侵略もされず自給自足をして、
生き延びてきたんでっか?黒船も来ずに、どうやって
そんなことができたんですやろ?
その上国民の95%が幸せと感じている「幸せの国」!
なんて羨ましい!
薄幸の身としては、天国のような国に思えまする~!
かんにんどすえ<(_ _)>すっとこさんに言われるまで
ポチッをすっかり忘れておりました<(_ _)>
やはりこれは獄暑のせい?
すっとこさん、呼びかけ、おおきにえ!
ではでは、大ポチッ!
いくらヒマラヤ山脈というものすごい要塞に守られてるとはいえ、隣には中国やインドを控えているのに鎖国政策をとり続けていたというのは徳川幕府よりすごいかも。
ブータン、行ってみたいなあ。
幸不幸は気持ちの持ちよう。
私も「ああ、幸せだった!」と思うことにしよう・・・って、過去形にする幸の薄さ哉(^-^;
ポチッをありがとうございます。
ああ、幸せ!思い出してくれてうれしうございます。
すっとこさんにも感謝、感謝です♪
🌺「ポチッと、を思い出して下さって
ありがとうございます❣️
もうね、すっとこもこの炎暑でしょ、
帰りにポチッとしようと思ってても
忘れちゃいそうなんです。
だから今日は
【コメ書く前に】ポチッとして
来ちゃいましたぞ。やったー!
そして殿様
タシって女の子だったのですね。
写真見たら男の子かと思っちゃった。
え? こういう発言ってセクハラ?
タシごめんね🙇♀️
幸せの国ブータンの 兄妹の夢と
幸せの行方は?
続編が待たれます。
では 帰りにポチッと・・・
ああ もう押したんだった。
151歳はこれだからテヘペロ。
あ、最初に言っておこう!
ポチッをありがとうございます。
いえね、タシはサッカーが好きな子なんです。
ゲンボの妹として生まれたけど、自分を女の子と思えないのね。両親は男の子の魂を持って生まれたんだと言っているけど、タシは14歳。これから大きくなるにつれて悩みにぶつかることも多くなるのかなとおばさんは心配しちゃいます。
ゲンボもタシも頑張ってほしいな。