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タグ:プリンセス・カイウラニ ( 2 ) タグの人気記事

プリンセス・カイウラニ -2-
Princess Kaiulani

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(C)2010 Oahu Productions LLC.All rights reserved

「プリンセス・カイウラニ」の主役はハワイの美しい海とカイウラニ王女です。
また彼女が留学した英国ノース・ノーフォークにあるホーカム・ホールとその周囲をとりまく風景にも注目です。
あ、ハワイ王国の政治が行われたホノルル・イオラニ宮殿に初めてカメラが入ったことも
忘れてはいけません。

そして、ヒロインであるカイウラニ王女を演じたのは「ニューワールド」(‘06公開)で
ポカホンタスを演じて話題となったクオリアンカ・キルヒャー。
彼女のエキゾチックな美貌もさることながら、その人権活動家としての行動も
カイウラニ王女の勇敢な活動と重なるものがあります。

2歳から9歳までハワイ島で暮らし、ハワイ文化がその身にしみこんでいる彼女ですが、
16歳のときにワシントンD.C.で先住民族の権利を訴える国連宣言についてスピーチをしたこともあります。

今回の出演についても
「カイウラニ王女の生涯と彼女が国民のために訴えた嘆願は
3億6千万人以上の先住民の権利と独自の文化を守るという国連の宣言とも関連します」

と述べています。


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ストーリー
1889年。イオラニ宮殿に初めて電気が灯る。
点燈の式典でカイウラニ王女がスイッチを押したその時、反王制派が反乱を起こした。
騒乱の中、からくもハワイを脱出した王女は父アーチボルトと共に英国へ向かう。
彼女を迎え入れたのは父の旧友テオ・ディヴィーズとその家族。
息子クライヴは王女に邪険な振る舞いをみせるが、妹アリスは彼女を優しく受け入れた。

アリスと一緒に寄宿学校で学び始めた王女。
彼女を待ち受けていたのはいわれのない人種差別だった。
故郷からの手紙を教師によって破り捨てられたり、「醜い先住民!」と罵られたり。
英国での辛い生活の中で慰めとなったのはディヴィース兄妹の存在だった。
王女はいつの間にか、アリスの兄クライヴと愛し合うようになっていた。

そんなある日、悲報が入る。
サンフランシスコで療養していたカラカウア王が亡くなったというのだ。
ハワイでは叔母リディアがリリウオカラニ女王に即位。
そして、カイウラニ王女は女王によって王位継承権第1位に指名されたのである。

だが、ハワイではリリウオカラニ女王への軍事行動が画策されていた。
王国にとってきわめて不利な新憲法の押し付けを女王は断固として拒絶していたからだ。

そんな状況を知る由もない王女はクライヴのプロポーズを受け入れた。
それを知ったクライヴの父テオは「ハワイ王国崩壊」の電報を王女には見せないことにする。
何も知らない王女のもとを訪れた父アーチボルト。電報のことを知った彼女はクライヴに別れを告げ、故国ハワイへ向かう。

王政崩壊とアメリカ軍による国民虐殺の事実を知らされたカイウラニ王女は、
アメリカ大統領クリーブランドにハワイ暫定政権不支持を要請するためワシントンへ……



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愛を諦め、故国のために闘うことを選ぶカイウラニ王女の毅然とした態度に心打たれました。

最近、闘う女性の映画が目につきます。
先日試写を見た「The Lady アウンサンスーチー 引き裂かれた愛」もそうですし、
とのは未見ですが、「スノーホワイト」も闘う白雪姫なんですよね。

大きな声を出したり、武器を持って殺戮行為に走るのではなく、
知性と品格と勇気を持って凛として困難な事態に立ち向かう女性の姿には心底感銘します。
自分にできるできないは別問題として、見習いたいと思います。
こんな気持ちを与えてくれるのも映画の役割ですよね。

ああ、凛々しい女になりたいです。





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☆7月12日に更新しました。いつも応援ありがとうございます☆

プリンセス・カイウラニ
監督・製作・脚本/マーク・フォービー、製作/ナイジェル・トーマス、ローリー・アぺリアン、リック・ガリンデス、ロイ・ティジョー、撮影/ガブリエル・ベルスタイン、音楽/スティーヴン・ウォーペック
出演
クオリアンカ・キルヒャー/カイウラニ王女、バリー・ペッパー/ローリン・サーストン、ウィル・パットン/サンフォード・B・ドール、ショーン・エヴァンス/クライヴ・デイヴィーズ、ジミー・ユィール/アーチボルト・クレグホーン、ジュリアン・グローヴァー/デオ・デイヴィーズ、タムシン・マーチャント/アリス・デイヴィーズ、レオ・アンダーソン・アカナ/リリウオカラニ王女、オーシャン・カオウィリ/カラカウア王
7月7日(土)新宿武蔵野館他にて全国順次ロードショー
2010年、98分、日本語字幕/松岡葉子、後援/ハワイ州観光局、配給/アニープラネット
http://www.princess-eiga.com/

by Mtonosama | 2012-07-12 08:01 | 映画 | Comments(8)
プリンセス・カイウラニ -1-
Princess Kaiulani

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(C)2010 Oahu Productions LLC.All rights reserved

「プリンセス・カイウラニ」はハワイを舞台にした映画です。
それも知られざる史実を描いた作品――

なんだかんだいいながらハワイものを上映することが多い当試写室でございます。
今年5月に上映したばかりの「ファミリー・ツリー」
http://mtonosama.exblog.jp/17519042/ http://mtonosama.exblog.jp/17531572/ 
から僅か2ヶ月しか経っていません。


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今回はハワイ王国最後の王女さまであるプリンセス・カイウラニが主人公の映画です。
前回の「ファミリー・ツリー」とはかなり違った作品ですので、
歴史もの、女性ものがお好きな向きにはまたまたお楽しみいただけることと存じます。



しかし、ハワイを訪れても、美しい風景と過ごしやすい気候にばかり気をとられ、
その歴史を意識することがありません。
こんなことじゃいけない、とハワイの人々の間にもハワイの歴史や伝統を大切にする動きも出ています。
昨年7月当試写室で上映した「ワンヴォイス」も
http://mtonosama.exblog.jp/16256283/ http://mtonosama.exblog.jp/16242302/
ネイティヴハワイアンの高校生たちが歌を通してハワイ語を覚え、
島の歴史や伝統を学びながら自分達のアイデンティティを意識し始めるまでを描いた作品でした。

「プリンセス・カイウラニ」は、この美しいハワイがアメリカ50州目に加えられる前、
ハワイ王国によって治められていた頃のお話です。

ハワイがアメリカ合衆国最後の州に加盟するまでの歴史をウィキってみましたら、
いや、もう大変な歴史があったんですね。


1898年米西戦争の折、ハワイの重要性を認識したアメリカは、3年前に滅亡したハワイ王国を併合し、ハワイ準州としました。当時の大統領は前任者クリーブランド大統領とは対照的に帝国主義政策を進めたマッキンリー。これ以後、ハワイはアメリカの太平洋支配の拠点となり、パールハーバーに大海軍基地が建設され、それは現在もアメリカ海軍太平洋艦隊の基地として重要な地位を占めています。

と、これが簡単過ぎるハワイ州成立時とそれ以後の話。

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映画はハワイ王国最後の王女さまプリンセス・カイウラニを主人公にした物語です。
太平洋上に全長2400kmにわたり8つの島と100以上の小島から成るハワイ諸島によって構成されたハワイ。
その地勢と利権に目をつけたアメリカ人の策略でカイウラニ王女は故郷を追われました。
愛するハワイと国民の権利を求め、23歳で若すぎる死を迎えるまで闘い続けた王女。
彼女の生きた時代はまさにアメリカによってハワイ王国の命運がつきる頃と重なります。
知らなかったハワイ史とハワイ文化。そして、王女の秘められた悲恋。

優雅で誇り高く、国と国民を愛し抜いた王女は毅然としていて、あのアウンサンスーチー女史を連想させます。
(あ、アウンサンスーチーさんが主人公の「ザ・レディ」も近日公開です)

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夭折する美しいプリンセス――
もうそれだけで絶対に観たくなってしまう本作を監督したのは、
これがデビュー作となるマーク・フォービー。

ハワイに生まれ育った妻のレイラニと共にイオラニ宮殿を観光中、目に焼きついたのがカイウラニ王女の写真。
彼女の写真を見て、本作の企画を思いついたということです。
当時のハワイ王族の手紙を閲覧するなど、リサーチと歴史研究を重ね、2年を費やした後に
脚本を完成させました。

さあ、一体どんなお話でしょうか。
乞うご期待でございますよ。



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☆7月9日に更新しました。いつも応援ありがとうございます☆

プリンセス・カイウラニ
監督・製作・脚本/マーク・フォービー、製作/ナイジェル・トーマス、ローリー・アぺリアン、リック・ガリンデス、ロイ・ティジョー、撮影/ガブリエル・ベルスタイン、音楽/スティーヴン・ウォーペック
出演
クオリアンカ・キルヒャー/カイウラニ王女、バリー・ペッパー/ローリン・サーストン、ウィル・パットン/サンフォード・B・ドール、ショーン・エヴァンス/クライヴ・デイヴィーズ、ジミー・ユィール/アーチボルト・クレグホーン、ジュリアン・グローヴァー/デオ・デイヴィーズ、タムシン・マーチャント/アリス・デイヴィーズ、レオ・アンダーソン・アカナ/リリウオカラニ王女、オーシャン・カオウィリ/カラカウア王
7月7日(土)新宿武蔵野館他にて全国順次ロードショー
2010年、98分、日本語字幕/松岡葉子、後援/ハワイ州観光局、配給/アニープラネット
http://www.princess-eiga.com/

by Mtonosama | 2012-07-09 06:48 | 映画 | Comments(5)