82年生まれ、キム・ジヨン -2-
82年生まれ、
キム・ジヨン
-2-
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コロナ禍で
82年生まれのキム・ジヨンさんも
自粛せざるを
得なかったのでしょうが、
どっこい
10月9日には
映画が公開になります。
平凡な女性の人生を通して
韓国の現代女性が担う重圧と
生きづらさを描き、
日本でも話題を集めた
チョ・ナムジュのベストセラー小説を
映画化したキム・ドヨン監督。
さあ、
彼女の長編映画監督デビューの本作。
いったい、
どんな展開を見せるでしょうか。
ストーリー
優しい夫デヒュンと結婚し、
娘を出産したジヨンは
仕事を辞め、
育児と家事に追われる日々を送る。
母として妻として生活を続ける中で、
時々、閉じ込められているような
感覚に襲われるようになる。
単に疲れているだけと
自分に言い聞かせてきたジヨンだが、
他人が乗り移ったような
奇妙な言動をするように・・・
その時の彼女の記憶は
すっぽりと抜け落ちていた。
そんなジヨンを傷つけるのが怖くて
夫デヒュンは思い悩んだ末
ひとりで精神科医に相談に行く。
だが、医師は
本人が来ないことには
何も改善することはできないという。
ジヨンに何が起こったのか?
どうして彼女の心は
折れてしまったのか。
少女から成長し、
社会人になり、
そして、
結婚し、現在に至るまでの
彼女の人生から見えてきたものとは
なんだったのでしょう……
デヒョンはとてもやさしい夫で
盆暮れに彼の実家に行っても
「なんにもしなくていいんだよ」
と言ってくれますし、
姑にも苦言を呈してくれます。
でもね、嫁として
何もしないわけにはいかないし、
息子に苦言を呈された母親としても
「なによ!」と面白くありません。
よくある光景です。
で、どうするか、
ジヨンが自分を抑えて
家事をし、
実家にやってきた
デヒョンのきょうだいのために
立ち働く訳です。
彼女が働きたいといえば、
「夫や子どもの世話はどうするの?」
実家だけではありません。
娘をバギーカーに乗せて
街へ出れば、
若いサラリーマンやOLから
「夫の金で遊んで良いご身分だよな」
と聞こえよがしに言われます。
「ママ虫」
という言葉があるそうです。
夫の稼いだ金で
遊び回っている母親を侮辱する
ネットスラングで、
韓国語で聞くと
とても嫌な語感なんですって。
訳者の斎藤真理子さんが
書いていました。
そんなことばかり聞くと
暗くなってしまいません?
でも、
原作がミリオンセラーになったのは
それだけ共感する人が
多いってことですよね。
ジヨンだっていつまでも
心が折れたままではいない筈。
ラストでは
「良かったね。ジヨン」
とつぶやく観客も多いでしょう。
優しすぎる夫が気になりますが、
自ら行動するものは救われるんです。
終
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82年生まれ、キム・ジヨン
監督/キム・ドヨン、原作/「82年生まれ、キム・ジヨン」チョ・ナムジュ著(斎藤真理子訳、筑摩書房刊)
出演
チョン・ユミ/ジヨン、コン・ユ/デヒュン、キム・ミギョン
10月9日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2019年、韓国、118分、配給/クロックワークス
すっとこだって顎が首にめり込むほどに
頷いちゃいますよ!
出産で仕事を辞めたクチですから。
身篭ったので仕事が続けられないと思い
退社を申し出た小さな広告代理店。
すっとこの仕事を引き継ぐべく
颯爽と現れたのは スラリとスタイル良く
口調もさっぱりした、聡明なお嬢さんでした。
「この方なら仕事出来るな」と思いました。
あなたの事ですよ!殿様❗️
と書いて、いや待てよ。
まだ妊娠してなかったかな。
結婚したので退社したんだっけ?
ああ 150歳になるってこういう事なのね。
ジヨンさん
あなたもいつか150歳になるんですね。
願わくば過去にきっちり折り合いつけた
150歳でありますように❗️
今日はこれからポチしますね❣️
コピーライターってコピーを取る仕事かなぁ、
と何も知らずに入った小さな会社で出迎えてくれたのは
色が白くて、優しく笑いかける笑顔が印象的な優しそうな女性でした。
はい、すっとこさんのことです。
思えば130年ほど前のできごとでしょうか。
今日もポチをありがとうございました。