マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ! -1- MY GENERATION
マイ・
ジェネレーション
ロンドンをぶっとばせ!
-1-
MY GENERATION
(C)Raymi Hero Productions2017
ちょっとキャストをご覧いただけますか?
よ~く知っている名前もあれば
あまりよく知らない
あるいは
どれもこれも知らないよ
という名前もあると思います。
ま、
そこがマイ・ジェネレーションってこと?
70年代がマイ・ジェネレーション
という方もあれば
いや、80年代でしょ、
いやいや90年代よ、
という方もありますからね。
でも、キャストの中には
00年代がマイ・ジェネレーション
という人だって知っている人物がいます。
ポール・マッカトニー、
ローリング・ストーンズ。
さあ、どうだ!
彼らなんて半世紀経っても現役です。
管理人なんて
ツィギーだって、マリー・クヮントだって
知っていますよ。
「え、おまえは150歳だからだろ」って?
は、はい…
ま、いいじゃないですか。
年齢のあばき合いは止めましょうぜ。
1945年に第二次世界大戦が終わって15年。
1960年って、
戦争が終って僅か15年しか
経っていないのに一気に新しい時代に
突入しちゃっていますね。
そんな60年代を音楽とファッションで
ドキュメントした本作が、当試写室、
2019年のオープニング作品になります。
そんな60年代へのタイムトリップのガイド役は
『ハンナとその姉妹』
『サイダーハウス・ルール』で
2度のアカデミー賞を受賞し、
『バットマン』シリーズ等でも活躍する
イギリスの名優マイケル・ケイン。
彼を育んだ60年代のロンドンの
新鮮な輝きに圧倒されてください。
マイケル・ケインは本作の製作総指揮も担当。
彼自身が出演した60年代の作品や
TVインタビュー番組などの若き日の映像と
現在の映像を交互に出すことで
時代は滅びないけど人は老いる、なんていう
ちょっと寂しいものも感じさせてくれます。
とはいえ
60年代のカルチャー・アイコンともいうべき
人々がたくさん登場しますよ。
ポールでしょ、ミック・ジャガーでしょ、
ザ・フーのロジャー・ドールトリーでしょ、
女優で歌手のマリアンヌ・フェイスフル、
モデルのツィギー、
そして、
ミニスカートを世に送り出した
マリー・クヮント、
カリスマ的なカメラマンの
ディヴィッド・ベイリー。
彼らを取材し、
現在の映像ではなく、あの頃の姿に
現在の声をかぶせることによって
60年代を現在の潮流として
感じさせてくれますよ。
他にも、ジョン・レノン、デヴィッド・ボウイ、
ヴィダル・サスーン、
デヴィッド・ホックニー等の
アーカイブ映像もあります。
マイケル・ケインは60年代のことを
「英国史において初めて
若い労働者階級が声を上げた時代」
と言っています。
自身もクイーンズ・イングリッシュではなく
コックニー訛りで話す労働者階級の出身ですしね。
本作からは時代をリードした人々の
コメントを通じて、
音楽、映画、ファッション、アートの
新しい発信地だった
ロンドンの魅力が伝わってきます。
タイトルの『マイ・ジェネレーション』は
ザ・フーの大ヒット曲から取られていますが、
作中には
ビートルズ、ローリング・ストーンズ、
アニマルズ、キンクス、クリーム等も
流れてきます。
実は、昔、
両親が懐かしのメロディみたいなものを
観たり聴いたりしていると
「なんかなぁ」とその場を離れたものです。
2000年代生まれの人にとっては
本作もそうなのかな、
とちょっと気にはなるのですが…
いや、良いものは良いのだ!
さあ、どんな映画なのでしょうか。
続きは次回まで乞うご期待でございます。
続
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マイ・ジェネレーション
監督/デイヴィッド・バッティ、プレゼンター・プロデューサー/マイケル・ケイン、脚本・プロデューサー/ディック・クレメント&イアン・ラフレネー、プロデューサー/サイモン・フラー、フーラ・クローニン・オライリー、製作総指揮/ジェイムス・クレイトン
出演
マイケル・ケイン、デイヴィッド・ベイリー、ジョーン・コリンズ、ロジャー・ドールトリー、ドノヴァン、ダドリー・エドワーズ、マリアンヌ・フェイスフル、バーバラ・フラニスキ、ポール・マッカートニー、テリー・オニール、デイヴィッド・パットナム、メアリー・クワント、ミム・スカラ、サンディ・ショウ、ペネロピ・トゥリー、ツィギー、ローリング・ストーンズ
2019年1月5日(土)よりBunkamuraル・シネマ他全国順次ロードショー
2018年、イギリス、カラー(一部モノクロ)、85分、英語、日本語字幕/野崎文子、字幕監修/ピーター・バラカン、配給/東北新社、STARCHANNEL MOVIES
マイケル ケインだわ!
じじぃだわ!
目つきが色っぽいわ!
【殺しのドレス】が良かったわ!
そうなんですってね。階級社会にあって
ワーキングクラス出身者は黙殺される英国。
マイケル ケインはそのクラス出身者。
コックニードラマの【イーストエンダーズ】
ってン十年続いてるんテレビドラマが
ありましたんや。(まだ続いてるかも)
これが毎夕方放送で。
すっとこ ロンドン駐在したばっかりで
友人1人も無くて 寂しい日常を この
ワーキングクラス感満載の 全然理解でき
ないコックニー ドラマをぼーっと見て
過ごしておりましたんや。
あ、いかん。
150歳にもなると昔語りが長くなって。
ほんじゃまた!
ポチクリはもう済ませましたで❣️
私ねぇ、1970年のロンドンに行きました。本作のような熱気がまだ感じられる時代で"オー、カルカッタ"というミュージカルもロンドンの小さな小屋で見ました。ちょっと激しい内容だったのでカメラを預けさせられたのですが、終了後返してもらったら壊れてました😣 旅の最初の出来事。おかげで後の日程はカメラ無し。初めての海外旅行だったのに記録はありません😭