ブログトップ | ログイン

殿様の試写室

mtonosama.exblog.jp

殿が観た最新映画をいち早くお知らせ!

タグ:ダイアン・キートン ( 2 ) タグの人気記事


ロンドン、人生はじめます
-1-

HAMPSTEAD

f0165567_529412.jpg


(C)2016 RELIANCE ENTERTAINMENT PRODUCTIONS 6 LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.


ダイアン・キートン最新作です。
それにしても、彼女
歳をとりませんねえ。

女優さんの歳をいうのもなんですが、
彼女72歳、戌年年女ですよ。

姿、形といい、帽子といい、
『アニーホール』の時のまま。

ほうれい線やあごのラインに
ひと皆平等に訪れる時の流れを
感じはしますが、
でも、まだまだ許容範囲です。

f0165567_5321046.jpg

当試写室でも上映した
『ニューヨーク眺めのいい部屋売ります』
https://mtonosama.exblog.jp/24889651/
https://mtonosama.exblog.jp/24898753/

そうです、そうです。
モーガン・フリーマンと
夫婦役を演じた映画です。

あの時よりももっと『アニーホール』を
感じさせたのは帽子のせいか、
ロンドンのアメリカ人役だったせいか。

ロンドンが舞台なのに
とても彼女がニューヨーカーっぽかったのは
ロンドンに暮らす異邦人を
強調したかったからかもしれません。

f0165567_5341019.jpg

黒縁眼鏡に、ストレートヘア。
かっちりしたジャケットに細いパンツ。
一方、彼女と同じ高級マンションに暮らす
マダムたちのきれいにセットした髪、
いかにも奥様然としたファッションの中で
ダイアンはとてもシンプル。

でも、シャツとVネックのセーターという
なんていうことのない取り合わせを見ると
「やっぱりこれだよね」って思います。

今なおスレンダーな体。
早口で追い立てられるように
話すその喋り方。
なんか昔を思い出してしまいます。

おっと、ダイアンのことばかりに
夢中になってしまいましたが、
本作は
高級マンションで暮らす未亡人
エミリーが
ハムステッド・ヒースという公園に
住みついたドナルドと出会い、
その生き方に引き付けられていくというお話。

そのホームレス・・・
いえ、
小屋を建てて住んでいるのだから
ホームレスではありませんね。
ドナルドの迎えるその後の展開が
すごいのですが、
それがなんと実話だというのだから
ダイアン以外にも見せ場満載の作品です。

f0165567_5364078.jpg


監督はジョエル・ホプキンス。
ドナルドを演ずるのはブレンダン・グリーソン。
アイルランド・ダブリン出身の1955年生まれ。
『ブレイブハート』('95)で
ハリウッドに注目され、
『M:I-2』(’00)『A.I.』(‘01)
『ギャング・オブ・ニューヨーク』(‘01)
『トロイ』('04)
『ハリー・ポッター』シリーズにも出演。
最近では
 『ヒトラーへの285枚の葉書』(’16)
https://mtonosama.exblog.jp/27935413/
https://mtonosama.exblog.jp/27943159/
エマ・トンプソンと共演した感動作でした。
『パディントン2』(’17)
硬軟取り混ぜた作品に出演する英国実力派俳優。

おまけの情報ですが、
息子のドーナル・グリーソンは
2010年より
『ハリー・ポッター』シリーズに出演。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(’15)
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(’17)に
出演するなど
父同様ハリウッドからも愛されています。

いつも思うのですが、
俳優って本当にいろんな顔を持っていますね。
だって、このドナルドが
『ヒトラーへの285枚の葉書』の
お父さんと同じ役者とは思えませんものねえ。

さあ、英米二人の名俳優が登場する本作
いったいどんなお話なのでしょうか。
続きは次回まで乞うご期待でございますよ。




今日もポチッとお願いできれば嬉しゅうございます♪
↓↓↓↓↓

にほんブログ村
☆4月15日に更新しました。いつも応援して下さってありがとうございます☆

ロンドン、人生はじめます
監督/ジョエル・ホプキンス、脚本/ロバート・フェスティンガー、撮影/フェリックス・ヴィーデマン、
プロデューサー/ロバート・バーンスタイン、ダグラス・レイ
出演
ダイアン・キートン/エミリー、ブレンダン・グリーソン/ドナルド、レスリー・マンヴィル/フィオナ、ジェイソン・ワトキンス/ジェームス、ジェームス・ノートン/フィリップ、アリステア・ペトリー/スティーブ、
フィル・デイヴィス/ファイフ
4月21日(土)シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほかロードショー
2017年、イギリス、102分、英語、カラー、字幕/鈴木恵美、配給/シンカ、STAR CHANNEL MOVIES、http://www.synca.jp/london/

by Mtonosama | 2018-04-15 05:43 | 映画 | Comments(6)

ニューヨーク眺めのいい部屋売ります
-2-
5 flights up

f0165567_5433643.jpg

(C)2014 Life Itself, LLC ALL Rights Reserved


お話はぐーんと遡って40年以上前のニューヨークへ。

若くて才能に溢れた画家アレックスが新妻ルースを
抱き上げて向かうのはブルックリンを一望できるアパートメントの最上階。

眺望絶佳
屋上菜園あり
駅近
買い物至便


と住み心地最高のこの部屋の唯一の欠点はエレベーターがないこと。
70歳を超えた夫婦と10歳の愛犬ドロシーにとって
5階までの昇り降りはかなりきつい。
夫の今後を心配したルースはこの部屋を売って新居を探すことにしました。

長年住み慣れた家を売り、エレベーターのついた家を探すという
お話にあれこれ絡んで展開するストーリーは?

f0165567_5444679.jpg

ストーリー
ブルックリンの景色をわがものにできる眺望抜群のアパートメントの最上階。
屋上階までついていて季節の野菜も収穫できる。
アレックスとルースがこの最高の家に暮らし始めて40年が過ぎた。

文句のつけようのないこの家のただひとつの欠点
それはエレベーターのないことだった・・・

愛犬ドロシーとの散歩で始まるアレックスの一日。
住人に挨拶しながらゆっくり街を歩く。
コーヒーと新聞を買って家に向かう。

ただ最近では5階まで上がる階段がつらい。
10歳のドロシーはアレックス以上に昇り階段がきつい。
リードを引いてもなかなか足を進めようとしない。

やっとの思いで5階に辿りつくと姪のリリーが来ていた。
実は妻のルースが夫の足腰を心配し、
エレベーターのある家へ引っ越そうとアレックスを説き伏せ、
不動産エージェントのリリーを呼び寄せ、この家を売るための手配をしたのだ。
そして、明日は購入希望者たちの内覧会。

だが、アレックスは家を売る承諾をしたことを後悔しており、
内覧会は即刻中止したい心境だった。
ルースに再考を促し、言い争う二人。

その時、ルーシーが愛犬ドロシーの異変に気がついた。
ドロシーは立ち上がることができず、抱くと痛そうな声を上げる。
行きつけの5番街の動物病院へタクシーで向かう二人。

ところが道路は大渋滞。
焦る二人。
マンハッタンへ渡る橋の上をタンクローリーが塞いでいるという。

やっとの思いで到着した動物病院では手術が必要だと言い渡され・・・

翌朝、内覧会が始まった。
リリーが張りきってお客を案内する。
ルースは立ち会うが、アレックスはアトリエにこもる。
内覧会は一風変わった客たちが次々に詰めかける。
早々と買いたいという申し出もあり、
夫妻は売却先の検討に入る。
一方、獣医からもドロシーの手術は成功したという連絡も。

一安心した二人は自分たちの新居を探し始める。
ところがマンハッタンでのタンクローリー事故が
実はテロだったということがわかり、
不動産相場に影響必至とみたリリーは大興奮。

さあ、二人の住まいはどうなる……

f0165567_5453781.jpg

いやはや住まいをめぐるドタバタはNYも日本も同じことですね。
そして、つきるところはお金、というのも同じ。

アレックスがドロシーの病気で舞い上がるルースを尻目に
獣医に手術代金をしっかり訊ねるところは気に入りました。
アレックス、タダものじゃない、情に溺れてるだけじゃないものなあ。

ダイアン・キートンのあの早口とモーガン・フリーマンの冷静さが
良い味を出していました。

どんな土壇場でも、一歩ひいて「ちょっと待てよ」という姿勢が
選ぶべき道を指し示してくれるということを教わってしまいました。

ニューヨーカーたちの不動産選びの狂乱を見て、
自身の引越騒動を思い起こしたとのです。

煽られてはいかんのであります。
最近当試写室でも上映が多い高齢者が主人公の映画。
ほのぼのと心温まる作品です。





今日もポチッとお願いできればうれしいです♪
↓↓↓↓↓

にほんブログ村
☆2016年1月26日に更新しました。いつも応援してくださってありがとうございます☆

ニューヨーク眺めのいい部屋売ります
監督/リチャード・ロンクレイン、脚本/チャーリー・ピーターズ、原作/ジル・シメント、製作/ローリー・マクレアリー、撮影/ジョナサン・フリーマン
出演
モーガン・フリーマン/アレックス、ダイアン・キートン/ルース、リリー・ポートマン/シンシア・ニクソン、ミリアム・カーズウェル/キャリー・プレストン
2016年1月30日(土)シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー
2014年、アメリカ、カラー、1時間32分、日本語字幕/石田泰子、配給/スターサンズ

by Mtonosama | 2016-01-26 05:56 | 映画 | Comments(8)