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殿様の試写室

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アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語 -1- Anna Karenina.Vronsky's Story

アンナ・カレーニナ

ヴロンスキーの物語

--


  

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©Mosfilm Cinema Concern.2017



管理人の無教養をさらさねばなりません。

実は本作の原作である名著

「アンナ・カレーニナ」を

読んだことがありません。


読もうとしたこともあるのですが、

あまりの長さとロシアの名前の難しさに

挫折したのでした。


大体、ロシア貴族階級の懊悩といったものにも

19世紀末のロシアという時代や場所の設定にも

あまり関心を持てなかったのですけど。


しかし、女150

人生最後の挑戦として

本作

『アンナ・カレーニナ 

ヴロンスキーの物語』を観てきました。


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「アンナ・カレーニナ」といえば

「幸せな家庭は皆一様に似通っているが

不幸な家庭はとりどりに不幸である」

という小説冒頭の言葉が有名ですね。


幸福って平凡なんですかね。

平凡でも幸福な方がいいな、と

すっかり丸くなった150歳は思います。


さて、「アンナ・カレーニナ」といえば

レフ・トルストイの作品です。


レフ・トルストイ(1828年~1910)

帝政ロシアの小説家、思想家で

ドストエフスキー、ツルゲーネフと並ぶ

19世紀ロシア文学を代表する文豪。

「戦争と平和」

「アンナ・カレーニナ」

「復活」

などの傑作を残した。


生家が帝政ロシア時代の伯爵家であったため、

広大な農地を相続し、

農民の生活改善を目指すが、失敗。

1851年コーカサス戦争への従軍経験を基に

「幼年時代」を執筆し、評価され、

作家活動に入る。

また従軍経験により終生貫いた

非暴力主義が後世に与えた影響は大きい。

「アンナ・カレーニナ」は

これまでに7回以上映画化され、

「戦争と平和」「復活」なども

映画化されている。


映画化7回というのはすごいですね。


初回は1927年アメリカで製作され

アンナを演じるのはグレタ・ガルボ。

2度目の1935年も同じく

グレタ・ガルボが演じています。

ちょっと高慢なアンナには

グレタ・ガルボが適役だったのでしょうか。


48年、67年、75年、

97年、2012年と続き、

8回目の映画化となる本作は

カレン・シャフナザーロフ監督による

『アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語』

トルストイ自身がロシア貴族の出身ですから

豪奢なダンスパーティや

贅沢な日常生活が舞台になるのは

仕方ありませんが、

今回は少し趣向が違います。


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カレン・シャフナザーロフ監督は

日露戦争の満州を舞台にして

アンナの死後をテーマに

映画を撮り始めました。

愛のもつれに苦しんだアンナが

鉄道事故を遂げた後、

成長したアンナの息子セルゲイと

愛人ヴロンスキーが戦火の満州で

遭遇するという設定です。


これなら「アンナ・カレーニナ」初心者にも

入りやすくって良いですね。


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だって19世紀の貴族の愛だの恋だのって

今さら面白くもなんともないではないですか。

(管理人だけか・・・)


一人残された愛人とアンナの息子との

戦地での出会い。


大人になった息子と愛人ヴロンスキーとの

男同士の理解と心の動き、

荒涼たる中国の大地――

なんとも新しい描写です。


さあ、これは楽しみですよ。

続きは次回まで乞うご期待でございます。




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☆11月5日に更新しました。いつも応援してくださってありがとうございますがとうございます☆



アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語

製作・監督/カレン・シャフナザーロフ、原作/レフ・トルストイ+ヴィケーンチイ・ヴェレサーエフ、脚本/カレン・シャフナザーロフ、アレクセイ・ブジン

出演

エリザヴェータ・ボヤルスカヤ/アンナ・カレーニナ、マクシム・マトヴェーエフ/アレクセイ・ヴロンスキー伯爵、ヴィタリー・キシュチェンコ/アレクセイ・カレーニン伯爵、キリール・グレベンシチコフ/セルゲイ・カレーニン、マカール・ミハルキン/セルゲイ・カレーニン(幼少期)

1110()よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル梅田、1124()より名演小劇場他にて全国順次公開予定

2017年、ロシア、ロシア語、カラー、138分、配給/パンドラ



by Mtonosama | 2018-11-05 06:21 | 映画 | Comments(2)
Commented by なえ at 2018-11-07 21:28 x
ほんまどすう~~~!!
ロシア人の名前の長ったらしさと読みにくさと言ったら!舌を何度噛みそうになったことか!目で読んでるのに何で舌を噛みそうになるの!?とつっこんでるそこのあ~た!これが世界七不思議の八つ目のものなんですなあ。

イワン・イワノビッチ・イワノフとか、言葉遊びしてんのかと思ったし、「外套」の哀れな主人公アカーキー・アカーキエビッチなんて、冗談やろと笑てしまいましたわ~(^O^)


「アンナ・カレーニナ」は昔手塚治虫の漫画で読みました。その時ヴロンスキーでなく、ウロンスキーになってたと思います。これは「うどん好き」を関西風のギャグで「ウロンスキー」にした冗談だと思ってました。と言うのは河内弁は「だぢづでど」を「らりるれろ」と発音するからです。大人になって、自分の勘違いに気が付きましたが(^_^;)
「アンナ・カレーニナ」と聞くといつもこの勘違いを思い出しますです。
Commented by Mtonosama at 2018-11-08 06:57
♪なえさん

インノケンティ・スモクトゥノフスキー。
ソ連映画『ハムレット』の主役俳優なんですけど。これだけは一生懸命覚えたけど、これも定かではなくなっていた(-_-;)

大体東欧系の名前は『難しくて読めなーーっい!」
これハズキルーペのけんさん風にね。
読みにくいうえに関係も複雑で書き出さなきゃわからなーーっい!
長い冬を乗り切るためにこういう複雑な関係性の作品を書いたのかと思っています。

手塚治虫で『アンナ・カレーニナ』ですか?それはいいなぁ。

河内弁って「だぢづでど」が「らりるれろ」になるのですか!?以前、河内出身の人が「船場あたりの大阪弁が話せたらなあ」と言っていたけど、その真意が「らりるれろ論」でわかりました。ありがとうございました。