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殿様の試写室

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殿が観た最新映画をいち早くお知らせ!

マチルダ 

禁断の恋

-1-


Mathilde



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(C)2017 ROCKFILMS LLC.



またまたロシアのお話です。

美しい衣装をつけたバレリーナの写真に

惹かれて観てきました


ロシアで300年間続いたロマノフ王朝。

その最後の皇帝ニコライ2世と

ロシアで初めて

プリマ・バレリーナ・アッソルータ

(バレリーナの最高の肩書で非常に稀)

となったマチルダ・クシェシンスカヤとの

恋を描いた実話に基づいたお話です。

(またまた苦手なロシア名・・・)


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ロシアでは聖人として神格化されている

ニコライ2世。

映画ではその狂おしいまでの恋が

描かれているだけに

皇帝の名誉を傷つけるとして賛否両論が

湧きおこりました。

上映館の放火をほのめかす

キリスト教過激派組織も登場したという

いわくつきの映画です。


ニコライ2世といえば

ロシア革命後、

妻子、召使共々虐殺された

ロマノフ家最後の皇帝。


そんな非業の死を遂げた皇帝も

皇太子だった日々は恋に生きたのですね。


そうそう、

1891年の日本訪問の折には

大津で巡査に襲撃され耳を負傷。

畠山勇子という27歳の女性が

ロシアへのお詫びのために自害し、

それが国の内外で有名になったそうです。

なんか恋愛事件以外にも

映画のネタはたくさんありそうな皇帝です。


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一方、ニコライ2世と奔放な恋に落ちる

ファム・ファタール(運命の女)

マチルダ・クシェシンスカヤは

マリインスキー・バレエ団の

美貌のスターダンサーです。


彼女はニコライ2世が亡くなった1918年から

53年後の1971年、99歳で亡くなりました。


さて、本作の舞台は

1890年代後半のサンクトペテルブルグ。

エカテリーナ宮殿やマリインスキー劇場、

ボリショイ劇場です。


映画ではそんなサンクトペテルブルグの

壮大な宮殿や

モスクワ・クレムリンの古代の壁、

マリインスキー劇場とボリショイ劇場の

豪華な内装など全盛期のロシアの

二大拠点が再現されました。


バレエシーンはベルミバレエの

アレクセイ・ミロシニチェンコの振付で

ベルミのバレエダンサーが踊り、

本作の大きな見せ場ともなっています。


やっぱりバレエはロシアですよねぇ。


あ、マチルダが踊るシーンは

ベルミのダンサーがスタントしています。


これ、嬉しい配慮です。

ちょっとわき道にそれますが、

『ブラック・スワン』(10)では 

https://mtonosama.exblog.jp/15887653/

https://mtonosama.exblog.jp/15903150/

主演のナタリー・ポートマンが

バレエの素養があるということで

スタント無しで踊っていましたが、

やはり日々そのために鍛錬している

バレリーナと比べると

どうしても見劣りしちゃうんですよね。


1ヶ月で挫折したとしても

バレエを習っていた者としては

ほんもののバレエシーンが見たいですから。


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あ、すみません。本筋に戻ります。

ロシア王位継承者であるニコライ2世が

世界的に有名なバレリーナのマチルダを

一目見て恋に落ち、

その恋は国を揺るがす程のロマンスに――


このお騒がせの恋を描くのはロシアの誇る

アレクセイ・ウチーチェリ監督。


さあ、一体どんなお話でしょうか。

続きは次回まで乞うご期待でございますよ。




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☆11月17日に更新しました。

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マチルダ 禁断の恋

監督・製作/アレクセイ・ウチーチェリ、撮影/ユーリー・クレメンコ、脚本/アレクセイ・テレコフ、振付家、バレエ・コンサルタント、ベルミ・オペラ・バレエ団主席振付家/アレクセイ・ミロシニチェンコ、音楽監督、マリインスキー劇場芸術監督/ワレリー・ゲルギエフ、衣装デザイン/ナジェージダ・ワシリョーワ

出演

ラース・アイディンガー/ロシア皇帝ニコライ2世、ダニーラ・コズロフスキー/ヴォロンツォフ、ミハリナ・オルシャンスカ/マチルダ・クシェシンスカヤ、ルイーゼ・ヴォルフラム/ヘッセン大公女アリックス、トーマス・オスターマイアー/フィッシャー博士、インゲボルガ・ダクネイト/ロシア皇后マリア・フョードロヴナ

128()よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBIS GARDEN CINEMA他にて全国順次公開

2017年、108分、ロシア、配給/シンカ




# by Mtonosama | 2018-11-17 04:51 | 映画 | Comments(0)

鈴木家の嘘

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(c)松竹ブロードキャスティング



野尻監督が言っています。


「団欒というものにはほとんど記憶が無い。

ウチの食卓にはいつも一人いなかったから。

家族全員が集まるのは正月か法事。

家族とはそういうものだと思っていた。


いつもいなかった一人、

兄が本当にこの世からいなくなった。

突然すぎて

私たちは悲しんでいいかさえわからなかった。


残された私たちは

毎日顔を合わせるようになった。

葬儀の後のひからびた寿司桶の前。

みんな黙って食べていたが、

私はその情景に思わず笑ってしまった。

ウチの久しぶりの家族団欒だったからだ。

私はその時、初めて

『家族』というものを考えるようになった」


ああ、すごくよくわかります。

皮肉なことに、

死も生活そのものなんですよね。



ストーリー

長男・浩一が自室のゴミを片づけている。

ゴミをまとめると

カーテンを開けて窓の外の景色を眺めた。

次に押入れに上がり

天袋から吊るしたロープに首をかけた――


買い物から帰った母・悠子は

浩一が好きなオムレツを作り、

食事に呼ぶが返事が無い。

浩一の部屋に入った悠子は

天袋からぶら下がる息子の姿を目撃する。


その夜、長女・富美が帰宅すると

家の中は真っ暗、

ストーブの上のやかんは空焚きになっていた。

富美は2階で倒れている母と

押入れからぶら下がる浩一をみつける。


浩一が死んでしばらく経ち、

父・幸男は息子の机でみつけた

ソープランド「男爵」のチラシを手に

店に出かける。



大学の体育館。

新体操をやっている富美の携帯に

父からの電話。

急いで富美が「男爵」に向かうと

父が店長やスタッフに取り囲まれていた。

帰りのバス停で事情を説明しようとする父に

「こんなときに何やってるのよ」と

怒って取り合わない富美。


浩一の死を目の当たりにした母の悠子は

病院に運ばれたが意識は戻らないまま。


ある日、

スマホで調べた自死遺族の会に出かけた富美。

だが、中には入りづらく帰ろうとしたところ

会員の女性に促されて入室する。


浩一の四十九日。

納骨に来た寺で

幸男と富美は遺骨を返されてしまう。

自ら死を選んだもののお骨は

穢れているというのだ。

名古屋で冠婚葬祭会社を営んでいる

幸男の妹・君子はそれを聞いて怒りまくる。

寺からの帰り道、幸男、富美、君子

悠子の弟・博の4人はうどんを食べながら

今後について語り合う。


同じ頃、隣の病床から聞こえてくる

ラジオの音に悠子の手が反応して動いた。

悠子の意識が戻ったと聞き

幸男ら4人は病院へ駆けつける。


眠りから覚めた悠子は浩一が死んだことを

まったく覚えていなかった。

「浩一は?」と訊ねる悠子に

「お兄ちゃんはアルゼンチンで

博おじさんの仕事を手伝ってるよ」

と咄嗟に嘘をつく富美。

浩一がひきこもりをやめたと知って

喜ぶ悠子……


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突然、命を絶ってしまった長男の浩一。

ひきこもって、

皆の前に姿を見せなかったとはいえ、

家族でした。


息子の無残な姿の第一発見者となった母。

その衝撃と悲しみは記憶を失う程でしたが、

父も妹も浩一の死に際して、

その心中に渦巻くのは

なぜ?という疑問と自責の念。

そして、これ以上、

悠子を傷つけられないという思い――



こんなつらくて重い映画なのに

父・幸男がソープに乗り込む場面では

「おいおい、お父さん、何やってるの」と

つっこみたくなり、

富美が訪れた自死遺族の会の

おしゃべりなおばさんに苦笑したり、

133分を笑い、時には、ため息をつきながら

観てしまいました。


他者から見れば間が抜けた幸男の行動にも

おしゃべりなおばさんにも

はたがとやかく言えない心の闇が

隠されているんですよね。


さあ、家族はどこに向かうのでしょう。


良い映画でした。



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鈴木家の嘘

監督・脚本/野尻克己、製作/井田寛、撮影/中尾正人

出演

岸部一徳/鈴木幸男、原日出子/鈴木悠子、木竜麻生/鈴木富美、加瀬亮/鈴木浩一、吉本菜穂子/日比野さつき(分かち合う会)、川面千晶/米山(分かち合う会)、島田桃依(分かち合う会)、金子岳憲/小林(分かち合う会)、山岸門人/佐古(ソープランド店長)、宇野祥平/北別府、レベッカ・ヤマダ/フランシスカ、松岡泰志/神谷(霊媒師)、岸本加代子/鈴木君子、大森南朋/吉野博

1116日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー

2018年、日本、133分、カラー




# by Mtonosama | 2018-11-14 05:42 | 映画 | Comments(4)

鈴木家の嘘

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                   (c)松竹ブロードキャスティング


家族って何ですかねぇ。

両親もいなくなり、

実家もなくなってしまったら

その家族はもう家族ではないのでしょうか。


自分が子どもだった頃の家族

そして

大人になった自分が形成する家族――


こういう映画でも観ない限り

家族のことなど考えないのかもしれません。

家族って案外脆くって、気がつくと

なくなったりするものなのに、ね。


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『鈴木家の嘘』

ある日、自ら命を絶った鈴木家の長男・浩一。

そのショックから

記憶を失ってしまった母のために

遺された父と長女はとんでもない嘘をつく。

「お兄ちゃんは叔父さんの仕事を手伝うため

アルゼンチンに行ったよ」……


そこから始まる鈴木家の嘘。


父は原宿・竹下通りで

ゲバラのTシャツを探し、

長女は兄になりすまして母に手紙を書く――

鈴木家の嘘は叔父や叔母も巻き込んだ物語へと

展開していきます。


深刻で悲しいお話の筈なのに

こらえきれずにクスッと笑ってしまう場面が

いくつもある映画です。



遺された家族はどんなに悲しくても

ご飯を食べなくちゃならないし、

仕事にも行かなくちゃなりません。

時には、笑うこともなければ、

やっていけませんものね。

だって、生きているんですから。


こんなに可笑しくてまじめな映画を作ったのは

野村克己監督。


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野村克己監督

1974年埼玉県出身。

東京工芸大学芸術学部映像学科卒業後、

映画業界に入り、

熊切和嘉監督、豊田利晃監督、

大森立嗣監督に師事。

以降、橋口亮輔、横浜聡子、石井裕也等

日本映画界を牽引する監督たちの下で

助監督を務める。

チーフ助監督として参加した作品に

熊切和嘉監督『青春金属バット』(06)

『フリージア』(07)、『海炭市叙景』(10

大森立嗣監督

『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』(10

『まほろ駅前多田便利軒』(11

『まほろ駅前狂騒曲』(14)、『セトウツミ』(15

横浜聡子監督

『ウルトラミラクルラブストーリー』(09

武内秀樹監督『テルマエ・ロマエ』(12

『テルマエ・ロマエⅡ』(15

石井裕也監督『舟を編む』(13

橋口亮輔監督『恋人たち』(15)等。


自ら手掛けたオリジナル脚本「鈴木家の嘘」で

長編劇映画監督デビュー。


監督は自身の経験を基に脚本も書きました。

そう、脚本執筆は

監督のお兄さんの自死がきっかけでした。


家族も自分も封印してきた兄の自死を

監督デビュー作品でとりあげ、

その死と真正面からぶつかることは

つらい作業だったことでしょう。



つらいけれど映画にする。

映画にする以上、

観てもらわなければならない。

だから、

つらい、つらいばかりじゃいけません。

でも、

ワッハッハーのお笑いにしてもいけない。

弟として笑いと悲しさとの匙加減が

難しかったと思います。


そして、出来上がったのが本作。

新人監督の作品とは思えない

上質な映画ができあがりました。


お父さんを演じた岸部一徳も良かったし、

お母さん役の原日出子も大した女優さんです。

そして、僅かな出番しかなかった

お兄さんを演じた加瀬亮もさすが!としか

言いようがありませんし、

400名の中から選ばれた

妹役の木竜麻生も堂々たる存在感でした。


そうそう叔母さん役の岸本加世子も

叔父さんの大森南朋も笑わせてくれました。


さあ、どんな風にしんみり、

いえ、ほんのりさせてくれるのでしょう。

続きは次回まで乞うご期待でございますよ。



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鈴木家の嘘

監督・脚本/野尻克己、製作/井田寛、撮影/中尾正人

出演

岸部一徳/鈴木幸男、原日出子/鈴木悠子、木竜麻生/鈴木富美、加瀬亮/鈴木浩一、吉本菜穂子/日比野さつき(分かち合う会)、川面千晶/米山(分かち合う会)、島田桃依(分かち合う会)、金子岳憲/小林(分かち合う会)、山岸門人/佐古(ソープランド店長)、宇野祥平/北別府、レベッカ・ヤマダ/フランシスカ、松岡泰志/神谷(霊媒師)、岸本加代子/鈴木君子、大森南朋/吉野博

1116日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー

2018年、日本、133分、カラー



# by Mtonosama | 2018-11-11 05:49 | 映画 | Comments(8)

アンナ・カレーニナ

ヴロンスキーの物語

-2-



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©Mosfilm Cinema Concern.2017



女は常に愛が満たされ続けることを求め、

男は成就した愛に努力を払いはしない・・・


150歳にもなると

愛が満たされ続けることはおろか

愛そのものにも期待はしないのですけれど。


愛を求め、満たされることを求め

かなわなければ死を選ぶ女アンナ、

その激しい愛にとまどいながらも

終生彼女を愛し続ける男

ヴロンスキー


この2人を演じたのは

ロシアの人気俳優

エリザヴェータ・ボヤルスカヤと

マクシム・マトヴェーエフ。

実生活でも夫婦です。


現実の夫婦が

不倫の愛に激しく翻弄されるカップルを

演じるところにもゲスな管理人は

目が行ってしまいます。


さあ、どんなお話でしょう。



ストーリー


1904年満州。

セルゲイ・カレーニンは軍医として

日露戦争の激戦地に赴いていた。


ある日、重要人物だという大佐が

医務室に運ばれてくる。

その名はアレクセイ・ヴロンスキー。


彼こそ母アンナに

幼い自分と父を捨てさせ、

自らの命を絶たせた男なのだ。


一時は殺したい程、憎んだ男だが

亡くなった母の年齢も超えた今はただ

母についての真実を知りたかった。


セルゲイの問いに答えて、ヴロンスキーは

彼にとっての真実を語り始める――


出会い

1872年の冬

ヴロンスキーは母を迎えるため

モスクワ駅にいた。

母は同じコンパートメントにいた女性、

政府高官アレクセイ・カレーニンの妻である

アンナ・カレーニナのことを褒めそやす。


ヴロンスキーと会釈を交わしたアンナは

彼女を迎えに来た兄

スティーヴァ・オブロンスキーと共に

モスクワ駅を後にした。

その後ろ姿をみつめるヴロンスキー。


スキャンダル

後日、盛大な舞踏会が開かれた。

ヴロンスキーはそこにいたアンナを

ダンスに誘う。

彼女は戸惑いながらも誘いを受けた――


ペテルブルグに戻ってきたアンナ。

するとヴロンスキーが同じ列車から

降りてくるではないか。


笑顔を浮かべるアンナだったが、

「あなたを追ってきました」と告白され、

表情を硬くする。


アンナを迎えにきた夫カレーニンと

挨拶を交わし、訪問の許可を得た

ヴロンスキーはアンナと急速に親しくなる。

やがて、それはカレーニンの耳に・・・


馬術大会

馬術大会で落馬したヴロンスキーを見て

取り乱すアンナ。

その振る舞いを夫に責められ、

アンナはヴロンスキーへの愛を告白する。

もう妻ではいられないと言う彼女に

夫は「私の体面が傷つかない限り

我々の関係は何も変わらない」と――


妊娠

アンナはヴロンスキーとの子を宿していた。

離婚を望みながら夫との生活を続ける彼女に

社交界の風当たりは冷たく

友人達も去っていった。

一方、

ヴロンスキーが邸内に出入りしていることを

知った夫カレーニンは怒りを爆発させる。

離婚を口にし、一人息子のセルゲイは

手放さないと言い渡した。

息子を切望しながら

夫に妊娠を打ち明けるアンナ。

夫は心の底からアンナに憎しみを覚える……


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もうドロドロ。

他人の女房に手を出して

のぼせ上らせておき

夫に隠れてコソコソするヴロンスキーも

ヴロンスキーだし、

アンナも愛人と暮らし始めるや

「もっと愛せ」のなんのと。

え~い、せからしかぁっ!


その上、夫と一人息子をほっぽって

ヨーロッパ周遊?

社交界から離れて田舎暮らし?

田舎で農業でもするのですかっ?


とんでもはっぷん、

使用人に身の回りの世話をさせ、

以前も以後も優雅な暮らし。


貴族がこんな好き勝手していれば

農民も労働者もインテリも

怒るってもんでしょうが。

ロシア革命勃発も自明の理ですわ。


「幸せな家庭は皆一様に似通っているが

不幸な家庭はとりどりに不幸である」


勝手に不幸になってたら?

と言いたいところですが、

遠い満州の地で

傷ついた体を盾に日本軍を食い止めようと

一人前線に残るヴロンスキーに

「自己責任でしょ」とは言えませんわねぇ。


はあ・・・

人生はとりどりに不幸です。



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アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語

製作・監督/カレン・シャフナザーロフ、原作/レフ・トルストイ+ヴィケーンチイ・ヴェレサーエフ、脚本/カレン・シャフナザーロフ、アレクセイ・ブジン

出演

エリザヴェータ・ボヤルスカヤ/アンナ・カレーニナ、マクシム・マトヴェーエフ/アレクセイ・ヴロンスキー伯爵、ヴィタリー・キシュチェンコ/アレクセイ・カレーニン伯爵、キリール・グレベンシチコフ/セルゲイ・カレーニン、マカール・ミハルキン/セルゲイ・カレーニン(幼少期)

1110()よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル梅田、1124()より名演小劇場他にて全国順次公開予定

2017年、ロシア、ロシア語、カラー、138分、配給/パンドラ




# by Mtonosama | 2018-11-08 06:24 | 映画 | Comments(8)

アンナ・カレーニナ

ヴロンスキーの物語

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©Mosfilm Cinema Concern.2017



管理人の無教養をさらさねばなりません。

実は本作の原作である名著

「アンナ・カレーニナ」を

読んだことがありません。


読もうとしたこともあるのですが、

あまりの長さとロシアの名前の難しさに

挫折したのでした。


大体、ロシア貴族階級の懊悩といったものにも

19世紀末のロシアという時代や場所の設定にも

あまり関心を持てなかったのですけど。


しかし、女150

人生最後の挑戦として

本作

『アンナ・カレーニナ 

ヴロンスキーの物語』を観てきました。


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「アンナ・カレーニナ」といえば

「幸せな家庭は皆一様に似通っているが

不幸な家庭はとりどりに不幸である」

という小説冒頭の言葉が有名ですね。


幸福って平凡なんですかね。

平凡でも幸福な方がいいな、と

すっかり丸くなった150歳は思います。


さて、「アンナ・カレーニナ」といえば

レフ・トルストイの作品です。


レフ・トルストイ(1828年~1910)

帝政ロシアの小説家、思想家で

ドストエフスキー、ツルゲーネフと並ぶ

19世紀ロシア文学を代表する文豪。

「戦争と平和」

「アンナ・カレーニナ」

「復活」

などの傑作を残した。


生家が帝政ロシア時代の伯爵家であったため、

広大な農地を相続し、

農民の生活改善を目指すが、失敗。

1851年コーカサス戦争への従軍経験を基に

「幼年時代」を執筆し、評価され、

作家活動に入る。

また従軍経験により終生貫いた

非暴力主義が後世に与えた影響は大きい。

「アンナ・カレーニナ」は

これまでに7回以上映画化され、

「戦争と平和」「復活」なども

映画化されている。


映画化7回というのはすごいですね。


初回は1927年アメリカで製作され

アンナを演じるのはグレタ・ガルボ。

2度目の1935年も同じく

グレタ・ガルボが演じています。

ちょっと高慢なアンナには

グレタ・ガルボが適役だったのでしょうか。


48年、67年、75年、

97年、2012年と続き、

8回目の映画化となる本作は

カレン・シャフナザーロフ監督による

『アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語』

トルストイ自身がロシア貴族の出身ですから

豪奢なダンスパーティや

贅沢な日常生活が舞台になるのは

仕方ありませんが、

今回は少し趣向が違います。


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カレン・シャフナザーロフ監督は

日露戦争の満州を舞台にして

アンナの死後をテーマに

映画を撮り始めました。

愛のもつれに苦しんだアンナが

鉄道事故を遂げた後、

成長したアンナの息子セルゲイと

愛人ヴロンスキーが戦火の満州で

遭遇するという設定です。


これなら「アンナ・カレーニナ」初心者にも

入りやすくって良いですね。


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だって19世紀の貴族の愛だの恋だのって

今さら面白くもなんともないではないですか。

(管理人だけか・・・)


一人残された愛人とアンナの息子との

戦地での出会い。


大人になった息子と愛人ヴロンスキーとの

男同士の理解と心の動き、

荒涼たる中国の大地――

なんとも新しい描写です。


さあ、これは楽しみですよ。

続きは次回まで乞うご期待でございます。




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アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語

製作・監督/カレン・シャフナザーロフ、原作/レフ・トルストイ+ヴィケーンチイ・ヴェレサーエフ、脚本/カレン・シャフナザーロフ、アレクセイ・ブジン

出演

エリザヴェータ・ボヤルスカヤ/アンナ・カレーニナ、マクシム・マトヴェーエフ/アレクセイ・ヴロンスキー伯爵、ヴィタリー・キシュチェンコ/アレクセイ・カレーニン伯爵、キリール・グレベンシチコフ/セルゲイ・カレーニン、マカール・ミハルキン/セルゲイ・カレーニン(幼少期)

1110()よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル梅田、1124()より名演小劇場他にて全国順次公開予定

2017年、ロシア、ロシア語、カラー、138分、配給/パンドラ



# by Mtonosama | 2018-11-05 06:21 | 映画 | Comments(2)