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殿様の試写室

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タグ:フレデリック・ワイズマン監督 ( 5 ) タグの人気記事

ニューヨーク

公共図書館

エクス・リブリス


--


EX LIBLIS – The New York Public Library

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(C)2017 EX LIBRIS Films LLC - All RightsReserved



アメリカって嫌なところもたくさんあるけど

本作を観ると毛嫌いしていてはいけないな、

と思ってしまいます。


このようなパブリックな存在の

ハードはともかく

ソフトの充実に驚嘆します。


あまりに多岐にわたる活動に

スクリーンを見ながらとまどいましたが、

そこはそれ巨匠フレデリック・ワイズマン。


12週間に及んだ撮影から、

神業のような編集により、

図書館の現実を浮き彫りにし、

図書館を訪れる様々な民族を映し出し、

アメリカの現状をも明らかにしていきます。



ストーリー


☆午後の本

図書館の人気企画「午後の本」。

この日のゲストは世界的ベストセラー

「利己的な遺伝子」の著者で

イギリスの進化生物学者・動物行動学者の

リチャード・ドーキンス博士。

誰でも気軽に参加できるトーク企画だ。

博士はそこでアメリカ社会の

キリスト教原理主義者を批判している。


☆司書たちの対応

電話対応する司書たち。

問い合わせに応えるのは〈人力Google

とも呼ばれる名物サービス。


☆民間支援者に話しかける館長

ニューヨーク公共図書館(NYPL)は

財源の半分を民間から得ている。

館長は公民協働の重要性を語る。

民間の寄付が

世界中で図書館の資料が閲覧できる

未来をつくると訴える。


☆ジェローム・パーク分館

ボランティアにより

子どもたちの教育プログラムが行われている。


☆著者と語る~イスラム教と奴隷制

18世紀のセネガル川渓谷で起きた

革命について語る著者の

ルドルフ・ウェア。

1920世紀の研究者は

アフリカとイスラムを貶めるため

「イスラム教と奴隷制は関連がある」

と嘘をついたと語る。


☆舞台芸術図書館でのピアノコンサート

NYPLはリンカーンセンターの一部として

優れた芸術を紹介する使命を共有する

理念を持つと語られ、

ピアノコンサートが始まる。


☆ブロンクス分館の就職フェア

NYPLは就職支援プログラムも行う。

消防署、建設現場の女性、

国境監視員、公共図書館パソコン部門、

軍隊、医療センター・・・

様々なリクルートのための説明会が映される。


☆幹部たちの会議

書庫から教育施設へ、市の希望に沿って

市の予算の最大化を図ると言う館長。

持続可能性を考えるべきという主任司書。

民間の寄付こそ重要と主張する

対外関係担当役員。

侃々諤々だ。


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☆ピクチャーコレクション

ピクチャーコレクションは1915年に始まり、

100年にわたって収集され続けている。

ディエゴ・リベラも

ジョゼフ・コーネルも

アンディ・ウォーホルも

ここを利用してきた。


☆公共図書館ライブ

エルビス・コステロを迎えてのライブ。


☆中国系住民のためのパソコン講座

チャイナタウンに近い図書館では

中国系住民のためのサービスを

積極的に行っている。


☆点字・録音本図書館

点字の読み方、打ち方などを

ボランティアが指導。


☆障害者のための住宅手配サービス

視覚障害のある担当者が

住宅の確保が難しい障害者のために

設けられている制度を説明する。


☆ミッドマンハッタン分館

新プロジェクトのために選ばれた建築事務所。

図書館建設に実績のあるフランシ―ヌ所長は

「図書館は本の置き場ではない。

図書館とは人」

「 “未来に図書館は不要”と言われたが、

その人たちは図書館の進化に気づいていない」

と語る。


☆ブロンクス分館の演奏会


☆黒人文化研究図書館

“ブラックイマジネーション”展


☆舞台芸術図書館~マイルズ・ホッジズ

話し言葉で詩や物語を語るアーティスト

マイルズ・ホッジズによるパフォーマンス。

客席から赤ちゃんの泣き声が

聞こえる程自由だ。


☆読書会

地域住民が参加する読書会。

この日はガルシア=マルケスの

「コレラの時代の愛」


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どうです?


読書会や点字・録音本図書館は想定内ですが、

“トーク企画”や“著者と語る”など

まず日本の図書館では

経験できないのではないでしょうか。

いわんや

就職フェアや住宅手配サービス!


アンビリーバボー!です。


世界有数の蔵書を誇り、

総計6千万点のコレクションを所蔵。


こんなすごい図書館の利用が原則無料で、

ニューヨーク市に在住、勤務する人で

あれば誰でも会員になることができます。


監督自身、この図書館の活動が

これほど広範囲にわたるものとは

思ってもみなかったそうです。

彼が確信したのは

「図書館は民主主義の柱だ」ということ。


様々な人種が暮らすニューヨークだからこそ

生まれ、そして、

進化を続ける図書館なんですね。


あ、ちなみにサブタイトルの

エクス・リブリスとは

本の見返し部分に貼って、

その本の持ち主を明らかにするための小紙片。

蔵書票のことです。


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ニューヨーク公共図書館

監督・製作・編集・音響/フレデリック・ワイズマン、撮影/ジョン・デイヴィー、製作総指揮/カレン・コニーチェク、製作/ジポラフィルム

出演

☆図書館ライブ

モデレーター/ポール・ホルデングレイヴァー、ゲスト/エルヴィス・コステロ、パティ・スミス、エドムンド・デ・ワール、モデレーター/ハリール・ジブラーン・ムハンマド、ゲスト/タナハシ・コーツ

☆午後の本

モデレーター/ジェシカ・ストランド、ゲスト/リチャード・ドーキンス、ユーセフ・コマンヤーカ

☆パフォーミング・アーツ

モデレーター/イヴァン・レスリー、ゲスト/キャロリン・エンガー、マイルズ・ホッジズ、キャンディス・ブロッカー・ペン

☆ブロンクス図書館センター

コンサート:ダブル・アンタンドル

518日(土)より岩波ホールほか全国順次ロードショー

2016年、アメリカ、英語、205分、カラー、字幕翻訳/武田理子、字幕協力/日本図書館協会国際交流事業委員会、配給/ミモザフィルムズ、ムヴィオラ





by Mtonosama | 2019-05-22 05:06 | 映画 | Comments(10)

ニューヨーク

公共図書館

エクス・リブリス


-1-


EX LIBLIS – The New York Public Library


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(C)2017 EX LIBRIS Films LLC - All RightsReserved


図書館を描いたドキュメンタリー映画です。

へえ、図書館がドキュメンタリー映画に

なるのかなぁ、と思った自分。

なんと世間知らずであったことでしょう。


いや、図書館というのは

本を貸してくれるだけのところでは

なかったんだ、ということを

あらためて

この映画で知りました。


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監督はドキュメンタリーの神様

フレデリック・ワイズマン。


2016年にはアカデミー名誉賞を受賞した

御年89歳の巨匠です。

1967年の第一作以来、

現在に至るまで1年から1年半に

1本のペースで新作を発表。

2018年のヴェネチア国際映画祭に

42作にあたる本作を発表したばかり。

生ける伝説とまでいわれるお方。


その42作目となった

『ニューヨーク公共図書館』。


この図書館は

世界中の図書館員の憧れの的です。



ニューヨーク公共図書館は

観光スポットでもあるのですが、

図書館員でもなく、

ニューヨークは映画でしか知らない身。


図書館に行き始めると

しつこく通うのですが、

突然パタッと行かなくなる時期が来て

いまは行かない時期にあたる管理人。


果たして3時間25分のこの映画を最後まで

観ることができるのでありましょうか。


しかし、

そんな心配は杞憂でありました。


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世界最大級の知の殿堂と言われる

ニューヨーク公共図書館。


観光スポットでもある本館は

荘厳な柱がそそり立ち、

“アカデミズムはここにあり”

という威風堂々たる建築であります。


が、しかし、

いくら荘厳であろうとも

本館一つで3時間25分もの長尺ものが

成り立つことはありません。


公共図書館と呼ばれるからには

ニューヨーカーの生活に

密着していなければなりません。


そうなんです。

ニューヨーク公共図書館は本館を含む

92の図書館から成り立つ

知と学びの殿堂なのです。


アップタウンからダウンタウンまで

多くのニューヨーカーに

利用され、親しまれ、愛されているのです。


うちの町の図書館といったら本の貸出とか

子どもたちへのお話の読み聞かせとか

せいぜいその位しか

思いつかないんですけどね。


ところが、

この92の図書館の活動は

「え、これが図書館の仕事?」と

思わず訊き返したくなる位、

多岐に渡っています。


例えば、デジタル社会から

市民たちが取り残されないようにする

ネット環境の整備、

就職活動のサポート、

シニアのダンス教室から

子どもたちの教育まで――


あ、そうそう、作家さんがやってきて

朗読やシンポジウムなども行われていました。


地域によって市民の望むものも

違うでしょうからね。

きめの細かいサービスです。


カメラは更に観光客の立ち入ることのできない

舞台裏にも入り込んでいきます。


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そこで何度も目にするのは幹部たちの会議。

公民協働のニューヨーク公共図書館が

いかに予算を確保していくか。

デジタル革命にどう適応していくか。

ベストセラーを採るのか、

残していくべき本を採るのか。

紙の本か、電子本か。

図書館内のホームレスに対応するには…


幹部たちの意見のやり取りには

図書館員ならずとも興味を惹かれます。


さあ、一体どんな映画なのでしょう。

続きは次回まで乞うご期待でございます。



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ニューヨーク公共図書館

監督・製作・編集・音響/フレデリック・ワイズマン、撮影/ジョン・デイヴィー、製作総指揮/カレン・コニーチェク、製作/ジポラフィルム

出演

☆図書館ライブ

モデレーター/ポール・ホルデングレイヴァー、ゲスト/エルヴィス・コステロ、パティ・スミス、エドムンド・デ・ワール、モデレーター/ハリール・ジブラーン・ムハンマド、ゲスト/タナハシ・コーツ

☆午後の本

モデレーター/ジェシカ・ストランド、ゲスト/リチャード・ドーキンス、ユーセフ・コマンヤーカ

☆パフォーミング・アーツ

モデレーター/イヴァン・レスリー、ゲスト/キャロリン・エンガー、マイルズ・ホッジズ、キャンディス・ブロッカー・ペン

☆ブロンクス図書館センター

コンサート:ダブル・アンタンドル

518日(土)より岩波ホールほか全国順次ロードショー

2016年、アメリカ、英語、205分、カラー、字幕翻訳/武田理子、字幕協力/日本図書館協会国際交流事業委員会、配給/ミモザフィルムズ、ムヴィオラ



by Mtonosama | 2019-05-19 06:22 | 映画 | Comments(12)

ニューヨーク、

ジャクソンハイツへ

ようこそ

--


IN JACKSON HEIGHTS


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(C)2015 Moulins Films LLC All RightsReserved



1930年生まれのフレデリック・ワイズマン監督は

今年88歳。米寿ですね。


ユダヤ系移民である弁護士の父と

社会活動家である母の間に

ボストンで生まれたワイズマン監督。


父は、ヨーロッパからの移民、特に

人種差別や戦争から逃れて

アメリカに亡命してきたユダヤ人の亡命に

尽力していました。


彼の生まれた30年代のボストンでは

ユダヤ人の多くが、

ゲットーで暮らし、

ニューイングランド支配層からは

二等市民扱いを受けていました。

ワイズマン家では人種間の対立や嫌悪感が

しばしば話題に上っていたそうです。


子どもの頃からそんな環境に育ち、

人間やその行動、

その結果から生まれる施設や地域に

魅かれてきた監督にとって

ドキュメンタリー映画を撮ることは

まさに天職だったことでしょう。


今回、彼が選んだのは

NYクイーンズ区の一部ジャクソンハイツ。


中南米各国やパキスタン、バングラデシュ、

タイ、インド、ネパール、チベットの

人々から成るコミュニティがあり、

彼らは初期の移民の子孫である

イタリア人、ユダヤ人、アイルランド人と

暮らしています。

つまり、この地域は人種のるつぼなんですね。


映画は、ジャクソンハイツの通りの出来事や

衣料品店やコインランドリー、パン屋さん、

レストラン、スーパーマーケット、

モスクや寺院や教会等を映し出しています。




通りでは、虹色の旗を掲げて

ゲイのパレードが繰り広げられています。


「フォレストヒルズ、キューガーデンズ等には

今、大勢のゲイが住んでいるが、

様々なことが始まったのは

ここジャクソンハイツだった」


また、狭い敷地で昔ながらの商売を営む小さなお店。

それが再開発で家賃が上がり、

GAPなど大規模店舗が進出すれば

どうやったって太刀打ちできません。


「こうして少しずつジャクソンハイツの

古い住民が追い出される。

僕らが作ったジャクソンハイツを

彼らが壊し、よそ者を住まわせる」


そんな悩める商店主の訴えに耳を傾ける

ボランティアたちは言う。

「この辺の小さな商店主全員で団結して

反対を唱え、状況を変えられるよう

協力したいんだ」


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「メイク・ザ・ロード・ニューヨーク」では

各国からやってきた移民たちが

タクシー運転手になるための講習を

受けています。


ここは永住権のあるなしにかかわらず

あらゆる移民、人種、

あらゆるジェンダーの人々に

安心とサポート、連携を提供するNPOです。


「メイク・ザ・ロード・ニューヨーク」は

虐待や差別にあった人の経験と声を集め、

個別の問題を解決するだけではなく

社会システムの変革につながるための

活動を行っています。


疑似質問でボランティアは問いかけます。

「もしあなたが、

試験官になぜアメリカ人になりたいかと

訊かれたら、なんて答える?」


あるいは講習会でこう説明します。

IDがいかに大事か忘れないで。

生活改善の助けになる。

なければ貧困から抜け出せない。

貧困は奴隷と同じ。

だけど、宿命じゃない。

努力すれば変えられる」


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今さら言うまでもなく

アメリカ合衆国は移民によって

形成された国家だったのですよね。


移民や高齢者、弱者に寄り添う

市民ボランティアの姿に心打たれます。


アメリカっていろんな問題もあるけれど

良いところもたくさんあります。


189分という長い映画ですが、

NYに行くほどの時間ではありません。

先ずは映画館でお楽しみください。



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ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ

監督・録音・編集・製作/フレデリック・ワイズマン、撮影/ジョン・デイヴィー、サウンドミックス/エマニュエル・クロゼ、カラーグレーディング/ジル・グラニエ、編集助手/ナタリー・ヴィニェー、音響編集助手/クリスティーナ・ハント、製作総指揮/カレン・コニーチェク、製作/ムーラン・フィルムズLLC、製作出資/フォード・ファウンデーション、PBSITVS、サンダンス・インスティチュート・ドキュメンタリー・フィルム・プログラム、パーシング・スクエア・ファウンデーション

10月20日(土)シアター・イメージフォーラムにてロードショー

2015年、アメリカ・フランス合作、189分、カラー、字幕翻訳/齋藤敦子、配給/チャイルド・フィルム、ムヴィオラ




by Mtonosama | 2018-10-12 06:16 | 映画 | Comments(6)

ニューヨーク、

ジャクソンハイツへ

ようこそ

--


IN JACKSON HEIGHTS


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(C)2015 Moulins Films LLC All RightsReserved



「ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ!」

と言っていただいても、ニューヨークへは

行ったことのない管理人です。


アメリカとはとんとご縁がなく

いつも映画で観るばかりでございます。

セントラルパークの紅葉も

高速道路の下のバスケットゴールも

全部映画でしか観たことがありません。


NYの風景で印象的なのは

『ウェストサイド物語』のトニーとマリアが

行き来したアパート裏の鉄階段です。


そうそう、

ウェストサイド物語といえば

スピルバーグ監督がリメークするんですって?!

う~ん、

チャキリスやリタ・モレノ世代としては

ちょっとなぁ・・・


あ、横道に逸れました。

本作はドキュメンタリー映画の巨匠

フレデリック・ワイズマン監督

40作目となるドキュメンタリー映画です。


当試写室でも

彼の『パリ・オペラ座のすべて』

https://mtonosama.exblog.jp/11865047/

『クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち』

https://mtonosama.exblog.jp/17678146/

https://mtonosama.exblog.jp/17688737/

を上映しておりますので

よろしければ、ご観覧ください。



フレデリック・ワイズマン監督は

1967年のデビュー作

『チチカット・フォーリーズ』以来、

50年以上にわたるキャリアを持つ

アメリカを代表する

ドキュメンタリー作家です。


これまで、その劇場公開作は

『パリ・オペラ座のすべて』

『クレイジーホース・パリ』

『ナショナル・ギャラリー英国の至宝』

など舞台やアートに関する作品のみで

本作のようなニューヨークを舞台に

アメリカ社会をとらえたドキュメンタリーが

劇場公開されるのは初めてのことです。


上映の前にジャクソンハイツとは

どんなところか、ちょっと予習しますね。


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ジャクソンハイツ

ニューヨーク市クイーンズ区の北西に位置し、

人口は13万2千人。

100年程前、マンハッタンへ通勤する

中産階級向けに宅地開発されたが、

60年代後半から

各国の移民が住むようになった。


現在は住民の約半数が海外で生まれ

アメリカにやってきた移民で

ニューヨークで最も多様性に富んだ街。


通りを歩けば

英語以外の言語がたくさん聞こえる。

167もの言語が話され、マイノリティが集まる街。


しかし、近年ブルックリン、マンハッタンの

地価高騰により、

中心部まで地下鉄で30分という便利さから

人気を呼び、再開発が進んでいる。


ヒスパニック系が57%を占めるというこの街。

南米、中南米からの移民が

たくさん住んでいますし、

ゲイ・コミュニティもある

バラエティ溢れる街です。


T大統領は中南米移民に冷たく当たりますし、

古くからこの地で商売をしている人たちは

再開発の波に翻弄されてはいますけれど――



さあ、そんな街にワイズマンが目を向ければ

いかなるドラマをとらえてくれるのでしょう。

続きは次回まで乞うご期待でございますよ。



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ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ

監督・録音・編集・製作/フレデリック・ワイズマン、撮影/ジョン・デイヴィー、サウンドミックス/エマニュエル・クロゼ、カラーグレーディング/ジル・グラニエ、編集助手/ナタリー・ヴィニェー、音響編集助手/クリスティーナ・ハント、製作総指揮/カレン・コニーチェク、製作/ムーラン・フィルムズLLC、製作出資/フォード・ファウンデーション、PBSITVS、サンダンス・インスティチュート・ドキュメンタリー・フィルム・プログラム、パーシング・スクエア・ファウンデーション

10月20日(土)シアター・イメージ・フォーラムにてロードショー

2015年、アメリカ・フランス合作、189分、カラー、字幕翻訳/齋藤敦子、配給/チャイルド・フィルム、ムヴィオラ




by Mtonosama | 2018-10-09 05:43 | 映画 | Comments(9)
クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち -1-

CRAZY HORSE

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(C) 2011 - IDEALE AUDIENCE - ZIPPORAH FILMS, INC.TOUS DROITS RESERVES - ALL RIGHTS RESERVED

おそらく「殿様の試写室」初のR-15指定の映画です。
いわゆる15歳未満の入場(鑑賞)禁止という映画です。

ま、とんでもないわっ!

と、お思いの皆さまもせっかくここまでお越しくださったのですから、
もうしばらくおつきあいください。
観光ツアーではなかなか足を運べないパリの夜の顔、クレイジーホースを覗いてみましょうよ。

あ、踊り子さんにお手を触れないでください。
って―――
そういう映画じゃないですから。


クレイジーホース
パリの3大ナイトショーのひとつ。高級感が漂うジョルジュ・サンク通りにあるパリで最も前衛的なキャバレー、クレイジーホース。音と光に彩られた洗練されたクレイジーホースのショーは、まさに「ヌードの芸術」。モード関係者、アート関係者、洗練されたステージパフォーマンスに目がない女性にも好評。
日本ではあまり馴染みのないキャバレーショーだが、世界各国、選りすぐりのダンサーが出演し、奇抜な衣装や舞台装置、エキサイティングな各種ダンスや歌などで男女を問わず観客を魅了。宝塚やミュージカルやバレエが好きな方などにも、本格的に楽しめるエンターテイメントの一つ。ムーランルージュ、リドを観たら次はクレイジーホースという人も多い。

ドレス・コード
基本的には狭い会場に人がひしめきあっており、カジュアルからドレスアップした人まで様々です。男性の方は正装、もしくは、ジャケットかネクタイを着用、 ジーンズとスニーカーはNGです。女性は、ロングである必要はありませんが、膝丈程度の長さのドレスを着用(少し高級なレストランで食事をする時のような恰好でOKです)。
今までの経験から、服装でサービサーの態度は変わります。ワンピース、ヒール、アクセサリー、出来るだけ素敵な格好でお出かけしましょう。
http://paris-travel.amary-amary.com/c_theater/crazyhorse.php

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なんかワクワクしますね。
本物の大人の社交場っていう感じ。R-15指定なのも無理はありません。
15歳未満のボクやワタシたち。こういう贅沢な世界に足を踏み入れるのは大人になるまで待ってくださいね。



さて、クレイジーホースは要するにキャバレーですが、
現代の日本のそれを思い浮かべると大間違い。

フランスのキャバレーは19世紀の末からパリで発達し、
社会風刺を含む歌や寸劇、ダンスを見せて当時の紳士淑女を楽しませた酒場のことをいいます。
第1次世界大戦と第2次世界大戦の狭間で花開き、
バレエの他に「芸術的なダンス」のなかったフランスにとって
キャバレーは新しいダンスというアート発表の場でした。

「ムーランルージュ」「リド」「クレイジーホース」。
パリの3大キャバレーです。

そのクレイジーホースを題材にドキュメンタリーを撮ったのが、
「ダンスといえばこの人」ともいうべきフレデリック・ワイズマン監督。
「BALLETアメリカン・バレエ・シアターの世界」
当試写室でも上映した「パリ・オペラ座のすべて」http://mtonosama.exblog.jp/11865047/
など、ダンスとダンサー、そして、彼らを支える裏方の人たちを撮らせたら
この方をおいてはいないかもしれません。

元々は弁護士で、大学でも教えていたことのあるワイズマン監督。

ダンスはダンスでも、今回はヌードダンサーたちに密着したドキュメンタリー作品を撮りました。
さあ、一体どんな映画なのでしょう。
乞うご期待でございます。



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クレイジー・パリ 夜の宝石たち
監督・音響・編集/フレデリック・ワイズマン、撮影/ジョン・デイヴィ、製作/ピエール・オリヴィエ・バルデ
出演
フィリップ・ドゥクフレ、クレイジーホースダンサーほか
6月30日(土)Bunkamuraル・シネマほかにて全国順次ロードショー
2011年、フランス・アメリカ、134分、日本語字幕/古田由紀子、配給/ショーゲート、後援/フランス大使館、フランス観光開発機構、ユニフランス・フィルムズR-15、http://crazyhorse-movie.jp/

by Mtonosama | 2012-06-21 05:54 | 映画 | Comments(8)