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殿様の試写室

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殿が観た最新映画をいち早くお知らせ!

止められるか、俺たちを -1-

止められるか、

俺たちを


-1-


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©2018若松プロダクション



若松孝二監督をご存知でしょうか。


2008年『連合赤軍 あさま山荘への道程』で

58回ベルリン国際映画祭で

最優秀アジア映画賞と

国際芸術映画評論連盟賞をW受賞


10『キャタピラー』では主演の寺島しのぶが

60回ベルリン国際映画祭で

最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞


‘12『海燕ホテル・ブルー』

1125自決の日 三島由紀夫と若者たち』が

公開された監督です。


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残念なことに20121017日に

交通事故で亡くなってしまいましたが、

まだまだ意気軒昂な監督でした。


亡くなった後も

13『千年の愉楽』(中上健次原作)公開。

1125自決の日 三島由紀夫と若者たち』は

65回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」に、

『千年の愉楽』は

69回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門に、

招待されています。


さて、1936年生まれのこの監督。

農業高校を2年で中退し、家出。

上京して、職人見習いや新聞配達など

職を転々とした後はヤクザさんになり、

21歳の時には

チンピラ同士の喧嘩で逮捕されています。


出所後は実写版『鉄腕アトム』『鉄人28号』等

TV映画の助監督をしました。



1963年『甘い罠』で監督デビューし、

ピンク映画としては異例の大ヒットを放ち、

「ピンク映画の黒澤明」と呼ばれました。


1965年には若松プロダクションを設立し、

若松映画に集まった脚本家、助監督を

次々に監督デビューさせた人物です。


プロデューサー作品としても

『毛の生えた拳銃』(‘68 大和屋竺(やまとやあつし)監督)

『愛のコリーダ』(‘76 大島渚監督)

『戒厳令の夜』(80 山下耕作監督)

多数あります。


大勢の助監督や脚本家たちが

若松プロダクションを

まるで梁山泊のようにして集まっていた

60年代の最後の年に

同じく助監督として入り込んだ吉積めぐみ。

本作は、彼女の眼を通して描いた

熱かった時代と映画人と青春の

記憶と記録の映画です。


つまり150歳管理人の時代の映画です。


あ、すいません。


いえね、この時代を描いた映画を観ると

必ず知人がその役として出ているのですわ。


以前、『マイ・バック・ページ』という映画にも

https://mtonosama.exblog.jp/15918406/

https://mtonosama.exblog.jp/15934983/

15歳の頃の知人が出ていましたが、

今回も大学時代の知人が出ていて

ビックリしました。


いえ、俳優としてではないですよ。

その役として、です。


今回も

「そっか、彼はこんなこともしていたのか」

と映画に教えてもらいました。


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それはさておき

本作は、若松プロダクションが

若松監督の死から6年ぶりに

再始動して作った作品。


若松監督を演じるのは井浦新。

そうなんですね。

『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』

1125自決の日 三島由紀夫と若者たち』など

若松監督作に出演してきた井浦が

若き日の若松孝二役を演じるのも

ポイントのひとつです。


その他、山本浩司が演じる足立正生

岡部尚が演じる沖島勲等

若松プロのメンバーが多数登場しますよ。

本作の監督・白石和彌も若松プロ出身です。


あ、そうそう。

本作では大切な役として登場する

吉積めぐみさんについても一言説明しないと。

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1948年生まれの彼女は高校時代

横浜の劇団蟹座に参加。

退団後、新宿でフーテンをしていた693月に

秋山道男と知り合い若松プロへ。

『女学生ゲリラ』(69 足立正生)

『処女ゲバゲバ』(’69)から助監督につき、

『日本暴行暗黒史 怨獣』(70)でチーフ助監督に。

715月ラブホテルで流す映画『うらしまたろう』

で監督デビューするがお蔵入りに。

71912日、新宿区中落合の借家で死去。

関係者の間では未だに

自殺と事故死の両説があります。


さあ、一体どんなお話でしょうか。

続きは次回まで乞うご期待でございます。




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☆10月3日に更新しました。いつも応援して下さってありがとうございます☆


止められるか、俺たちを

監督/白石和、脚本/井上淳一、製作/尾崎宗子、撮影/辻智彦

出演

門脇麦/吉積めぐみ、井浦新/若松孝二、タモト清嵐/秋山道男、毎熊克哉/小水一男、山本浩司/足立正生、高岡蒼佑/大島渚、寺島しのぶ/前田のママ、奥田瑛二/葛井欣士郎、吉澤健/カプリコンマスター

1013()よりテアトル新宿ほか全国順次公開

2018年、日本、119分、配給/スコーレ




by Mtonosama | 2018-10-03 06:17 | 映画 | Comments(2)
Commented by すっとこ at 2018-10-03 16:45 x
先ずはポチクリ❣️

どっぎゅーーーーーーーーーーーーん!

若松孝二ーーーーーーーーーーーーー!
知らいでか!

《行け行け 二度目の処女》
《胎児が密猟する時》

どっぎゅーーーーーーんなタイトルは
今も 忘れようにも忘れられんです。

しかし交通事故で亡くなったのは
知りませんでした。合掌。

次号殿様名調子のストーリー解説が
どっぎゅーーーーーん、待たれます‼️
Commented by Mtonosama at 2018-10-03 18:43
♪すっとこさん

ポチクリありがとう!

わあ、観たんかい?
私は実は観てまへんのや。その理由は後編に乞うご期待なんですけどね。でも、『胎児が密猟する時』は観てはいまへんが、なんとのうタイトル覚えてます。すごいタイトルですもんね。